かたつむりのいない公園

秋晴れ美しい今日、ちょっと用事があり、

八尾市南部の志紀&田井中地区をブラブラ

自転車をこいでおりますと

昔なつかしい「あぜ道」を発見♪

私が小さい頃は、まだこんな道が

八尾に点在していたのに、めっきりなくなってしまいました。

昔なつかしい風景が、どんどんなくなっていくのは

本当に切ないですね。

「そういえば、この近くに昔よく遊びに行ってた

『校区外』の公園があったなー。」となつかしくなり

そこの公園に行ってみることにしました。

私が小学校の時、近所の遊び仲間と

小学校区の外(校区外)のその公園に

親にナイショで、コッソリ遊びに行っていました。

そこには、コンクリートで「かたつむり」のカタチをした

大きなコンクリート遊具があったので

『かたつむり公園』と、みんなで行っていました(^^)。

そこに行って、ビックリ☆

かたつむりはいなくなってて

どこにでもありそうな小奇麗な公園になっていました。

当時の雰囲気は、なくなっていました・・・。

また一つ、昔の私の場所がなくなっていたことに

悲しさを感じると同時に

「これも時代の流れなんかな・・・」って

割り切ろうとしているオトナの自分もいたりします。

昔よりも、いい公園になっていたら

それでいいと、私は思います。

時代が下るごとに、いい場所になってくのは歓迎します。

しかしながら、今の公園にしろ、学校にしろ、町にしろ

子どもたちや私たち大人にとって

昔よりもいい場所になっているのか?

首を縦に振れない自分がいます。

「いい場所(公共空間)」って、

人それぞれによっても定義が違うと思いますが、

やはり、ごくごく一部の人の意見や

「市場原理」のみで、公共空間がカタチ作られていくのは

いち市民として許しがたいことです。

現実は、そんな許しがたい状況が

八尾でも起こり続けておりますが・・・。

『だから、私は様々なNPO活動に参加してるんやー

23歳の頃から・・・。』

なーんて、自分のNPO活動家のきっかけを

改めて振り返った時間でした(^^)。

「かたつむりのいない公園」から

より自宅に近くて、より昔良く遊んだり

盆踊りなどでめっちゃお世話になった

なつかしの公園に行ってみました。

ここは、くつのカタチをしたコンクリート遊具があり

『くつ公園』と、みんなで呼んでいました。

ここは、まだ昔のままで、

とってもホッ・・・としました(*^^*)。

人がたくさん暮らしている、この町。

いろんな考え方があって、思惑がある・・・。

価値観も世代も生き方も違う。

ベストのまちのカタチの答えなんてないし、

100%同意を得られるカタチなんて有り得ない。

みんな、何割か納得して、何割か不満を持って

生きているこの町で、その一員として暮らしている29歳の私。

さて。これから、どんなアクションを

このまちをフィールドにNPOなりビジネスなり

展開するのか・・・

とっても楽しみです♪