いまどきの子どもは甘やかされている、恵まれていると思いこんでいる方が多くいる。
そういう方に私は「今子どもたちはどこでキャッチボールをすればいいのでしょう?」とお尋ねする。
親に時間や資金がある子はまだいい。
そうではない子はどうか?
ご存知ですか?
学校の校庭でさえ、いまや子どもたちで野球はできない。
公園、河川敷、道路は勿論。
草野球などというものはすでに子どもの手にはなく、大人の趣味である。
こういう状況に危機感を感じた方々の手で、
安全なようにこのようなボールも作られている。
ゆうボール
http://www.naigai-rubber.co.jp/prdct/ball/catch.html
地域でも危機感を持って、子どもたちが昔のように自由に遊べる空間を確保したいものだと思う。
私たちは、子ども時代を子どもから奪っていることを自覚したい。
子ども時代をちゃんと子どもとして生きられないで、ちゃんとした大人になることはないと私は断言したい。
なぜ断言できるか?
こども時代を奪われた人間が昭和30年代、青少年犯罪の最悪期を作り、今また、青少年犯罪なんか目ではないほどの熟年犯罪層を生みだしているのが明白だからである。