寒い地方ではもうすぐ新学期が始まるらしい。
他のところでは後半月で。
2学期制のところは新学期とは言わないが。

しかしまあ、日本の2学期制の中途半端なこと。
なんでこんな無駄なことするかな???と私は感じている。

いっそ9月始まりにしたらいいのに、と思う。
まずは大学から。

で、夏休みは充分子ども時代を経験できるようなバックアップをしたい。

多くの子どもたちとその成れの果て?を見てきていて、人が成長するのにはやはりちゃんとしたその時期時期に応じた時間を過ごすことが欠かせないということを確信してきている。

今の日本は特に異常だと言わざるを得ない。
ブロイラーを育てているのではない。
「人間」を育てているのだ!

子どもが胎内にいる時は人類の歴史そのままに成長して生まれてくるのだということがよく言われる。
それがどこかで変わってしまえば…。

子ども時代もその延長ではないか。
人として学ぶべきものは何か?
機械ができることは機械にさせればいい。

自己否定感を育て、
人間不信を植え付け、
善悪の判断をすることを習慣づけず、
人間関係の構築法を練習させず、
差別お教え、
区別を教えず、
いったい何をしようというのか?

以前、口先だけの構造改革を謳った人がいた。
実際はどうだったか?
名前を変えて内実は変わらず、
力を持ったものだけが自由に生き、
弱者とされたものは奴隷となっただけではないのか。

嘘が見抜ける思考力を養わない教育は教育ではない。
飼育であろう。

子育てとは子どもを奴隷化することではない。
子どもを奴隷化した親が評価されてはいないか?
そんなことが続くはずはないのだ。
暴力でしか自分を表せないようになるまで押さえつけ、
子どもの人間性を私たちは壊していないか。

親だけではない、子どもの現場にいる人たちはわが身を振り返ることを常にしなければならないと私は感じている。

親、先生、と名前がつけばえらくなるわけではない。
えらくなるように努力を求められているだけであると私は思う。

正直つらい・・・。
そのつらさに耐えられる自分を創ること。
これが大人の条件ではないか。
と、自分に言い聞かせている私。
いまだ実現せず・・・。(恥)

明日は8月15日。

過ちは繰り返しません!

と、改めてここに宣言しその努力を続けることを誓います。