多いか少ないか

いじめが減ってきていると言う。
果たしてそうか?

私的見解をいえば、ゆでガエル状態になっているだけであると思う。

怖いことだと思う。

何かといえば「それは理想だから」という人が多くなってきているように思う。

はっきり言う!
理想のない社会は腐るばかりである。

理想を掲げそれに向かって努力する姿勢こそが人の本来持っている資質であると私は思っている。

それができないとなれば人は壊れてしまうのだと思う。

ひきこもりの人といて感じることがある。
「ああこの人は自分の理想を奪われてきたんだなあ」と。

理想を持ち続けるには力がいる。
その力の源の一つは「仲間」ではないか?

仲間とは「つながり」である。

その人をとりまく環境を、つながりのあるものにいかに調整するかが私たちの仕事の多くの部分ではないかと私は思っている。

いじめの解決法も同じであると私は思う。
孤立させないこと。

アグネス・チャン著
「いじめない いじめられない いじめさせない」

少なくなったと安心せず、大人がしなければならないことを確実に行動してゆく努力を求めたい。