私は、市の委託を受け、タイトルにある
委員になっています。
その委員会とは、一言で言うと
『その地区のバリアフリーについてあれこれ考え
いろんなことを市に提言する会』です。
私は、自身が参加する市民活動団体
「JR八尾駅周辺のまちづくりを考える会」の代表として
参加しています。
その委員会のメンバーさんは、大学教授や大手鉄道会社のえらいさん、
自治会のえらいさんなどなど、そうそうたるメンバーが集まっていました。
ホント、場違いなところにいるってカンジです(^^;)。
![](/img/uz42837/FI1901469_0E.jpg)
その会のメンバーやその仲間のみなさまとの
該当地区のまちあるきは今日、雨天でしかも寒い中
行われました。
3つのグループに別れ、まちのバリアフリーに関する
問題を考えながらまちを歩きました。
一番印象に残ったのが、やはり駅舎。
![](/img/uz42837/FI1901469_1E.jpg)
いわゆる「健常者」が、普段なにげな〜く
使っている駅の券売機やスロープが
目の見えない方や、車椅子の方にとっては
かなりの「バリア」になっていることが
それらの方と一緒にまちを歩いて
分かりました。
![](/img/uz42837/FI1901469_2E.jpg)
更に、幅が4メートルになった道が
急に1メートルに縮まって、また4メートルになったりを
繰り返す、小さな川が側にある道を発見。
それは、目が見えない方にはものすごく危険な道だと
いうことが発覚。
そんな1と4が繰り返されている理由は
元々1メートル幅だった道を
市の4メートル幅にその道を広げる計画が
1メートルの道の前に土地を持つ住民の方々の同意がないことによって
そこだけストップしているのだそうです。
そんな中途半端な道ならば
一気に全部4メートルにするまでは
1メートルなままでいいのでは?
ずっと同じ道幅の方が、通りやすいという意見が
多かったです。
更に、写真の赤字で記した柵の高さは50センチ。
下手すれば、ちょっとヨロッてきただけで
小川に落ちてしまいます。
これは、目が見えない方も「健常者」も
柵が低すぎるという見解になりました。
が、その道路や柵が完成したのは1年くらい前。
ごく最近です。
地元の自治会長(私と一緒に歩いていたおじい様)曰く
「この道路を作る際、市から地元自治会には何の説明も無かった」
![](/img/uz42837/FI1901469_3E.jpg)
ひととおり、まちあるきした後、
それで得られたことを、大きな地図に貼って
発表しました。
みなさま、とても熱心で、面白かったです。
私の個人的な感想ですが、このように
市民の意見を、何かを作る前に行政が聞くことは
とてもいいことだと思います。
もしも、その体制がちゃんとしていたら、
住民が望まない柵や道が出来ずに
税金の無駄なく、いいまちのカタチが出来ていくんじゃないかなと
思います。
これからも、市民と行政機関(行政で働く方々)との
距離を縮めて、より強固なパートナーシップを組み
建設的な議論を重ねて、よりよいまちに
このまちをしていけるようにしたいな〜(^^)と
改めて思った一日でした♪
それにしても、こんな平日の昼間3時間も
こんな会に参加出来るなんて、
「サラリーマン」では絶対に出来ないですネ。
ホント「個人事業主☆よしこちゃん」、バンザ〜イ\(^〇^)/!!!
![](/img/uz42837/FI1901469_4E.jpg)