人が生きてゆくのに必要なものの一つだと思う。
私の場合、小学校の時に石川先生という方がいた。
身ごなしが素敵で、背筋をきちんと伸ばして、
しつけは厳しいけれど、優雅で。
言葉づかい、作法、あこがれだった。

あんな女性になりたいと思った。
なれてないけど。(恥)

その後も少数の反面教師を含めいろいろな手本が私の身近にいたし、今もおられる。

幸せなことだと思う。

翻って、自分はそんな存在にはなれていないし、
今の子どもたちににいるか?と言えば、そうはいないのではないかという気がする。

それは単に資質とか言うことでなく、
時代の急激な変化が関係していると思う。

しかしそうであっても、大人は、子どもが自分を見ているのだということを自覚して、自分の行動をただしてゆく必要があるのではないかと思う。
やせがまんも大切だと。

子どもの問題行動のすべては大人のコピーであると私は思う。

自分の利益しか考えず、自分の楽しみだけを追い、責任もとらず、ものも考えず、人に配慮することもしない「大人」を見て育つことのないように願う。

もちろんこれは自戒である。
安きに流れそうな自分に対しての。