節電しましょう!
というようなチェーンメールが回っている。
他にもいくつかあるが。
節電自体は悪いことではないが。
始めた人以外みんなが善意であることも間違いない。
が、
「情報の真偽を確認しないままでの情報伝達」は、時として意図しない犯罪行為に加担することになってしまうことを現代に生きる私たちは知らなければならないと思う。
「何が起こるかわからない!」と不安になる心理を利用する輩がいる。
関東大震災の時にはそれで多くの犠牲者が出たことを私たちは忘れてはならない。
災害時には犯罪が増えるから気をつけろ!というようなものがある。
少なくとも日本においてそれは事実ではない。
犯罪は減るのである。
〜なやつがうろうろしているから気をつけろ!というようなものもある。
この手のものはたいがい信用できないと思った方がいい。
本当に、なにか身分を偽って犯罪をしようとする人に対しての対抗手段は、ドアを開ける前に身分証明書の提示や、その会社への事実確認をすることではないか?
「〜電力と名乗って悪いことをするやつがいる」というような情報では、本当に被害拡大などを防ぐために働く人たちの行動を妨害する可能性も高い。気をつけたい。
「リテラシー力」というようなものを持つ必要がある。
受け取ったものをそのまま受け取るのではなく「ちょっと待ていやもう一度右左!」を心において「考える」ことが必要だと思う。
もともと、誰が意図してやっているのか知らないが「青少年犯罪が増えている」とかマスコミまでが加担して不安をあおりたてている風潮があった。事実ではないことに乗せられてはならない。
事実に基づかない「風評」に踊らされず、情報を集め、判断出来る力をつけたいと思う。
参考図書
メディ. ア・リテラシーの現在と未来 鈴木みどり著
おすすめサイト
がんがれ日本!(google docs版)
https://docs.google.com/document/pub?id=1UmFXi9xxYkZcNLIC-q4RsdrbhCDk8PisESXoxlGmRCY&pli=1