5月30日(土)のコト・・・セミナー三昧♪

31日のことは書いて、うっかり30日のことを

書くのを忘れてしまいマシタ(%とんかち%)(%痛い女%)

30日(土)、朝6時〜7時まで、私が入っている

経営者団体「倫理法人会」の松原市倫理法人会・

経営者モーニングセミナーに行きましたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)

睡眠時間2時間でしたが(%痛い女%)(%涙%)講話者だった

高槻市倫理法人会・小林京子会長のお話が聴きたいがために、

せっせと起きて行って参りました(%音符1%)

小林さんは、旦那様が創業された工務店を

旦那様が病気でお亡くなりになられたということで、

三代目社長としてお継ぎになられたのですが、旦那様と小林さんの間におられた

二代目社長(旦那様の弟さん)の頃に出来た膨大な借金を返すために

血のにじむ想いをされ、昨年とうとうその負債を全額返済!

こんなお話をしますと、どんな「鉄の女」かと思われますが、

過去に流行った「ミニモ二。」よりもまだ小さくて、

いつもニコニコ朗らかで、とってもおっとりされておられ、

ひたすら謙虚に頭をさげておられる「大和なでしこ」さんです。

そんな小林さんのお人柄で、瀕死の状態にあった

高槻市倫理法人会を再建され、どんどん人が集まって来ています。

過去、いろんな「会長」、そして「社長」を見て参りましたが、

小林さんのようなリーダー像は、とっても意外で

だけど、本当にすばらしいなぁ・・・って思いました(%笑う女%)(%ハート%)

小林さんのお話の中で、特に印象に残ったのが・・・

旦那さまが社長の頃、数十年前、多大な借金ができてしまうと、

旦那さまの元に、2人の友人(別会社の経営者)がきて、

「そんな膨大な借金は絶対に返せない。

奥さんと子どもを実家に預けて、自分(旦那さま)は夜逃げしたら?」と

アドバイスされたそうです。

が、旦那さまは逃げずに、切磋琢磨がんばられ、借金を全額返されたそうです。

で、その『わる知恵』を旦那さまに吹き込んだ2人は今、

会社がぶっとび、倒産したり、奥様が痴呆症になってどうにもならなくなったり

されてはるとのこと。

「商売は、最後まで逃げずにやり遂げるべき。

逃げるということを思いつく人は、いつか必ずその人自身が逃げる。

商売とは誰かが喜ぶ顔見たさにやっていて、命かけて誠意を持ってすべし。」

と断言されてはり、一見、ミニモ二サイズのかわいい小林さんですが、

一本筋の通った、凄いお方やなーって改めて感じました(%笑う女%)(%ハート%)

経営者モーニングセミナー&朝食会の後は、

天満橋に移動し、同じく大阪府倫理法人会有志による

「倫理実践同好会」に参加(%ニヤ女%)(%ハート%)

講師は、大阪市倫理法人会の三輪優副会長。

半世紀くらいの倫理の学びと実践者で、

私たち倫理法人会メンバーの「先達」さんです(%王冠%)

今回のテーマは「感恩・感謝」。

NHKの番組をCDに落とし、それをみっちり一時間聴かせてくださりました。

その番組の主人公は、「NPO法人沖縄アジアチャイルドサポート」の

池間哲郎代表理事。

池間さんは平成3年から、アジアの最貧国の

子どもたちの支援活動をはじめられています。

そのきっかけは、元々テレビカメラマンだった関係で、

フィリピン・マニラにあるゴミ山(地域)に住んでいた

子どもたちを取材したこと。

その地域には、3万人の人たちが、住んでいて、

子どもたちは、裕福な人たちが出して出来たゴミ山から

鉄くずや、瓶など、お金になるものを拾って

家計の足しになるよう生きてるとのこと。

そこで出会った10歳くらいの女の子に

「将来の夢はなんですか?」と聞くと

「私の夢は、大人になるまで生きることです」

・・・と言ったそうです。

ゴミ山は、身体を傷つける危険な物、有害物質などいっぱいあり、

もちろん衛生状態もわるく、ケガしたとこからばい菌が入ったりするそうです。

その地域では、15歳まで生きられる子どもは3人に1人なんだそうです。

今まで、「大人になることは当たり前のこと」だと思っていた池間さんは、

全く人生観が変えられ、「いままでの僕の人生、なんやってんやろ?」

そして「この子どもたちを救いたい!」そう気持ちを昇華させていかれました。

池間さんの活動がすごいのは、

ただ、池間さんのような意識の高い日本の大人たちが、

物心の寄付を最貧国の子どもたちにするのではなく、

沖縄を中心とした日本の子どもたちに、自発的に寄付を集めさせて

その寄付金で、井戸を作ったり、学校を建てたりするところにあります。

マニラのゴミ山の子どもたちも、貧困のため、親に捨てられ

マンホールの中で暮らすモンゴルの子どもたちも、

タイ等の売春させるため売られて行く十代前半の女の子たちも

みんな、親を尊敬、愛し、親の為にと売られたり、捨てられていくんです。

捨てられたからって親を恨んだり、卑屈になって自殺する子どもなんて

1人もいないそうです。

親に捨てられた子に将来の夢を聞きますと、

「早く大きくなって、お父さんお母さんを助け、養ってあげたい」

そうおっしゃるんだそうです。

私も含め、今の日本の子どもたちにはない発想です。

今、日本の子どもたちは飽食の時代の中で行き、

物の豊かさの恩恵を受ける見返りとして、食べるものを平気で捨てたり、

物を粗末にしたり、挙句の果てに、親を殺したりします。

つまり命を粗末にし、『命の元』(親・祖先、食べ物、身の回りの豊かな環境など)を

「存在するのが当たり前」やと、恩を感じず、感謝することを忘れ、

生きる方向性を見失い、『生きる力』をなくし、カンタンに人を傷つけたり

カンタンに自殺してしまいます。

ですので、お金がないだけで、心豊かで「生きる力」あふれる

アジアの最貧国の子どもたちと、『寄付活動』を通して

日本の子どもたちとを交流させることによって、

双方の子どもたちに、いい影響を与え合っていって、

すばらしい世界を作っていこう!という

『国際協力を通しての日本・世界の人材教育』

を、池間さんの会は、展開されておられます。

この活動を通して、日本の子どもたちだけでなく、

大人たちも、「日本の常識は世界の非常識」という

今の日本の問題点に気づき、考え方・生き方を改め始めている

ということです。

この放送は、ほんま涙なしでは聴けなかったです。。。

私たち日本人が知らない地球の向こう側で起こっている悲劇。

それを「親の為に」と素直に受ける子どもたち。

そしてまた1人1人と小さくても尊い命が消えていく・・・。

その遠因は、きっと私たち日本人にもあると思います。

丸い、地球は一つです。 つながっています。

ほんと、深く、深く考えさえられた事実であり、

一方で、今受けている「幸せ」を、当たり前のものやと思わずに、

ゆっくりじっくりかみしめて、感謝したいなと思いました。

・・・その後は、電車に乗って一気に

奈良・大和高田まで行き、

「地域の伝統行事と役行者」という

テーマの講演会に行きました(%笑う女%)(%ハート%)

最近は、「四国お遍路さん」だけでは飽き足らず?

今年は、奈良・吉野に1300年伝わる

修険道体験をしたい(%ニヤ女%)(%晴れ%)と熱望している

よしこちゃん、必見のセミナー(%ハート%)

第一部では、奈良県文化財保存課の浦西勉さんによる

「金峯山寺の蓮華会(蓮取り行事を蛙飛び行事)」という内容で講演。

金峯山寺は、吉野山にある、修険道の総本山。

よしこちゃんが昨年末4泊5日で吉野山に籠もり、

毎日一回以上訪れていた、よしこちゃん的パワースポットです♪

大和高田市にある弁天神社の中の「捨篠池」に毎年生える蓮の花を

行者さんたちが徒歩で、吉野山の金峯山寺・蔵王堂に運び、

そして更に山の上にある「山上蔵王堂(大峰山寺)」まで運ばれます。

私はなんで古の方々は、吉野山の近所でなくて、

大和高田の池まで蓮を取りに行ったのかが不思議デシタ。

浦西さんはおっしゃっていませんでしたが、

私は、捨篠池と金峯山寺・蔵王堂、そして山上蔵王堂の

3つの位置関係を地図で出してみますと、

やっぱり、ほぼ一直線で3つの場所が繋がり、

間にある金峯山寺・蔵王堂を挟んで、距離(歩くと大体30キロくらい)が

ほぼ等間隔になりました!

昔の人は「方位」を大切にしたいたような気がいたします。

勝手な推測ですが(笑)。

「大和三山」もそうですが、地図の無い時代に、よくもまー

あんなにきっちり山とか作ったよなーって、

ほんと、古の方々の凄さを感じます。

後、浦西さんがおっしゃっていたのは、

吉野山は山ですので、田畑かあまりなくって、

それで大和高田の肥沃な土地を使って

吉野山の人たちを養っていたとのことです。

それに、大和高田に暮らす荘園の人が吉野山の寺院に

いろいろ寄付したり仏像か何かに名前が彫ってあったりしたそうです。

にしましても、なんで数十キロも離れた「大和高田」なんでしょう???

手前の下市とか明日香村とかいろいろあるのになぁ〜。

やっぱり『方位学』が先にあって、

それから、たまたまそこが大和高田やって、

荘園の人とのつながりができたのでしょうか・・・?

今となっては、完全な事実は分かりませんが、

いろいろ推測する・・・ロマンがあっていいですよねぇ〜(%ニヤ女%)(%ハート%)

第二部では、金峯山寺・蔵王堂

田中利典氏による講演。

お坊さんということで、気難しい方かなーと思いきや、

ユーモアあふれるおじさまでした(%笑う女%)(%ハート%)(笑)。

修険道を最初につくった「役行者(えんのぎょうじゃ)」は実在の人物か?!

というオモロイタイトルから始まり、

修険道の奥の深さをみっちりお話いただきました。

「役行者の教え」の中で、『実修実験』というものがあり、

これは「際に行しながら実験しなはれ」という

ような意味のようです。

つまり大阪弁で言いますと、「すべこべ言わずに、さっさとせんかいっ(%怒る女%)」

ということかと・・・(笑)。

あ。そういえば、

この講演会では、「法螺貝(ほらがい)」の音色が

生で聴けましたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)

法螺貝は、行者さんが修行の最中使用するもので、

山の奥でも、この音色は数キロ先まで聞こえ、

音の高さや「ふし」をつけるなどして、

それぞれの音色に『意味』があるんやそうです(驚)!

法螺貝の音色は、そんな機能的な役割だけでなく、

人の心に響き、心を清清しく清める効果もありそうな感じで、

聴いているだけで、吉野の山奥にいるような心境になりました(%笑う女%)(%ハート%)

・・・とまあ、さすがにこんなセミナー三昧でしたら、

帰って夕方からバタンキューでした(%ショック女%)(%涙%)

が、とっても充実した・・・脳が活性化した土曜日デシタ(%ニコ女%)(%音符1%)