『大阪メチャハッピー祭り』NPO法人OHP 欠野アズ紗さんのご講演に、涙・・・

〜人様のお話であんなに泣いたのは、きっとはじめてデス・・・〜

11月8日、朝5時に起きまして、6時半から

天王寺区倫理法人会のモーニングセミナーに

行ってきましたぁ〜!!!

そのセミナーで講話された方は、

「NPO法人OHP」の欠野アズ紗(かけの あずさ)さん。

大阪では知る人ぞ知る有名な方です。

「NPO法人OHP」とは、

阪をメチャッピーにするロジェクトの略語で、

『大阪を非行NO.1から笑顔NO.1の街にしたい!』と

青少年育成を目的とし、『大阪メチャハッピー祭り』開催を

中心とした事業を展開されておられる団体さんです。

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「NPO法人OHP」ホームページ↓
http://www.mechahappi.com/
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大阪は多くの方がご存知の通り、

現在、全国の犯罪件数の一割以上を占め、

全国で一番犯罪の多く、それに比例して青少年による

様々な犯罪も全国的に見て圧倒的に多い状況下にある街です。

大阪人の私にとっては辛い事実ですが、実際大阪に住んでまして

日本の他地域に比べれば、心が荒んだ大人を見る機会が

残念ながら多く、その結果、そんな数字が

はじき出されているのでしょうね。

そのような状況を何とかしたい!ということで

様々な巡り合わせで北海道の『YOSAKOIソーラン祭り』

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『YOSAKOIソーラン祭り』公式ホームページ↓
http://www.yosanet.com/yosakoi/

1991年。一人の大学生が、高知県の『よさこい祭り』を
目にし、現代風にアレンジされたよさこい節で、いきいきと踊る
若者の姿に感動し、たくさんの仲間を集めて、92年6月に
高知県のよさこい祭りと北海道のソーラン節がミックスされて
生まれた新しい祭り。現在では北海道の 初夏の有名な
ビッグイベントになっています。
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に出会い、そして魅了された、欠野アズ紗さんは、

たくさんの素晴らしい仲間と共に、2000年から毎年この大阪で

『大阪メチャハッピー祭り』を開催されております。

欠野アズ紗さんは、その祭り自体に魅了されたのもあるのですが、

それプラス、たまたま欠野さんが踊り子として初参加した時に見た

『稚内市立南中学校』の生徒達による『南中ソーラン』の踊りを

ご覧になられ以後、強烈な想いで大阪の祭りを創って行かれました。

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『稚内市立南中学校』ホームページ↓
http://www.ecpla.net/nantyuu/nan_syoukai.htm
(南中が荒れた状態から立ち直ったドラマが書かれています)

その中学校は、昭和60年の「2百海里問題」
(漁業で生計を立てておられる方が多い町でしたので、
漁業を出来る範囲が狭くなるのは死活問題)
により、その危機によってそのまま子どもたちにも影響、
いつのまにやら南中学校は日本一荒た学校という汚名を
着せられるまでになってしまったそうです。

そこで、学校の先生や親、そして地域の人たちが
一丸となって子どもたちの荒れを無くそうと一致団結しました。

南中には郷土芸能部というクラブ活動が元々あり、
昔ながらのソーラン節を踊っていたのですが、
そのリズムは子どもたちからして「ノリが悪い」「おもしろくない」
ものでした。そんな中、伊藤多喜雄さんという方が唄う
現代風にアレンジされ、ロック調のソーラン節が
南中の子どもたちに届き、そのカッコ良さに魅了され、
それに合わせて踊りも変えて誕生したのが『南中ソーラン』です。

そんな魅力的な『南中ソーラン』を通して、
子どもたちの目が輝き始め、たくさんの困難と
奇跡的な出会いを経て、やがて南中全体の生徒と
先生、地域の方々、そして伊藤多喜雄さんや
プロの舞踊家の方々の一致団結により、
1993年、テレビ東京が主催していた
「第十回日本民謡民舞大会」で優勝!という快挙を
成し遂げ、子どもたちの大きな感動と自信を与えました。

それと同時に、学校での非行も無くなって行ったのでした。
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『大阪メチャハッピー祭り』は、大企業等の

スポンサー集めや、踊り子集め、後援先である

大阪府との調整等など・・・

様々な困難にぶつかられたそうです。

欠野さんご自身、会計事務所を経営されており

それをしながら、困難の克服に立ち向かって行かれ、

その物語の1つ1つを聴いておりますと

涙無しでは聴けないのです。。。

欠野さんご自身、いろいろと思うことがあり、

27歳の時に、3〜5歳の息子さんと娘さんに

『女性も手に職をつける時代。お母さん、

税理士になるから応援してね!』と猛勉強をし、

30歳で念願の免許習得をされたのですが、

当時は、女性だから・・・手がかかる子どもが2人もいる

という理由で、どこも雇ってくれなくて、

渋々独立開業されたんです。

実務経験のないゼロからの起業で、とってもご苦労され

はったかと思うのですが、そのあたりのお話は

メチャハッピー祭りに関係がないのでされませんでしたが、

もしも講演時間が3時間くらいあれば、

是非聴きたかったです。。。

欠野さんたち『メチャハッピー祭り』の困難の

エピソードを1つ・・・

『第二回メチャハッピー祭り』開催の前、

一回目は許可の出ていた、道路での子どもたちの踊りを

管轄の警察が「今年は許可しない」と言われたそうです。

(一回目は、ステキなご縁により、引退された元本部長さんが

祭りの意義を理解され、許可を出すように計らって下さったそうです。)

普通だったら、そこで諦めるのが筋かも知れませんが、

欠野さんたちはあきらめません。

「道路で踊った方が、子どもたちはもっと活き活きする!

子どもたちは道路で踊りたいんや!」と訴え続け、

開催の数日前に、警察の方の説得に成功します。

その管轄の警察の方々は当日、そのお祭りを

見にこられたらしく、「こりゃー、ええ祭りや〜!」と

それ以後は、許可しないことはなくなったそうです。

欠野さんのお話に涙を流したのは私だけではありません。

会場にいるたくさんの方々がすすり泣きしていました。

どうして欠野さんのお話はそんなに感動するのでしょうか?

それは、明らかに、『子どもたちのために』と想い、

『 愛 』だけを持って、命かけて行動しておられるからです。

本当に美しい人って、きっと欠野さんのような方なんやな・・・と

私は気づくことが出来ました。

誰かを想う純粋な想いのところに、感動って存在すると思います。

欠野さんの半生は、感動、そのものなんです。

だから、ずっと感動していました。。。

自分が取った行動の見返りを求めない・・・

子どもたちの笑顔と輝きさえ見れれば、いい。

これぞ、究極の、現実に存在する『 愛 』やなって

思いました。。。

私は、ご縁があり、今年の体育の日に開催されました

『第8回大阪メチャハッピー祭り』を大阪城ホールまで

観に行きました。

その時のよしこちゃんのブログ↓
https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/42837?YEAR=2007&MONTH=10&DAY=8

子どもたちや青年が、活き活き踊る姿は、命の輝き、そのもので

新緑の季節の美しい葉っぱが、心地いい風になびくように

とっても魅力的でした。

冒頭にも書きましたが、私の町・大阪は

心が荒んだ人が他地域よりも多いような気がしますが、

そんな中にも欠野さんのような美しい方は

とても多いということも私は知っています。

今は欠野さんのような生き方、まだまだ出来ていませんが、

1つの目標にしたいなーと、ものすごく思いましたし、

欠野さんのようなステキな方々にもっと近づいて、

もっといろんなことを学びたい、そう真剣に思いました。

もしかしたら来年あたりにでも、そのお祭りの

ボランティア、やってるかも知れません(笑)。

今回、天王寺区倫理法人会のモーニングセミナーに

お誘いして下さった、私の尊敬する枚岡合金工具(株)

古芝社長と、同じく尊敬しております、私に

メチャハッピー祭りを教えて下さった

大阪府倫理法人会副会長の(株)互光製作所の三原社長を

始めといたしまして、倫理法人会の皆様方に

本当に感謝しております。

・・・いよいよ、倫理法人会も入会しないと

いけないかな???(笑)こんなに感動させて頂いたのだから・・・。

(うーん。月一万円の会費、どう稼ごう・・・!?・笑)

ご講演が終った後、欠野さんが描かれた

『南中ソーランの真実』を購入し、おシゴト先に向かう

電車の中で読んでおりました。

んもー、ヤバイくらい、号泣いたしました。。。

11月8日にJR線と阪急線で、

感動の涙を流した量NO.1の座は

絶対このよしこちゃんデス(キッパリ☆)

この本、欠野さんにサインをして下さりました♪

頂いたお言葉は『 愛 』。

シンプルだけど、生きて行く上で、一番大切な

ものなんだって思いました。

欠野さん、本当にありがとうございました!!!

以上、長文にも関わらず、最後まで

読んでくださり、ありがとうございました(^〇^)!

★古芝社長のブログに欠野さんのことが掲載されていま〜す↓
http://hiraoka.keikai.topblog.jp/blog/10006690.html

★そのご講演でお逢いしました、同世代の熱血起業家・松江隆明さんの
ブログにも欠野さんのことが掲載されていまーす↓
http://ameblo.jp/kazu-ono11/entry-10054481718.html