「人」「自然」「歴史・文化」ではないか。
「国防」を叫ぶ人の多くが、これらを無視し、蹂躙するのは本末転倒であろう。
国を守るのは「武器」ではない。
間違いなく「愛」であると私は断言する。
その「愛」を利用されない注意が必要だと、先の大戦から私たちは学んだ。
神戸に震災で多くのことを私たちは学んだ。
しかし、今回の震災で、上の方々は何も学んでいないことを知った。
私たちは、正しいことを主張しない、要求しないことを、
「日本の国民性は素晴らしい」などと言うおためごかしに乗せられてはならないと思う。
知らない、わからない、自分の利益を優先するために「わかろうとしない」人たちにも伝えて行かなければならない。
そのためには「自分の力で考えることができる人間」を育てて行かないといけないと強く思う。
人の言うことをにただ流されることのない、
論理的に意見を表明できる知性と強さを育てることこそが教育の目的である。
屠場の牛のように、ただ利用され、大人しく従うことを善とするような教育は教育ではない。
日本の国防、危機回避はまず教育改革から。
そのためにも、教師を奴隷化するような公を私は拒否する。
教育に口を出すことができるのは私たち市民だけであることを私はここに確認する。