ちょいと仙台へ♪ PART3 〜塩沼亮潤氏講演会 in栗原市〜

さて、この日記「PART3」でようやく

今回の宮城旅の本題にナリマシタ(笑)(%ニヤ女%)

まだ未定の段階なのですが、

私が入っている経営者団体の来年2月の例会で

講師としてお招きしたいと、よしこちゃんイチオシの

講師が、塩沼亮潤氏です。

塩沼さんとの出会いは、

私が参加している経営者団体の先輩に

奈良・吉野山の金峯山寺・蔵王堂など

吉野を舞台にした、「修験道」の本を見たことに始まります。

<詳細は下記の過去の日記まで↓>

https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/42837/1935613#1935613

で、あまりご講演されない塩沼さんが12日、

栗原市で講演されるという情報をゲットし、

そさくさと栗原市まで来た訳です(%笑う女%)(%ハート%)

栗原市は、記憶の遠くにありましたが、

ほぼ2年前起こった、岩手・宮城内陸地震の被害地域で、

そのチャリティーとして、塩沼氏の講演会をするということで、

入場料が1500円でした。

会場はざっと400人くらいでした。

やっぱり、大阪から来たという人はいなさそうで(物好き?!笑)

地元のおじーちゃん&おばーちゃんが殆どでした。

私たち、大阪の人間としては、岩手・宮城内陸地震って

もうほぼ全部忘れ去った出来事かと思いますが、

こうしてご縁があって、講演に行かせていただき、

過ぎ去って、テレビで言わなくなっても、

まだまだその傷で、心、痛めておられる方がおられるんやな・・・と思いました。

きっとこの地球にも、知らない場所でそんな方々がたくさんおられるんでしょうね。

そんなこと、忙しい日常でも、忘れたくないですよね。

塩沼亮潤氏は、現在、仙台市郊外にある

慈眼寺の住職さんで、

現在43歳なんだそうですが、

過去、吉野山金峯山寺1300年の歴史で2人目となる

「大峯千日回峰行」を満行されるなど、数々の荒行を

満行されたものすごいお方です。

凡人の想像&限界を超える行をされた方のお話は

家庭、会社経営、そして人生において、大いに考えさせられる

ことばかりで、それを本でしか分かりませんでしたので、

今回はじめて、生で聞ける(%笑う女%)(%ハート%)

ってルンルン気分&大感動で、登場された瞬間、

ウルウル来てしまいマシタ(笑)!!!

講演時間は1時間20分程度。

めっちゃ内容が濃いかったので、

一部をご紹介いたします(%笑う女%)(%ハート%)

①世の中は、いいことばかりでもなく、わるいことばかりでもない。

例えば・・・そんな中、絶対にウマが合わない人は必ずいる。

99%は「その人とうまくやろう」と思っていても、

たった1%でも、「関わりたくない、どっかに消えてほしい」という

後ろ向きな心があれば、全てが後ろ向きになってしまう。

殆どの人は、99%以下の決意しか出来ず、だから「迷い」「悩み」が

生じてしまう。

100%許しきる、そのところに、全ての幸せがある。

謙虚、そして素直に一歩一歩歩くのみ。それが人生。

②塩沼氏のお師匠さま曰く・・・

「修行の場であるお寺の人間関係も、そして社会全体も、

例えるならば、『大きなたらいに、畑からとって来た

土のついたおいもさんを入れ、それに水を入れ、ゴシゴシ洗うようなもの』」

・・・とおっしゃったそうです。

つまり、お坊さんの世界も、凡人の世界も、

ご縁ある人たちがあつまって、切磋琢磨し合って

おいもさん(心)がキレイに洗われ、美しくなっていくもの。

言葉・表情・行為・・・全てにおいて、洗い清めるべき。

ますは「反省」することからはじめる。

相手だどうこうって、相手をわるく言うのではなく、自己反省。

そして「懺悔(さんげ)」する。

※懺悔は、「ざんげ」ではなく「さんげ」です。

神&仏教用語で、「さんげ」が「ざんげ」よりもより深く懺悔するという

意味があります。

③やる気がある・ない、ではない。

やる、しかない。ただそれだけ。理屈なんて必要ない。

はじまりも、終わりもない。

自分で決めたことをただ無心でやる。

「心が無い」のではなく「無我」、つまり「我欲がない」。

何にもとらわれていない、ただ、人や大自然のために尽くす。命を燃やす。

失敗してもやりつづける、ただ、それでけでいい。

④「今の自分自身の心は、未来も、そして過去をも変える」

大切なのは、自分自身の心・心の持ち方。

⑤仏教とは、3つの言葉に集約される

1、「ありがとうございます」

2、「すいません」

3、「はい」

すべてのもの、人に感謝する心を持ち、

それに対する恩返しがまだ出来ていないことを詫び、

そして何でも「はい」と肯定的に受け入れる。

塩沼さんは、「金峯山 修験本宗」慈眼寺の住職さんという

「宗教家」になろうかと思われますが、

と同時に、私たち人間の「先達・教師」でもあろうかと思われます。

人間のよい・わるいに、職業や肩書きなんて関係ないと思います。

昔ながらの日本古来の宗教から学ぶべきことも多くあり、

私は今年は修験道さん体験を何度かチャレンジする予定で、

そして冒頭にも書かせて頂きましたが、

私が参加する経営者の会で、大いにお話いただきたいと思っています。

過去、NHKで特集されたり、雑誌では、脳化学者茂木健一郎氏や

「和民」の創立者・渡邊美樹氏などとの対談記事が掲載され、

更に、いろんなところで講演活動もされておられるそうなので、

なにがなんでも、大阪に来て頂きたいっ!と

改めて思いました!

ってことで、明日は慈眼寺に行って参ります〜(%笑う女%)(%ハート%)