「職業」に引退はあるけれど、「生き方」に引退はない

普段、めっきりテレビを見ない・・・

見ても、真剣に見ていない・・・

聞き流すよしこちゃんが、いつものように昨日も

「NHKニュース7」で流れる、暗いニュースを

さらっと聞き流していると、「クローズアップ現代」が始まりました。

テーマは「“ハイチのマザーテレサ” 83歳日本人女医の挑戦」

失業率70%の貧困、治安悪化、政治の混乱が続くハイチで、

30年以上医療支援を続けてこられた

医師で修道女の須藤昭子さん(83歳)を

クローズアップした番組でした。

3年前、ハイチに大地震が起こり、その関係で支援を

中断せざるを得ない状況の追い込まれ、

ようやくまたハイチに行けるようになって行ってみると

事態はその3年前よりも更に・・・というか、

絶望的に悪化・・・。

それでも須藤さんは、地元の方々や世界各国の支援者とともに

砂漠に木を植えて、森にするような

途方も無い再生プロジェクトを続けておられるとのこと。

最近特に強く感じますが、「心の化学兵器」のように、

日本人の心を腐敗させる菌をばらまく、レベルの低いテレビ番組や、

日本人の心にカビ菌を発生させ、不足不満の心に陥れ、

自己中心的な日本人をはびこらせる、暗いニュースばかり

クローズアップするニュース番組が多い中、

久しぶりにいい番組を拝見させて頂きました・・・

さすがNHK!ちゃんと受信料払ってまっせ〜(笑)(%笑う女%)(%ハート%)

その番組の最後、司会の国谷裕子キャスターが、須藤さんに

「83歳ということですが、引退はされますでしょうか?」という質問をされ

須藤さんは・・・

「『職業』に引退はあるけれど、『生き方』に引退はないです。」

・・・の一言で番組は終わりました。

この一言に、私、ぐっときましたぁ・・・(%笑う女%)(%王冠%)

この日本で・・・この世界で、

『職業』ではなく『生き方』として、『働き』をしている大人って、

一体何パーセントなんでしょうね?

どんな仕事であれ、自身の「天職」として昇華できるような

働きを、切磋琢磨してしなければいけない・・・そう強く思いました。

で、そんな大人たちの前向きな働く姿勢を見て、

明日の日本・世界を担う子どもたちは、

健全で素晴らしい大人になっていって、そして

素晴らしい日本・世界が完成されていくんやと、私は思いました。

自分が出来てへん&やってへんクセに、

あれこれ口で子どもに要求するのではなく、

黙々と、そんな働きをしている“後姿”を子どもたちに見せる・・・

それが大人の“責任”なのではないでしょうか?

あれこれ不平不満を言っているのではなくて、

今、自分自身が持っている『すてきなモノ』に感謝して、

そして目の前にあるいろんな問題を、

須藤さんのように、とっても途方も無い挑戦かと思いますが、

地道に、1個ずつ、がんばってよくしていきたいと思いました(%ニコ女%)(%音符1%)

ってことで、またお仕事に戻りマース(%ニヤ女%)(%ハート%)