小学生5年生の時の思い出。

何日か前の夕方。

自転車で急いで自宅から走り出すと、

自転車に乗ったおばさんのお坊さんとすれ違いました(%ニコ女%)(%王冠%)

八尾のおばさんのお坊さんには思い出があり、

ふっと思い出しました。

(そのおばさんが、思い出のおばさんかは分かりません。

だけど、なんとなく、そのおばさんのような気もしました。)

小学5年生の時、地元子ども会の行事で、

河内音頭などの踊りを稽古するというものがありました。

んでもって、敬老の日に地域のお年寄りの方々に

その踊りを小学校の体育館の舞台で披露するというような

イベントがあったような気がします。

私は昔から、思い浮かんだものを絵に表現することは得意ですが、

踊りで表現することが苦手でした。

さらにその苦手意識が、余計私を上達から妨げていました。

こんな時に限って(?)、私の母が子供会の役員で、

まわりの子と比べて、出来ない私を責めたり歎いたり呆れたり…

練習をさぼろうとしても、母と喧嘩しても逃げれない状態でした。

我ながら一番踊りが下手くそやと自負してましたし、

実際そうやったと思います。

練習してた公民館の側にお寺があり、

そこのおばさんも練習を見に来ていました。

私がトイレかどこかに行ってる時、そのおばさんに呼び止められました。

「よしこちゃんが一番がんばってるね!」と

満面の笑みで励まして下さったのを覚えています。

記憶は定かではないですが、その後、抱きしめられた気がします。

これまた記憶が定かではないですが、

その後、トイレの個室の中で泣いたような気がしています。

がんばっても出来ない悲しみの涙と、

おばさんに励まされた嬉しさの涙と半分半分だったような気がします。

(もしかしたら、これは現実ではなく、夢かも知れません。

それくらい曖昧な記憶の中の思い出です。)

それから何かが変わり、前向きに練習に

打ち込むようになった気がします。

踊りの本番が終わり、そのおばさんは

「よしこちゃんが一番うまかったよ!」と

またまた満面の笑みで言って下さりました。

今も近くに住んでいるにも関わらず、あれ以来、

一度もそのおばさんとはお会いしていませんが、

記憶のある・なしに関わらず、

そんな地域の優しい人たちに育てられて来たんやなぁ…。

としみじみと感じました。

産まれて33年間の記憶の彼方…無意識のココロの中にある、

今までお世話になった八尾の方々から頂いた「恩」が、

私を無意識のうちに良い方向に導いてくれているんやと、

改めて感じました。

そんな感じで、最近またドタバタしまくってまして

失敗もしつつも、この町で、元気で楽しく生きていられることに

感謝、感激です。。。(%ニコ女%)(%王冠%)