『この国のかたち』

最近、司馬遼太郎さんの著書

『この国のかたち』(全6巻)を

合間合間で読むのがマイブーム(%ニヤ女%)(%ハート%)

読んでいるのは、おシゴトをする前の朝の

ちょっとの時間か、おシゴトの合間・・・

JR八尾駅前のミスドが多いデス(%ニコ女%)(%星%)

ミスドで本読みや、雑用をしてますと

なんだか気持ちが引き締まります☆

私は自宅兼事務所ですので、自宅という

完全私的空間でおシゴトしてますと、だんだん

だれて来る感じです。

このような公の空間で、目が覚めるコーヒーと

疲れの取れる甘いもの(ドーナッツ)食べながら

時間を過ごしてますと、凛としますし、

アイデアや、うっかり忘れてたことが思い出されます。

自称「デフレ女」で、普段は殆どお金は使いませんが

このミスドには毎月5000円以上、1万円未満くらいの

かなりのお金をつぎ込んでいるかと思います(笑)。

ま、デフレ・経済不況と言えども、

なにふり構わずお金をつぎ込む人が少なくなったんですが、

自分が価値があると判断したものには、

惜しみなく使う時代に入ったんやと思います。

多くの人の価値に見合ったビジネス・ボランティア等の

「働き」をせなアカンなーって、つくづく感じています(%ニコ女%)(%星%)

先日、ご縁ありまして、東大阪市にあります

司馬遼太郎記念館に行ってきました(%笑う女%)(%ハート%)

二回目でしたが、新鮮な感動がありました。

この『この国のかたち』の第一巻は

大学時代に買ったんですが、

司馬さんの言葉があまりにも高尚すぎて

当時の私には1割くらいしか理解できず、

途中で投げ出してしまいましたが、

今33歳になって、2〜3割は分かるようになったので、

ここで一気に残り5巻を購入することを決意しました。

小学6年生の時の国語の教科書に

司馬さんの『21世紀を生きる君たちへ』が掲載、

それを勉強させて頂きました。

これも記念館に大きく展示されていました。

これはいつ見ても感動もんです。

ほんと、もっとちゃんと生きないとアカンなーと

懺悔に近い反省をさせられます。

この国のかたちは、人によってカタチは微妙に違うかと思いますが、

司馬さんのような日本のことを憂え、そして愛する人の下で

いろいろと学ばせて頂くのも、とてもいいように思っています。

私はこれを読んでから、何故今の日本・日本人・日本政府が

こんな考え方をするのか?こんな行動をするのか?

ぼやーと見えてきました。

原因が分かれば、腹立たしさも、悲観も、憂えもなくなり、

客観的・第三者的に捉え、冷静に見ることが可能になります。

司馬さんは、平成8年に亡くなってしまいましたが、

著書本を読んでいますと、今でも側で生きているような錯覚を感じます。

それは、司馬さんだけでなく、司馬さんの本の中で紹介されている

多くの過去の人たちも同様です。

今年3月、34歳になる記念に、高知の坂本龍馬記念館に

行く計画を立てていますが、

「坂本さんに会いに行き、教えを蒙る。」という感覚です。

(死んでいるという感覚はないです)

きっと、私のDNA(といいますか、日本人のDNA)の中に、

『坂本龍馬的DNA』が今でも存在し生き続けていて、

そのDNAと今の自分とが対話するんでしょうね。

日頃何気なく生きていますが、

全ては過去の蓄積・・・私を形成するDNAがその典型です。

だから過去を知ることが己(の未来)を知ることであり、

己の集合体である国のかたちもおのずと見えてきます。

私はまだ司馬さんの小説の3割も理解できない若輩者ですが、

日々勉強をして、死ぬまでにはあるていどの割合を理解できるようになるべく、

日々精進せなアカンな・・・と痛感しています。

日々、だらだら生きるのも同じ時間(人生)。

日々、他人や政府のせいにして、悲観して生きるのも人生・・・

どう生きるか?それぞれに今、問われていますよね(%ニコ女%)(%王冠%)