『社員と紡ぐ、感謝の心を巡拝用品に込めて』

私が参加してる経営者団体「倫理法人会」

地元八尾での「経営者モーニングセミナー」

(毎週火曜日朝6時半から『八尾パーキングプラザ』で開催)で、

めちゃくちゃ感動的なDVDを鑑賞させて頂き、

思わず2回も観てしまいましたぁ〜(^O^)☆

(※私はその日参加しませんでしたので、特例でDVDを貸与して頂きました)

普段のモーニングセミナーは、会員さんや外部の方が

45分講演して下さるんですが、

たまに倫理法人会の本部が作成したDVDを観ます。

私は今から約3年前、30歳になる記念に、

折りたたみ自転車を使って『四国霊場88ヵ所札所巡り』をし、

現在は車で2周目の途中まで回っています。

ですので我が家には、巡拝用品がワンサカあります♪

私のかけがえのない大切な遍路旅のパートナーである用品を

製造・販売している会社の社長さんが、そのDVDの主人公デシタ。

香川県丸亀市倫理法人会所属の

松岡賢氏(法人スーパーバイザー)率いる『株式会社マツオカ』

香川県宇多津町にあり、松岡さんが昭和55年に興した会社です。

起業当初は包装材のみを作ってたそうなんですが、

ある人のご縁で、『納経帳』を作ることになり以来、

ご要望に沿って、いろいろなお遍路グッスを自社で作ることになったそうで、

今でも主力製品の『納経帳』は、「書きやすくて墨がにじまない」と好評で

年間8万冊も売れる超ヒット商品なんだそうです。

10年くらい前、『納経帳』を購入した一人のお客さまから、

ページの挟み間違いを指摘され(例えば75番・善通寺の情報が

書かれた場所にはそのお寺のご朱印を書いて頂くことになっています)、

もう一度回りなおさなければならなくなったという、あってはならないミスが発覚。

今まで傲慢経営で「効率化して利益出してナンボ」という考え方から、

「利益も当然大切だけど、お遍路さんしている方々の

『心』を大切にした経営をしよう!」と方向転換♪

その一環として56人の従業員さんのお給料は

「感謝の気持ちを言葉を添えて表現したい」そして

「大切に使って欲しい」全て新札での手渡し(驚)!!!

DVDの最後の方で、松岡さんは

“要物必与(ようぶつひつよ)”という言葉を何度もおっしゃりました。

その意味とは「必要なものは必ず与えられる」というもの。

人のステキなご縁から、苦難や苦悩までもが

必要な時に、ふっと与えられるというのです。

上記の、『納経帳』の間違いのクレームも、

そして、会社の売上金を800万円横領した従業員の存在も

全て“要物必与”で、従業員や経営者の失敗という「苦難」が来ることにより

そこでその失敗を二度と繰り返さないシステム・仕組みを冷静に分析・構築し、

そしてそんな心構えを改めて決意することによって

もっと大きな取り返しのつかない失敗を回避する為に

必要な「苦難」だったということです。

人生、心身の苦難、お金の苦難、人間関係の苦難・・・いろんな苦難が

次ぎから次へとやって参りますが、それらの苦難は全て

より悪い方向に人生が行かないために、と同時によりよい人生に行くように

起こるものなんだそうです。

これは究極のプラス思考かと思います。

倫理法人会ではこれを『苦難は幸福の門』と言っています。

ほんと、なるほどなーって思います(^^)。

DVDの最後のお言葉に、感動。。。

「人生は思うようには行かない苦難の連続。

それにどう真剣に向かい合い、答えを出すか・・・?

深く見つめ、答えを問い続けるその先に、

無心の境地が拡がっている。感謝の心は人を謙虚に、そして優しくします。」

「心の浄化をしたい」

そう思い遍路旅に出かける私たちお遍路さん。

その私たちの“浄財”で、生かされている、株式会社マツオカの人たち。

だからこそ、“心の経営”をし続け、1300年続くお遍路文化を

次世代に継承して行く役割を担っておられます。

マツオカの方々は、分かりやすいのですが、

私たちのような、お遍路グッズではなくて、

日常生活で必要なモノやサービスをご提供する者も、

マツオカの方々のような心構え・心の経営で、

日々精進していかななーって、改めて感じた次第です(^^)。

よし☆今年秋に高松に行くから、丸亀市倫理法人会の

経営者モーニングセミナーに行って

松岡さんにお会いしに行こう〜っと♪

倫理法人会の方々は、飛び入りでモーニングセミナーに行きますと

めっちゃフレンドリーに接して下さり、とってもいいです!

おかげさまで、また旅の楽しみが増えました・・・感謝(ー人ー)〜☆