嘉例川温泉でしばしレトロ気分を満喫し、
また吹雪の峠を越え、霧島温泉郷に
戻ってきました。
で、嘉例川駅で買った名物の駅弁「百年の旅物語かれい川」を
晩御飯として頂戴いたしましたぁ〜(%ニコ女%)(%音符1%)
このお弁当の定価は1050円なんですが、
たまたま5000円札しかなくって、「すいません・・・」と言いますと、
極寒の駅舎で駅弁を売っていたおじさんが
「1000円でいいよ〜(%ニコ男%)」ってお弁当と4000円を下さりました。
な、なんて、田舎の人ってやさしいねんやろ。。。って
大感動いたしましたぁ〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)
お弁当のお味は、さすが九州ナンバーワンの駅弁に
選ばれるだけあって、味が美味しい!
しかも「手づくり」ってかんじで、心がこもっています。
お弁当箱も、竹の皮とかで手づくり。
この箱は自宅に持って帰って、ハガキ入れか何かにいたしま〜す(%ニヤ女%)(%王冠%)
26日夜、泊まらせて頂いたのは
「さくらさくら温泉」。
なにがいいかって言うと、ここの温泉にある『泥パック』を
一回やってみたいっ(%ニコ女%)という知的好奇心(%ハート%)
ここは、日帰り温泉もやってて、日帰りでも体験できるのですが、
温泉の湯船のところに、泥がテンコモリで置いてあって、
それを顔や髪など、湯船にかからないところにさっと付けます。
5〜10分すると、カチカチに乾燥するので、それをさっと流します。
そうすると、自然のパックをしたようになって、
翌朝つるっ☆とした感じになります。
ってことで、この温泉、独身女子が行きたい温泉
九州でナンバーワンなんやそうです(雑誌「じゃらん」調べ)。
よしこちゃん、欲ばって、夕方と深夜の2回
やっちゃいマシタ〜(笑)♪
いや〜ん、これ以上キレイになったら、「こまどり姉妹」状態デスワ〜(爆)☆
二回目の泥パックも終わり、
露天風呂で、しんしんと降る雪を眺めつつ
ぽけーとしながら、いろいろ考えてました(%ニコ女%)(%音符1%)
・・・旅の最中で出会った、思わぬ“雪”。
タイヤチェーンは持って来ていないので、
これじゃー、前には進めない。どうしよう。。。
だけど、こんなことって、現実世界ではかなり起こっている。
今日は雪を眺めながら、この“苦難”にただ、笑うだけだ。
現実では、決して笑えない。
「旅は人生、そのものだ」という人がいた。
もし本当にそうであれば、
“雪”という“苦難”を笑えるように、
人生の苦難も、笑って朗らかに過ごすことが出来るのはないか?
そんなことを、ふっと思いはじめた。
私たち人間は、太古の昔から、多くの事柄(歴史)を
積み重ねてきて、その結果が今にある。
私が一人でここの雪を眺めているちょうど今まで、
目に見える人、もう見えない人・・・
本当に多くの方々の“徳”(恩恵)を受けて来た。
と同時に過去の人たちは、多くの“罪”を犯して来た。
過去だけでなく、今の人たちもそれを犯し続けている。
その“罪”をさらに増やすことも、
そしてそれを昇華(償うことが)できるのも、
今を生きる私たちだけだ。
私は、白色が一番好きな色だ。
何色にも染まっていない色。最も純粋(ピュア)な色。
そして何色にも染められる色。
私もそんな人間になりたい。
空に向かい、手を広げてみる。
空と一体になった気分。これが“空”の世界なんだろう。
白い雪が、私を包む。
冷たいけど、あったかい。
なんだか私が産まれるずっと前からの“罪”が
一つずつ、私に当たって、とけて消える・・・。
誰かに、なにかに、やさしく包まれている気分。
一人でいるけど、決して、一人ではないという確信。
そんな何ともいえない、凛とした、そしてあたたかい
何か不思議な感触を私はここで感じた。
そして今まで、澱んで見えなかった
心の底が、だんだん見えてきた。
水が汚れてて澱んで見えなかった湖の底が見えてきた感じ。
見えて来たものは
私の過ぎ去った過去の真実、未来のあるべき姿、
そして私の『命の元』。
“苦難”はきっと、その人を惑わしたり迷わせたり
不幸に陥れるものではなくって
その人の本来あるべき姿『元』に、気づかせてくれる
絶好のチャンスなのかも知れない。
人って、人の人生って、実はとっても不思議で
奥が深いものなんかも知れませんね。
そんなこと、露天風呂で一人、温泉に入っている時に
考えていましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)
結局、雪は夜遅くに止んで、
明日も予定通り、旅ができることになりました。
ほんと、旅も人生と同じで、
想定外のことが、起きてきますよね。
12月27日(月)朝。
美しい雪のかぶった、霧島連山を眺めつつ
鹿児島市内へと約70キロ。
また下の道で、えっちらおっちら向かいましたぁ〜(%車%)(%笑う女%)
<つづく>