平成24年 最初の歩きお遍路旅♪ ②

この国道ルートには、思わぬ怖いものがありました。

それは、一キロ以上もある・・・歩道スペースが1mもない

トンネルです。

次から次へと来る車やトラックは、かなりの恐怖でした。。。

だけど、トンネルを管理する、整備局の方々が

お遍路さん用に、車のライトが当たったら光る「たすき」を

トンネルの入口に用意して下さっていました。

(出口に回収箱がある)

ほんと、どんな立場の方でも

私達お遍路さんのために、いろいろとご尽力して

頂いていて、本当にありがたいなーっておもいました^^

このトンネルあたりから、だんだん足のつまさきと

足首が痛くなってきましたーー;

固いコンクリート道と、

日頃の運動不足などが影響していると想います。

「区切り打ち」は歩き慣れた時にもう終わりで、

またしばらくしたら行くので、永遠に「慣れる」ことが出来ません。

ですので、一日15〜30キロがもう歩く限界です。

「通し打ち」だったら、もしかしたら最後の方は

一日40キロ以上は歩けるかも知れませんね。

だけど、物は考えようですが、

ゆっくり歩くとそれだけ時間がかかる=楽しみが長く続く!

ということでいいのではないでしょうか(ニヤリ☆)

街中にまた出てきて、

「ちくっと休んでいかんかよ」と書かれた

ご近所さん作って下さった、ありがたい休憩所で

休憩しながら、「なんでも書いて帳〜」というノートを眺めながら

そこに書き込まれた、お遍路さんのあったかいメッセージに

心がホットになり、またゆっくり歩き出しました。

休憩所を作った方々、休憩所を使ったお遍路さん・・・

みんながハッピーになれる、四国遍路道。

ほんと、最高です^^

JR久礼駅に着きました。

この近くでのお宿に21日夜は泊りました。

ここに到着したのは12時。

あの須崎の喫茶店を出たのは

9時でしたので、3時間で、14キロくらい歩いたことになります。

13時過ぎまで、近くの喫茶店でランチを食べ、

チェックインの15時まで、駅に行ってのんびりしたり、

無料レンタルサイクルに乗って、海見たり、

海鮮市場に行ったり、ミニ観光を楽しませて頂きました。

その中で、(故)青柳裕介さんという漫画家の方の碑が

海に向かってありました。

その方はこの街出身で、この久礼の漁師たちを題材にした

マンガを描かれてたそうで、それでここが全国区になったそうです。

ほんと、どんな街でも、人が住み続ける限り、

その街を愛する人たちが存在し、

継続していくもんやねんなーって

しみじみ感じました。

私が知らない、ステキな「ニッポン」、

まだまだたくさんありそうです(^0^)☆

<つづく>