河内の国は『河内木綿』の季節、まっさかり!

夏真っ盛り!

我が町・大阪府八尾市には、

今年も木綿の苗がすくすくと育っています(^^)。

八尾の南側を流れる大和川

が、大和の国・奈良から

大阪府堺市にまっすぐ西へ流れる前、江戸時代中期までは、

八尾のど真ん中を北に向いて流れていました。

余りにも洪水被害が多く、それで堺方面につけかえられました。

その大和川が流れていた砂地を活かして、

稲作よりも付加価値の高い、木綿栽培が発展し、

『河内木綿』がブランドになりました。

第二次世界大戦の頃までは私が暮らす、

JR八尾駅周辺地区に紡績工場があって、

たまたま偶然、岡山出身の私の母方の祖母も働いていたのですが、

安い外国製や、化学繊維が普及し、

たちまち紡績工場はなくなってしまいました。

ま、これも時代の流れですね。

今は、この駅前で見掛ける程度になった、

木綿の苗ですが、かつてのこの八尾で生きていた方の・・・

つまり私の「ご先祖さま」の生きた証である

この木綿の苗を、万感の思いでまた今年も眺めています・・・(^^)。