翌朝。これまた朝から贅沢すぎる
朝食をご馳走になった後、
「これも差し上げます、これも差し上げます」と
観自在寺のお守りを始め、パン、いちご大福、
スタミナドリンク3本などなど、
本当にたくさんのものを頂きました。
そういえば、その日泊まらせて頂くお礼にと、
藤田さんにお土産のお菓子を持って行ったんです。
そしたら藤田さん、心の底からいらなさそうで(笑)、
「そんなに気を使わなくていいからね。本当にそんないらないからね。」と
おっしゃっておられたことを思い出しました。
そういえば、お風呂にも、疲れたカラダに良さそうな
薬草か何かが入ったパックが浸かっており、
ココロもカラダも癒された気がいたしました。
そのような感じで、藤田さんには本当にお世話に
なりっぱなしで本当に恐縮しっぱなしでしたが、
言葉では表現出来ない程の感謝を感じております。
このご恩は、今、私が暮らす町で、
誰かに返して生きたい・・・そう強く思っています。
11日朝。感謝の気持ちを抱きつつ、
大阪へ帰る道を運転しはじめました。
愛媛の美しい海を、ながめながら
国道56号線を北上して行きました。
5月6日になったばかりの夜中12時、自宅を出た時は、
「事故ったらどうしよう・・・」と不安が結構ありましたが、
曲がりなりにもだんだん運転する要領が
分って来て、そして今回もいろんな四国遍路ならではの
心の通った出逢いが出来て、本当に良かったし
無事過ごせて良かったな〜とシアワセを
かみしめていました(%笑う女%)(%ハート%)
前にも書いたと思いますが、
『お遍路旅は人生の縮図(練習)』だと私は考えています。
だから、真剣に回れば回る程、語りつくせない程の『気づき』が
四国お遍路には存在します。
お遍路は圧倒的にお年寄り方が多いです。
これは私の推測ですが、そのような方々は
「近くに迫って来た『死(への恐怖)』とどう付き合って行くか?」
ということをじっくり考えに来ておられるのだと思います。
また最近は、定年退職された団塊の世代の方の歩きお遍路さんが
増えているそうです。
そのような方々は、きっと「定年後の残りの人生をどう過ごすのか?」
をじっくり考えに来ているのだと思います。
そして、私のような比較的若い人は、
「これからの人生の最盛期をどう生きればいいのか?」を
じっくり考えに来ているのだと思います。
ま、ただ歩いたりするのが好きなお遍路さんもおられますが(笑)。
こんな先の見えない、不安&不満だらけの今の世の中で
自分の生き方(=死に方を考えることでもあろうかと思います)を
どうしていくのかしっかり考え、それに沿った幸せな生き方をすることは
とっても大切だと思います。
その考えや生き方の答えが、この四国お遍路旅の中にも
あるような気がしております。
(もちろん日常生活の中に一番たくさんあると思いますが♪)
世界中&日本中の人で、四国お遍路旅が、人生の旅に
入っている方はごく少数かと思われますが、
私はゼヒみなさまに、四国お遍路、おススメしたいと思いま〜す(*^^*)。
国道56号線をしばし行きますと
松山道(大洲IC)があり、そこからは
ひたすら高速道路!
途中、石鎚山SAで昼食をとって、
午後1時半くらいに瀬戸大橋へ(%笑う女%)(%ハート%)
走りながら写真撮るのは、ぐらぐら運転になり、
かなりヤバかったでーす(笑)。
一時雨が降っていたのですが
瀬戸大橋を渡ったくらいから、青空が見え出して
ますますルンルン気分で橋を爆走〜(*^^*)。
・・・ってことで、16時半、無事自宅へ生還!
5月6日夜中12時からの、5泊6日の旅、
終了で〜す。わーい、わーい(^〇^)!!!
車の運転などについて少し書きたいことが
ございますので、また後日に〜♪