今の八尾は「河内音頭」真っ最中♪

(写真は、①再来週開催される「八尾河内音頭まつり」会場である市役所前の今の風景、②そのチラシ、③そして公式Tシャツと帽子です。27日の祭りの時に、そのシャツ&帽子を着てとあるボランティアをするのですが・・・ここだけの話、ちょっとダサいなぁ。「音頭」と「温度」かけてるし・・・おやじギャグっぽい?!正直、着たくないですぅ・泣)

昨日21時に仕事が終わり、えっちらおっちら家に向かって自転車をこいでいると、どこからともなく河内音頭の音楽が聞こえてきました。

それに吸い寄せられるように、近所の小学校へ・・・。
いくらしんどくても、祭りの音楽を聴くと元気になってきます。さすが、八尾っ子(笑)。

盆踊り会場に着くと、私が参加する市民活動団体『JR八尾駅周辺のまちづくりを考える会』で一緒に活動している覚前さん(67歳・おじさま)がやぐらの上でマイク握って「次は市長よりご挨拶頂きまーす!」なーんて、司会しておられました(^^;)。

更に見渡すと、私と同じ市民活動をされている知り合いの方が結構おられました。
みなさん自治会の役員さんもされているようですね。

本当にみなさんボランティア精神豊富な方々です。改めてすごいなぁと思いました。

覚前さんに缶ジュースを頂き、テントの下のパイプ椅子に一人座ってしばらく、祭り会場の様子を観察していました。

そこにいるだけで、いろんな方々の人間模様が見れて面白かったです。

まず気になったのが盆踊りの輪の人たち。50代以上の方が99%を占めており、内80%は女性でした。みなさん、めちゃめちゃ楽しそうに踊っておられました。

「私はスターよ。美しい私を見て!」って感じで(笑)。

私は「このまちの文化を次世代に継承する意味でも、もっと子どもたちが踊るべきだ」
という考えの持ち主なのですが、肝心の子どもたちは夜店のゲームや食べ物に没頭。
何かがおかしいと思いました。

そういえば、私が子どもの時も河内音頭を「子ども会」で教わりましたが、なぜか「河内音頭ってすごく難しい」というイメージだけがあり、更に誰も踊ることの楽しさを教えてくれませんでしたので、今も踊りたい!という衝動に駆られません。

(祭りという雰囲気が好きで盆踊り会場にいるだけです)

つまり私も、今の子どもたちと同じように、踊ることよりも夜店や祭りの雰囲気に惹かれるのです。
祭りは、純粋に楽しい空間であると同時に、昔の思い出や昔の仲間を思い出す絶好のノスタルジックな環境でもあります。だからとても居心地がいいです。

「河内音頭を純粋に楽しむ」ということは当然大切なことですが、その楽しさを私たち若者や子どもたちにどんどん発信して頂ける活動も踊っているみなさんがやって欲しいなぁと思いました。

次に気になったのが、所謂「オエライサン」と市民の方々との人間模様。
その盆踊りは、あくまでイチ町会のもの。にもかかわらず、地元出身の市議会議員・市長・国会議員3人が集結し、やぐらでの挨拶が終わった後も、私と同じテントの中で3人で何やらお話されておられました。

その3人の間に流れている雰囲気も妙な感じがしました。

町内会役員のみなさんはその3人に、お茶やジュースやカキ氷を次々と持って来られ(「そんなたくさんイランやろ〜」とツッコミしたかったデス・笑)、頭を下げておられました。

そのやりとりにも妙な感じがありました。

私は「そんなに議員ってエライかぁ!?」と思いました。

ご高齢の方はそれらの人を(いくらその議員が若くても)「先生」と呼びますが、それもおかしいと思います。その人たちは、私たちの票のお蔭で議員をしておられるのだから、立場は市民と対等だと思います。ま、こんなこと「先生!」と呼ぶ方々に言っても反感くらうだけだから、言わないですが・・・(汗)。

世の中、本当に多様な価値観がありますネ。

しばらく座っていると、覚前さんが「カキ氷無料券」をくれました。
それでカキ氷を売っているお店に行くと、ナントそこの店主が、中学校の同級生だったのです!これにはビックリ☆

彼は現在八尾・水越地区にある障害者の作業所で働いているそうです。
(この会場の夜店は全て、その作業所がやってたそうです)

そこには、私の知り合いのおねいさんも働いており、とても奇遇でした。

昔の仲間が元気に働いている姿を見るのは、とても勇気づけられます。

たった30分の祭り体験でしたが、いろいろと人間模様を観察したり
感動体験出来てよかったでーす(^〇^)!