祭りだ!ま・つ・り♪

昨日・今日と私の暮らすまちは夏祭り一色になっていました。

昼間は、あちらこちらで子どもたちがおそろいのハッピを着て、この地域特有の掛け声・「ちょい、ちょい、あいよいやっさぁーよ!」と太鼓に合わせて元気に声をはり上げ、フトン太鼓を綱で引いていました。
また夜は、大人たちが神社の中にフトン太鼓を担ぎ込んでいました。その勢いは、ある意味、今日日本に上陸した台風7号に匹敵するくらいの迫力でした。

その神社には、たくさんの夜店が・・・。
最近は「当て物」や「わなげ」「金魚すくい」などが、1回300円もして、えらいボッタクリ商売やな〜!と嘆いておりましたが、やっぱり「夜店」というワクワクする雰囲気に負けて、ホイホイ行ってしまいました、一人で・・・(笑)。
ま、来月に行われる「八尾河内音頭まつり」で配るうちわのデザイン画を描く為の、写真撮影に来たっていう理由もあるのですが。
そこで1回100円の「ミルクせんべい」を買いました。なつかしの味でした(^^)。

私のまちは、昔からずっと村があった町なので、神社が多くまた「子ども会」などの自治会組織も比較的元気に現存している地域です。私も20年くらい前、毎年炎天下の中、フトン太鼓を引っ張っていました。

喉がカラカラになりつつも掛け声を上げ、太鼓引っ張る途中の休憩場所で、大きなバケツの中にいっぱい入ったカルピスを、仲間とガブガブ飲んだり、普段やらない夜遊びにワクワクしながら、夜の神社を探検したり、夜店に行ったり、そこで友達といろんな話をしたりした、古き良き子ども時代を、この祭りの季節が来る度に思い出します(だから私は夏が好きです・・・いくら暑くても)。

今のこのまちの子どもたちも、私たちの世代になっても、私と同じようにいい思い出を抱えながら、このまちに対して愛着を持った大人になって欲しいと思います。

そのような大人が増えれば、このまちはもっといいまちになると思います。

この祭りのせいで、自動車を運転する人たちは、あちこちでフトン太鼓に足止めをくらってイライラしたり、昔ながらの地域の繋がりを嫌う人たちにとっては、このような祭りは嫌いだと思いますが、私はこの毎年変わらない祭りの風景はとても好きです。

これから先、私が生まれ育ったこの町から離れても、ずっとこのようなふるさとの風景は変わってほしくないです。
今の世の中は、何でも早く変わった方が良いという風潮がある気がするので、余計にそう思います。
だから私は、自分の出来る範囲でこれからも、このまちのカタチを考えるボランティアを続けたいと思っています。

次回は、その「まちづくりを考えるボランティア」についてお話します☆