たとえば抱きしめて欲しいのなら、相手を殴ってはいけません。
相手にして欲しいからといって、相手に迷惑をかけてはいけません。
など、いけませんといっても理解しないと思った方がいいですね。
ではどうしたらいいのかを考えだせないと思った方がいいです。
ああしろこうしろと言っても聞かないですしね。
一つ一つ、間違った行動をしたときに、そのデメリットを見せてゆく。
ほら、こうなってしまったじゃん!と。
自分に不利益があればやめますがそれでは終わらない。
ではどうすればいいか。
こんなやり方をと示す。
その時は反発したりしても、時間が経過するとわかってくるということがあります。
短い時間スタンスで考えると自分が持ちません。(苦笑)
たとえば「すいませんが」とつけることをすすめる。
後に暴言は続けられません。
相手が言うことを聞いてくれる。
今度からはその方法です。
もちろん受ける方がちゃんと意識を持って対応することが必要です。
間違っている時は反応しない。怒ることも間違いです。
相手は方法が間違っているにしても求めているわけですから。
正しい方法ならちゃんと受ける。
つらい気持ちを否定しない。事実ですから。
ではそれをどう解消したらいいかを一緒に考える姿勢大切だと思います。
多くの場合「そんなこと」と思うことであってもですね。
普通考えたら、なんて常識は、持ってこないことが大切だと思います。
あくまでこれは第三者が入ってできることだと思います。
関係の近すぎる家族などはよっぽどの覚悟と連携が必要だと思います。
それがなかなか難しい。
多くの場合BPD当事者の家族にはBPDとは言えないものの、人間関係の苦手な家族が必ずいますので。
協力関係が築きにくい。
専門的な知識、経験を持った第三者の養成が急がれていると思います。
若年層(小学生)くらいからBPDの萌芽が明確なタイプがおられます。間違った対応で正真正銘のBPDにしないことが大切だと思います。
繊細な感性が苦しさの余り鈍感にならざるを得ない状況を作らないことが大切だと思います。
子どもの生育に不適切な環境(家庭環境だけではありません)が蔓延しているのが今の日本の姿だと私は考えています。