2月10日(木)。
奈良県・薬師寺執事であられます
大谷徹奘さんの講演会を開催いたしましたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)
大谷先生は、年間400回以上、全国各地ご講演されてはって、
凡人が読解不可能なお経を、面白く
わかりやす〜く説きに回っておられる方です。
独自の筆文字スタイルの「日めくりカレンダー」は
とっても有名になっています。
今回の例会は、八尾YEG・北大阪YEG・守口門真YEGの
3つの単会の合同例会(講師例会)として開催。
私はその例会の担当委員長として、お役を務めさせて頂きました。
構想&準備に丸一年・・・。
「人生&経営の根本・成功の有無は、その人の“心”が決める。
いくら良い勉強で“頭”を鍛えても、ちゃんとした”心”が伴っていなければ、
人生も経営もうまくいかない!」
そう、いつも思っていますので、その“心“にぐっと来る
例会をどーん☆と商工会議所青年部に提言し
青年部としては、新しいジャンルの例会を創造したいと思っていました。
せっかく委員長として好きなこと出来るんやから、
予算もたくさんつく3単会合同でしよう。と思いついた訳です。
講師・会場の選定から、北大阪YEG・守口門真YEGさんとの交渉・調整、
身内(八尾YEGの正副会長・理事会、委員会)との打ち合わせを
何度も何度も何度も・・・行い、苦難の連続の日々・・・。
ちょっとした失敗&ドタバタした想定外のハプニングがありつつも、
おかげさまを持ちまして、120名のメンバーさんが
会場であります、道頓堀ホテルに集結してくださり、
みなさまから「いい例会やったよ!」とお声がけ頂きました(%笑う女%)(%王冠%)
ほんと、苦労のし甲斐があるというもんです♪
ほんま、参加されたみなさまの更なる“心”の発展を
祈念いたしております。
・・・一方、委員長という、ある組織の『リーダー』としての役割を
頂戴したのは人生で恐らく初めてかと。
この『リーダー』という役に慣れるのに、かなり時間がかかりました。
というか、未だ慣れておりません(%とんかち%)(%痛い女%)
会社で言う「社長」やのに、ついつい何でも
自分でホイホイやってしまい、何度も先輩方に注意されましたし、
「仕事をもっと副委員長や委員さんに振りなさい」と
言われ続けています。。。
社長が、平社員の仕事をしているって、
ホンマ変で、筋違いなことしてるよなーって感じです。
それに「委員長(社長)」と言われるのが、なんだか
精神的にめちゃくちゃ重い・・・(ーー;)。
みなさま、私なんかより年令が上、男性やし、会社も立派やし・・・。
「よしこちゃん」って呼ばれるのがいいです。
地位とか名誉とか肩書きって、私はやっぱイラン!って
ますます感じました。
だけど、一度お役を頂いたからには、それをしっかり演じきらないと!と
腹をくくり、ますます「河内のおっさん」っぷりに
磨きがかかった、一年間でもあっただったかと・・・(%とんかち%)(%痛い女%)
とにもかくにも、副委員長、副会長、専務理事、委員さん・・・などなど、
みなさまに本当に鍛えられ、励まされ、厳しくとも良い修行の日々でした。
リーダーなんて、二度としたくないですが(笑)、本当にいい勉強でした(%ニコ女%)(%星%)
大谷先生のご講演の内容です・・・。
先生曰く・・・
「人生で幸せになることは、『心身安楽』(しん じん あん らく)を
感じられるか否かにある。」と
キッパリおっしゃられてはりました(%ニヤ女%)(%音符1%)
「楽チン」という言葉がありますが、
それは上記の言葉の中の二文字「楽身」から来ているとのこと。
意味は、「カラダがラク」ということです。
ここまでは、身体・カラダのこと。
心が「楽チン」の状態を、同じく、上記四字熟語の二文字を取って・・・
「安心」
と言うんだそうです。
ふむふむ。なるほどなー!
今の日本人は、この「安心」が感じられない世相で
だから混沌としてるんやそうです。
つまり、「安心」の前に否定語である「不」がついた
「不安(心)」な状態。
この不安の心は、実は殆どが「人間関係」から来ているんやそうです。
(先生曰く、お金の問題も、病気の問題も、その根本は、
人間関係から来ている場合が多いそうです。)
これは、奈良少年刑務所・大阪矯正管区篤志面接委員も兼任されて
おられる大谷先生が、刑務所の中にいる子どもたちとの出会いを通して
気づかれたんやそうです。
大谷先生が、10人の小学1年生に、
「きらいな人いますか? どんなとこがきらいですか?」と
アンケートを取られたそうです。
すると、9人の子が「きらい」と思う人がいて、
①悪口を言う
②叩く
③自分のすることに邪魔する
3つの理由を挙げたそうです。
どうして人は人を嫌うのか・・・?
先生曰く・・・
「人は価値観という『ものさし』があるから」
なんやそうです。
例えば、仕事ばかりの夫と、育児ばっかりの妻がいて・・・
妻は「育児を私ばっかり押し付けないで、たまには手伝ってよ!
収入もそんな多くないクセに!それに夜は酒飲んで女遊びして!」と思い、
夫は「俺はこの不況で、身を粉にして頑張ってるんや!
家に帰って来たら、ヘトヘトやし、夜は接待で居酒屋にも行くし、
おねーちゃんいるお店も行かないとアカンし・・・っていうか、
ストレス発散で、たまにお酒も飲みたいし、コッソリおねーちゃん遊びしたいし♪」と
思っていたとします。
(ほんと我ながら、双方のキモチがよくワカル、よしこちゃんっ〜自画自賛・笑)
これは、大谷先生に言わせれば・・・
片一方は、「尺」のものさし、
もう片一方は「センチ」のものさしで相手を計って(見て)いるから
もめて、不安が増して行くんやそうです。
ちなみに、価値観がますます合わなくなっていく3つのプロセスは・・・
①口をきかなくなる
②相手(の目)を見ようとしない
③部屋から出ていく(視界からその人を外す。会わない。)
なんだそうです。
そして夫婦喧嘩になり、どちらかが
「バカ野郎〜!!!!」って叫んだとします。
その言葉をそのまま捉え(=自分自身のものさしで相手を計る)のではなくって
一瞬冷静になって、
「なんでこの人は、私にこんなことを言ったのかな?」
って、言葉の奥にある、その人の“魂”を聴くことを
勧めておられます。
つまり、自分の価値観・ものさしで、相手の言動を
判断してはいけないということです。
自分のものさしと、相手のものさしは、赤の他人であれ、
身内であれ、みんな違うものなんです。
まず、その違いを受容することから始めるべきであり、
「夫婦なんやから、親子なんやから、言わなくても分かるやろー」という
妄想はさっさと捨てるべし!とキッパリ断言されました。
価値観という名前の「ものさし」は、大変身勝手なもので、
相手が好きだと、ものさしの尺度は広がり(=何をされても許す)、
嫌いだと一気に狭まる(=ちょっと何かされただけでも怒る)んやそうです。
人間、ホトケサマではあるまいし、
人間である以上、仏にはなれません。
「仏」という字は、「イ」(人)+「ム」(無)。つまり「人で無い」。
だけど、ちゃんと努力すれば、仏様に近い、「縁覚(えんがく。仏教用語)」にはなれるそうです。
どんな人でも優しく受け入れられる人はその文字の通り、
「縁を自覚する人」なんやそうです。
世界の人口は今、65億人???
古今東西、いろんな人がこの地球上に生きています・いました。
そんな中で、奇跡的に出会えたこのご縁に
まずは感謝することから、「縁覚」になる道が始まるそうです。
「縁覚」に近づけば近づくほど、不安から遠ざかり、
幸せに近づくことが出来ます。
講演の最後に・・・
「運命は『命を運ぶ』と書く。 命とは“誰かが”運んでいるもの。
今というこの時間、運んでいるのはあなた自身。
その自分自身にまず、鏡の前に立って、『ようこそ自分っ!(%笑う女%)(%笑う男%)』って
歓迎してやろーじゃないか!!?
自分に与えられた命、たった一度の命をどう使うのか?
しっかり自分で考えろ!!!」 ←(この行為を『静思(じょうし)』と言う)
って、熱くおっしゃられ、なんだかウルウル。。。
一つの大きな机は、がんばれば、自分で持てるけど、
みんなで持ったら、ラクに、そして長く持てる。
この時代、ここで出会ったのも「よっぽどの縁」。
どうかこの「縁」を大切にして・・・
良縁・悪縁ってあるけど、これらは造語。
本来は縁というものは、よくもわるくもない。
目の前に現われた縁をどう掴んで、自分に活かして
幸せの道を歩むか・・・?それが大事!
・・・いやはや、我ながら、最高の講師の方を
お招きしたもんや〜(自画自賛っ・笑)。
ということで、ご興味おありの方は、
先生のホームページまで(%笑う女%)(%王冠%)
http://www.tetsujo.net/cgi-bin/houwa/index.cgi
講演後、役得で?先生と写真撮影〜っ(%笑う女%)(%ハート%)
私含め、みんなキンチョウしてますが(笑)、
乾会長・中井専務理事・正木副委員長も
大満足〜っ(%ニヤ女%)(%ハート%)
ということで、YEGのみなさま、
本当にありがとうございましたぁ〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)