翌朝から丸一日は、
宮城県石巻市を中心に、震災ボランティア活動を
地元社会福祉協議会などと連携して行っておられます
「め組JAPAN」というNPO団体に、
「個人」としておじゃまさせて頂き、
ボランティアをさせて頂きました。
(実は、ここでボランティアをさせて頂くのは二回目です)
め組JAPANさんでは、長期・短期、団体・個人・・・
いろんな条件のボランティアをしたい方々を一手に受け入れておられます。
その日・その時・・・どんどんニーズが変わる、
被災者支援に敏速に対応すべく、柔軟且つ強靭な
組織運営をされておられる素晴らしい団体さんです。
なお、このめ組JAPANさんの運営母体は、
「NPO法人 MAKE THE HEAVEN」という団体。
「てんつくマン」こと軌保博光さんが理事長をされておられます。
私がその日所属した班が与えられたミッションは
「漁業支援」として、
牡鹿半島にある「小渕」という名前の漁村にある
ある漁師さんのお手伝いをさせて頂きました。
そのおじさまは、ワカメなどの養殖を
生業とされてはるのですが、その養殖が始まるまでに、
ロープとパイプで作られた
養殖の装置を120個作らなければならず、
それを作るお手伝いをさせて頂きました。
はじめは、一緒に行ったメンバー全員が
ぎこちなかったのですが、
だんだんと慣れてきまして、
私もおじさんに「こりゃー、漁師の嫁に来れるなぁ〜」って
お褒めのお言葉を頂戴出来るまでに(笑)♪
め組さんの事務所からここまで片道1.5時間。
この漁村を含め、未だとんでもない被災地の風景が
拡がっていましたが、
「いつまでも途方に暮れていてはいけない」と
この漁村では全員が漁業(養殖業)を辞めることなく、
規模は縮小はしつつも、再開に意気込んでおられました。
本当に微力でしたが、
そんな素晴らしい日本のおじさま方に
ご協力できたこと、とても嬉しく思います。
感謝されたこと、この瞬間があるからこそ、
ボランティア(おシゴトもそうですが)は止められません(笑)。
その漁師のおじさんとのやりとりの中で気付いたことがあります。
「人間の幸福感で何で決まるんやろう?」
その問いの答えは、きっと
「感謝」をどれだけされるか・・・。
誰か・何かにどれだけ多く、感謝をし、
そして誰か・何かからどれだけ多く、感謝されるか?
これにかかっているのではないでしょうか?
つまり・・・
「感謝のエネルギーの交換を、どれだけ多く、
人や人以外の存在を交わすか?」
これにかかっているのではないか?
そんなこと、思いました。
牡鹿半島から、め組さんに戻り、
夜は、他の班の方々との意見交換会です。
不思議なもので、たった一日一緒にいただけで
赤の他人が「仲間」になります。
どこにいても、どんな人であっても、
同じ目的(ミッション)があって
輪(和)の心があれば、
みんな仲間なんですよね(%笑う女%)(%ハート%)