歩きお遍路旅日記♪ ⑤

※お遍路日記①〜③は、⑧番の下に掲載されています

1月22日(日)夜。

岩本寺の宿坊で、ちびまる子ちゃん&サザエさん見ながら

お弁当を食べ(いつもと同じ習慣♪)

ブログ用の日記を書き終え、「さあ、寝ようか!」と

テレビを消そうとすると、

「EXILE 魂」という番組がしていました。

その日のゲストは、アノ三輪明宏さん。

三輪明宏さんが名曲「ヨイトマケの唄」を唄われました。

マッキー(槇原敬之)がこの唄をカバー曲として

コンサートで唄っていたのを聞いて、それからその唄が好きになりました。

この唄をご存知の方はもうお分かりかと思いますが、

私ら世代でも、この唄を聴きますと、何故か涙が止まりません。。。

唄に出てくる「かあちゃん」と「僕」・・・親子というものの素晴らしさが

どーん☆と感じられる唄です。正に、日本人の魂に響く名曲です。

★ということで、「ヨイトマケの唄」の世界にひたりたい方はコチラ↓(%笑う女%)

http://www.youtube.com/watch?v=sxHf7xW12xg

その後に、EXILEのボーカル「ATSUSHI」が、

日本の童謡「ふるさと」を唄われました。

あ、アカン、涙腺、ゆるみまくりや。。。

★ということで、ATSUSHIの「ふるさと」にひたりたい方はコチラ↓(%笑う女%)

http://www.dailymotion.com/video/xnxcdt_yyyy-atsushi_music

番組の最後には、EXILEの最新曲で、今のよしこちゃん

ナンバーワンのバラード曲「あなたへ」を熱唱して下さり、

大満足で眠りに着くことが出来ました〜っ(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)

1月23日(月)朝8時。

ハリキッテ岩本寺を出て、

27キロ離れた、民宿まで歩かせて頂きました。

本当は、その5キロ手前の民宿を予約しようと

したのですが、定休日らしく(涙)、

泣く泣くその民宿を選びました。

この日は山道が20%くらい、国道56号線が80%で、

やっぱり足が、水ぶくれとか出来て、痛み出しました(涙)。

だけど、全部歩いて行くと決めました。

やると決めれば、どんなことでもやるしかないのです。

これは「自分との約束」です。

午後1時くらい。

お遍路地図を見ますと、周りに食べ物屋さんが

なさそうでしたので、地元のコンビニで

昼食を買って、その前のベンチで食べることに。

ところが、それより少し前から、だんだん「寒波到来」状態で、

冷たい風が吹いてきて、どんどん寒くなってきました(%痛い女%)

どうしても「うどん」が食べたかったのですが、

冷たいうどんしかなかったので、それと、

あったかい「おでん」を3品買いました。

ここで食べた「うどん」ほど、心身を冷やすものはないな!って

34年の人生を振り返って、思いました(泣笑)。

とにかく寒い。しかもおなかも空いている。

そして、このコンビニ・・・

妙に地元人に人気で、

昼食を買おうと、ひっきりなしに営業マンなどの

ステキな若い男性とかおじさまとかが

車でやって来ては、私が座っているベンチの前を通って行かれ・・・

ホンマ、これほど、恥ずかしい思いはしたことがありません。

あまりにもうどんが冷たくって、歯にも寒さがダイレクトに来るし、

全身がふるえてきたので、

おもいきって、冷たいうどんとあったかいおでんを混ぜることに(笑)。

限りなく冷たいけど「ぬるい」、“うどんおでん”のお味は

思いつきでやった割には、結構イケました(%ニヤ女%)(%星%)

どんどん横風が強くなってきて、

冷たすぎて顔の感覚が無くなって来て、

いよいよ、鼻水がたら〜ってなっても気付かず(?)

横風なんで、自分の髪の毛と、うどんと一緒に口にくわえてしまったり・・・

まー、とんでもない光景をかもしだしていたことでしょう(%とんかち%)(%ショック女%)(%涙%)

こんなに「ひもじい」体験は、大阪では、滅多に出来ません。

(したいとも思わないし・笑)

こんな飽食の物余りの世の中で、

こんな体験させて頂き、今となっては、本当に有難いと感じています。

この時ほど、あったかい食べ物・衣服の有り難味を感じたことはありません。

大阪の生活で当たり前に「ある」ことが、

この遍路道では「ない」訳です。

ほんと、貴重な体験でした(%笑う女%)(%晴れ%)

だんだん風向きが変わって来たのか・・・

側にある山のおかげか風がマシになると

国道56号線沿いに、太平洋が一望できる

芝生広場があり、そこで休憩することにしました。

海に向かって斜面になっていて、

そこに寝転んでみると空には雲、一つない晴天で、

太陽の光と、地面のあったかさに、先ほどの極寒の空気を忘れ

顔に、お遍路傘をかぶせ、思わず『大の字』で居眠り・・・(笑)。

空と海、大地・・・大自然と一体になったこの瞬間、

なんとも言えない心地よさを感じました。

「ああ、私って生きているんや!」

そんな至極当たり前のことに、改めて気付かされたりして・・・。

この心地よさはあえて言葉で表現すると

「癒し」であり「慈悲」でしょうかね。『何か大きなもの』に

やさしく包まれている・守られているという感覚です。。。

またしばらく行くと、菜の花畑がありました。

ここはもう春の香りがします。

さっき寝転んでいた時も、大地や太陽の光から

「春の香り」が漂っていました。

こんなに寒いので、まだまだ冬、どっぷりかと思いきや、

じわりじわりと、春って、確実に来ているんですね(%ニコ女%)(%音符1%)

<つづく>