壊すのは早いけど、築くのは遅い。

今、我が家の向かいにあった工場が、

解体業者さんによって壊されています。

工場跡地は、建て売り住宅が9軒建つんだそうです。

日本の人口は減る傾向にあり、

田舎や一部地域に行けば空き家ばかりな中、

よい立地の場所には建て売りやマンションがどんどん出来ているようです。

2階にある寝室や仕事部屋からその解体の過程がとてもよく見えました。

驚いたのは、解体準備数日、そして大まかな解体作業が

ナント2日で終わるという、驚異的な早さです!!

あんな大きな建物を壊すやなんて、

一週間くらいかかるかと思ってたんですが、

あっという間に更地になりました…。

そんな過程を眺めていて、気付いたことがあります。

これは『人間関係・信頼関係』も同じやなぁ…と。

例えば、学生時代からの友人から私がお金を借りたとします。

「来月返すからね」と約束したにも関わらず、

ずっと返さなかったらどうなるでしょうか?

お金を借りる行為ですら、あまり信頼関係によくないのに、

しかも約束破って、いつまでも返さないとは…。

友達になって20年の関係・信頼関係が、

こんなことがあれば一瞬で壊れてしまいます。

その友達にやっとお金を返したとしても、

また一瞬で信頼関係が元通りになるとは思えません。

ホンマ、目に見える世界でも、目に見えない世界

(信頼関係など心)も、壊れるのは一瞬ですよね…。

更に最近思うのですが、いろんな方のお話しをしていますと、

上記のような苦難に遭遇してしまった方には

大きく分けて2つの「心のパターン」があるようです。

Aさんは「信頼関係が壊われました」と言い、

Bさんは「信頼関係を壊してしまいました」と言われました。

この言葉(=心の有りよう)違いですが、

Aさんの心の中には

「私は悪くない。悪いのは相手である」

もしくは「私も悪いけど相手も悪い」という要素が隠れているようです。

一方Bさんには「私が悪い」という気持ちだけがあります。

これは、その苦難が来た瞬間はビミョーな違いなんですが、

これが後になればなる程、大きな差を生むようです。

Aさんは、その苦難が来た理由を明らかに相手

(自分以外の存在)のせいにして「責任転換」しています。

するとそこに「反省」して「自分自身の言動(心)を変える」という動きをしなくなります。

一方、Bさんは反省と自身の心を変えるようになります。

そうしますと、その苦難は二度と来なくなります。

だけどAさんは、同じ苦難が次から次へと来て、

永久に次のステップに進む…進化することが出来ません。

スピーディーな「進化」は動物の中で

人間のみに与えられた「宝物」のような気がします。

例えばハトを見てますと、何代下っても、

見た目も同じでやってることも変わりません。

せっかく人間として生かして頂いておりますので、「苦難」を活用しつつ、

とりかえしのつかない失敗をすることなく、

進化し続けて参りたいと思います(%笑う女%)(%王冠%)

・・・そんなかんだで、極寒の四国お遍路行に参ることが出来る

目処がおかげさまで経ちましたので

(っていうか、かなり無理矢理状態の傾向アリ(%とんかち%)(%痛い女%))

明日・20日(金)夜・JR難波発の高速バスで

四国(前回のお遍路旅の終着地・JR須崎駅)に

向かいたいと思いま〜す(25日帰還予定♪)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)