JR八尾駅周辺地区交通バリアフリー基本構想策定協議委員

私は、市の委託を受け、タイトルにある

委員になっています。

その委員会とは、一言で言うと

『その地区のバリアフリーについてあれこれ考え

いろんなことを市に提言する会』です。

私は、自身が参加する市民活動団体

「JR八尾駅周辺のまちづくりを考える会」の代表として

参加しています。

その委員会のメンバーさんは、大学教授や大手鉄道会社のえらいさん、

自治会のえらいさんなどなど、そうそうたるメンバーが集まっていました。

ホント、場違いなところにいるってカンジです(^^;)。

その会のメンバーやその仲間のみなさまとの

該当地区のまちあるきは今日、雨天でしかも寒い中

行われました。

3つのグループに別れ、まちのバリアフリーに関する

問題を考えながらまちを歩きました。

一番印象に残ったのが、やはり駅舎。

いわゆる「健常者」が、普段なにげな〜く

使っている駅の券売機やスロープが

目の見えない方や、車椅子の方にとっては

かなりの「バリア」になっていることが

それらの方と一緒にまちを歩いて

分かりました。

更に、幅が4メートルになった道が

急に1メートルに縮まって、また4メートルになったりを

繰り返す、小さな川が側にある道を発見。

それは、目が見えない方にはものすごく危険な道だと

いうことが発覚。

そんな1と4が繰り返されている理由は

元々1メートル幅だった道を

市の4メートル幅にその道を広げる計画が

1メートルの道の前に土地を持つ住民の方々の同意がないことによって

そこだけストップしているのだそうです。

そんな中途半端な道ならば

一気に全部4メートルにするまでは

1メートルなままでいいのでは?

ずっと同じ道幅の方が、通りやすいという意見が

多かったです。

更に、写真の赤字で記した柵の高さは50センチ。

下手すれば、ちょっとヨロッてきただけで

小川に落ちてしまいます。

これは、目が見えない方も「健常者」も

柵が低すぎるという見解になりました。

が、その道路や柵が完成したのは1年くらい前。

ごく最近です。

地元の自治会長(私と一緒に歩いていたおじい様)曰く

「この道路を作る際、市から地元自治会には何の説明も無かった」

ひととおり、まちあるきした後、

それで得られたことを、大きな地図に貼って

発表しました。

みなさま、とても熱心で、面白かったです。

私の個人的な感想ですが、このように

市民の意見を、何かを作る前に行政が聞くことは

とてもいいことだと思います。

もしも、その体制がちゃんとしていたら、

住民が望まない柵や道が出来ずに

税金の無駄なく、いいまちのカタチが出来ていくんじゃないかなと

思います。

これからも、市民と行政機関(行政で働く方々)との

距離を縮めて、より強固なパートナーシップを組み

建設的な議論を重ねて、よりよいまちに

このまちをしていけるようにしたいな〜(^^)と

改めて思った一日でした♪

それにしても、こんな平日の昼間3時間も

こんな会に参加出来るなんて、

「サラリーマン」では絶対に出来ないですネ。

ホント「個人事業主☆よしこちゃん」、バンザ〜イ\(^〇^)/!!!