この国道ルートには、思わぬ怖いものがありました。
それは、一キロ以上もある・・・歩道スペースが1mもない
トンネルです。
次から次へと来る車やトラックは、かなりの恐怖でした。。。
だけど、トンネルを管理する、整備局の方々が
お遍路さん用に、車のライトが当たったら光る「たすき」を
トンネルの入口に用意して下さっていました。
(出口に回収箱がある)
ほんと、どんな立場の方でも
私達お遍路さんのために、いろいろとご尽力して
頂いていて、本当にありがたいなーっておもいました^^
このトンネルあたりから、だんだん足のつまさきと
足首が痛くなってきましたーー;
固いコンクリート道と、
日頃の運動不足などが影響していると想います。
「区切り打ち」は歩き慣れた時にもう終わりで、
またしばらくしたら行くので、永遠に「慣れる」ことが出来ません。
ですので、一日15〜30キロがもう歩く限界です。
「通し打ち」だったら、もしかしたら最後の方は
一日40キロ以上は歩けるかも知れませんね。
だけど、物は考えようですが、
ゆっくり歩くとそれだけ時間がかかる=楽しみが長く続く!
ということでいいのではないでしょうか(ニヤリ☆)
街中にまた出てきて、
「ちくっと休んでいかんかよ」と書かれた
ご近所さん作って下さった、ありがたい休憩所で
休憩しながら、「なんでも書いて帳〜」というノートを眺めながら
そこに書き込まれた、お遍路さんのあったかいメッセージに
心がホットになり、またゆっくり歩き出しました。
休憩所を作った方々、休憩所を使ったお遍路さん・・・
みんながハッピーになれる、四国遍路道。
ほんと、最高です^^
JR久礼駅に着きました。
この近くでのお宿に21日夜は泊りました。
ここに到着したのは12時。
あの須崎の喫茶店を出たのは
9時でしたので、3時間で、14キロくらい歩いたことになります。
13時過ぎまで、近くの喫茶店でランチを食べ、
チェックインの15時まで、駅に行ってのんびりしたり、
無料レンタルサイクルに乗って、海見たり、
海鮮市場に行ったり、ミニ観光を楽しませて頂きました。
その中で、(故)青柳裕介さんという漫画家の方の碑が
海に向かってありました。
その方はこの街出身で、この久礼の漁師たちを題材にした
マンガを描かれてたそうで、それでここが全国区になったそうです。
ほんと、どんな街でも、人が住み続ける限り、
その街を愛する人たちが存在し、
継続していくもんやねんなーって
しみじみ感じました。
私が知らない、ステキな「ニッポン」、
まだまだたくさんありそうです(^0^)☆
<つづく>