病院の待合室にて・・・

最近、ありがたいことに、おシゴト等が

とてつもなく忙しく、ドタバタしており、

今週末と来週、来月も東京出張があったりしております。

そんな中、大小いろんなヘマもかましており・・・

先日なんか、数万円前払いしたセミナーを

何をどう間違ったのか、別の日とカンチガイしてて、

行ったら「もう終ってますねー」と言われる始末(ーー;)。

そんなことがありつつ、今日・18日の夜は

母と二人で近所の回転すし屋さんへ(*^^*)。

母子ルンルンなのでしたぁ〜♪

そんなルンルン気分で、帰宅しますと、

たまたま家の電話があるところに行く用事があり

(普段、あまり私が通らないところに電話があります)

いきますと、一件留守番電話が入っていました。

母の兄のお嫁さん(=叔母さん)からのもので、

かなり暗い声をしていました。

私の母に向けて、「旦那(=母の兄)の容態が良くない」という

感じのメッセージでした。

母方の叔父さんは、病気で私の家から車で30分くらいの

ところに入院しています。

私は「今度はタダ事じゃないかも・・・」と思い、

母親の携帯に電話をしましたら、すぐ帰って来て、

叔母さんと電話をしていました。

電話を切った母は、「今日はいろいろ忙しいし、

兄の息子も今病院に向かっているらしいし、

明日の朝またお見舞いに行こうかな?」と言ったのですが、

何故か私は「今晩行った方がいいよ。車運転して連れてってあげるから」

と言いました。

実は昨日の昼間、私の車で母と、叔父のお見舞いに行ったところだったんです。

だから母は躊躇していたのですが・・・。

そして22時過ぎに自宅を出て、病院に行きました。

すると丁度、叔父の息子さん(=いとこのおにいちゃん)も

車で到着した瞬間で、母といとこのおにいちゃんは、

一緒に病室に向かって行きました。

(私は、母の心遣いでいつも叔父とは面会しないで、

車の中やロビーでお留守番です)

すると20分くらいで2人が戻って来ました。

そして、母が・・・

「おっちゃん、私らが来た時、ちょうど亡くなってんって」と言いました。

それから、母といとこのおにいちゃんと私は

しばらく病院の待合室にいました。

亡くなった叔父さんの奥さん(いとこのおばさん)が

地元の町で、お葬式の手配をする関係で、連絡を待っていました。

もう大分前から、叔父さんの状態は良くありませんでしたので、

ある程度の覚悟は、母もおにいちゃんも出来ていたようですが、

いざやはりそれが現実になりますと・・・うーん・・・。

人があの世に旅立つのは、自然な流れなのですが・・・

私も悲しいのはそうなのですが、

悲しいよりも、「驚いた」という気持ちが今、大きいんです。

私が、もしも母に「車で叔父さんに会いに行こう」と

言わなかったら、母は兄の臨終に会えなかったし、

病院に行った瞬間に、母とおにいちゃんが揃って

そして二人で行ったら、丁度臨終やったなんて・・・。

母だけとか、おにいちゃんだけだったら、ものすごく不安だったと

思うんです・・・。

私たちの現実の世界では、到底理解出来ない「何か」の力が

働いた・・・ということ、本当に思ってしまった待合室での出来事でした。

こんな「何か」の存在を実感し始めたのは、やはり

私が四国お遍路旅に行ってからです。

目には見えないですが、本当に、すごいなー・

ありがたいなーって思います。

そして明日、たまたま、おシゴトとおシゴトの合間に、

叔父さんのお通夜をする町を通りますので、

(しかも、偶然にも1〜2時間くらい、時間の余裕があるんです!)

ご挨拶に行って来ようと思います。

父方の叔母の一周忌が終ったと思ったら、今度は叔父・・・。

人生、本当にいろいろありますよね。

改めて、私って、生きているのではなくて、

「生かされて」いて、そして確実に「死」へと向かっているんやなと

痛感しまくった今日の夜でした。

おっちゃん、安らかにお眠りください・・・。

明日も、明後日も、ずーっと、せいいっぱい、生きます。

今晩は、そんな母と、久しぶりに一緒に寝ようと思います(^^)。