不登校微減の陰で

微減。

しかしその陰でどれだけ子どもたちの苦しみが増えているかを知ってほしいと思います。(涙)

たとえばここをみてくださるといいかも。

http://members.jcom.home.ne.jp/i-network/index.htm

子どもが不登校になるのは、本当によっぽどのことなのです。
甘えやわがままでは決してありません。

学校が悪い、親が悪い、本人に問題が、というような単純なことでもありません。

一番多いのは間違いなく、いじめがきっかけとなって、だと思いますが、いじめがなくなれば帰れる、というような事でも全くありません。

不登校が親のせいではなくても、不登校になった後は、親の対応が非常に重要です。

ある場合には親が楯となってやらなければ子どもの命が守れない場合さえあります。

残念ながら楯どころか槍になって、学校と一緒になって子どもを傷つけてしまうことになる親もいます。

学校も、教師も、親も、決して悪意ではないのですが、
「善意であってもしてはいけない対応がある」ということを知っていただきたいと切に願います。

上からの指示も二転三転するのでみなさん大変ですが、大切なのはそれぞれの子ども。

対応法は子どもとその周辺を見て統一性のある、柔軟な対応をお願いしたいと思います。

私は毎年、8月の最終日は徹夜です。
どうしてそうなるかおわかりになるでしょうか?

学校に行けない自分。
学校という「建物」に行きなさい!
という、周囲の期待、要求にこたえられない自分に苦しみ、
命の価値を見失う子が多くいるという実態にぜひ気がついていただきたいと思います。

そんな悲劇を生まないために、
大人自身が「何が一番大切か」を見失わないでいなければならないと私は思います。

子どもたちの笑顔を失わないために私たちができることを一つづつ実行していっていただきたい。

その一つをもう一度確認したいと思います。

「あなたが一番大切!」という一言とハグを周囲の子どもたちに届けてくださいますように!