ドクターショッピング

ボーダーの人のドクターショッピングはよく知られていることですが、
それが精神科だけではなく、歯医者から婦人科から普通の内科からとなると、その費用だけでも多額になりますし、いざ本当に内科的治療が必要になった時「うちで出来ることはありません」と門前払いをうけるようになってはどうしようもありません。
救急車の利用も当然…そう甘くはない。

どうしようもなくなると住所を変えてということにまでなります。
それをまた延々と繰り返す。

自分的には全く障害の認識がないですからどうしようもありません。

物理的に金銭的限界もあるので、それを自覚させやっと落ち着かせることができるかと思えば、何も知らない人が「善意」でお金を出すという。常識では考えられない人同士が結合すると手の打ちようがない。

遠く(車で40分)に引っ越したからと言って縁が切れるわけではなく、同じように要求は続くし、ドクターショッピングも復活。
本人の回復が遅れるだけでなく、周囲の被害者が増えるだけ。

さっそく騒音(今のところ以前からすると少しはましのようですが)夜中の洗濯(洗濯するだけましといえましなのだが)など。

お金は出しても遠方ということもあり、すべてはこちらが。
ほんと、困ったものです。

食事をしていなくてもわからない。
部屋を見られるわけもなく。
部屋が1月でどんなになるか、まず明白ではあるのですが、防ぐことができるわけでもなく。

何かが起こるまで周囲に働き掛けができるわけでもなく…。

さて…。
専門機関が必要であると繰り返すだけしか…。

しかしまあ、精神科医にもいろいろいらっしゃる…。

先日も他のこの障害であることがほぼ間違いのない方が、ご自分で言っておられましたが、医者、公的相談機関、民間(うちのような)を何十か所、何十人も渡り歩いておられて「誰も私をわかってくれない」「嫌われているから」「これだけ苦しいのに」「大変なのに」と言っておられました。

ご本人だけが苦しいんじゃないんですけどね…。
それがまったく理解できないのがボーダー。
すさまじい一方通行。
素晴らしいエネルギーを持っているのでそれがいいほうに向けばねぇ…。