今日は日曜日☆
「個人事業主」の私は、今日もいつもと変わらず
「おシゴトモード」で、せっせと
シゴトをこなしていましたが、
「今日こそは、スポーツクラブのプールで泳ぐぞ!」と腹をくくり
出かけることにしました。
すると、近所の永畑小学校(私が卒業したトコ)の
桜の吹雪があまりにも美しいので
誘われるように、小学校に行ってみました。
![](/img/uz42837/FI1903784_0E.jpg)
ぱぁ〜っと、風が吹く度に
薄ピンク色の花吹雪が、ひらひら舞っていく・・・。
何とも言えない美しい風景にしばし沈黙。
それから、今から24年前のこの時期、
この桜たちに見守られながら、この小学校に
入学してきて、18年前に
この桜たちの膨らんだつぼみの下で
卒業していったことを思い出しました。
29歳の今の私は毎日毎日、その日その時の暮らしや仕事に
没頭する日々を送っていて、
「自分って、何て薄っぺらい、怠慢な生活を送ってるんやろ」って
嘆きたくなる時もありますが、
そんな昔の「自分のルーツ」を思い出すと
「何やかんや、がんばって29回もこの春を歩んできたんやな」って
なんだか嬉しい気分になりました。
相変わらずダメな自分にも、母校の桜は、
あたたかく私を迎え入れてくれたことに
そっと感謝しました。
![](/img/uz42837/FI1903784_1E.jpg)
空から舞い降りてくる花びらを
順に下に追っていくと
トーテンポールが見えました。
これは、私が小学4年生(今から20年前)
「おもちゃ木工作クラブ」に入っていた時
そのクラブで創ったものです。
ペンキもだいぶ剥がれてきて、片方の翼が
無くなってましたが、健在でした。
この作業をした時「ここ彫るのん、苦労したなー」とか
「体育館の二階でみんなで彫っていて、下でバスケットクラブが
練習しているのを見て、五年からはバスケ部に入ろうって
決めたよな〜」とか、またまたなつかしい思い出に包まれていました。
実は20年前、私たちがその場所にトーテンポールを立てる前には
別の古いトーテンポールが立っていました。
小学4年生だった私は、何の躊躇いもなく、そのトーテンポールを
みんなでヒッコ抜きました。
その古いトーテンポールにも、今の私のように
「誰かの素敵な思い出が詰まっていたんやなー」とも
今の私は分かるようになりました。
これは、いい成長をしている証だと思います。
これからまたちょっとすると、このトーテンポールも
小学生の手によって、ヒッコ抜かれなくなってしまうだろうけど
それを嘆くことなく、素敵な思い出たちを忘れないで
これから先も、色んなことに感謝しながら
生きていきたいな・・・と思いました(^^)。
さびれゆく
トーテンポールが
私には
自分の歩んだ
キセキに思える
![](/img/uz42837/FI1903784_2E.jpg)