おシゴトプラス、入っている団体の用事が
重なっている関係で、超ドタバタしておりますが(%ショック女%)(%涙%)
書かないと忘れてしまいますので、
書かせて頂きますね〜(%笑う女%)(%ハート%)
2月28日朝8時半。
40番・観自在寺近くの「青い国ホテル」で借りたパソコンで
おシゴトなどの用事を済ませ、せっせと歩き出しました。
はじめは小雨が降っていましたが、止んでくれました(%ニコ女%)(%音符1%)
その日はひたすら、国道56号線を北上させて頂きました。
途中、「松尾峠」という、かつてお大師さんも通ったという
昔の遍路道があったのですが、
今日は何が何でも、42キロちょっと先の
「宇和島 バスターミナル」まで歩ききりたかったので、
松尾峠ではなくって、2キロ遠回りして、国道沿いを歩くことにしました。
この国道沿いは、右上写真のように
美しくておだやかな海の風景が大マンキツできます(%笑う女%)
その海を眺めているだけで、なんだか心もおだやかになります。
土佐の荒々しい太平洋とはまた違った良さがあります。
![](/img/uz42837/FI1952417_0E.jpg)
だんだんとお腹がすいて来たところに、
移動販売の軽トラックを見つけ、
地元の人にまみれて、パン・いなり寿司・コロッケを
購入させて頂きました(%笑う女%)(%晴れ%)
車を運転出来ないであろう、おばあさん達が、
軽トラックから流れる、若いジャニーズの唄っぽい
メロディーに誘われて、どんどん家から出て来ました。
なんでこんな田舎にジャニーズやねんっ?と思いましたが、
そこより少し先に『嵐』という地名がありましたので、
もしかしたら、その唄は「嵐」の唄で、
その地名にちなんでるんかも知れませんね(笑)。
その移動販売の主は、団塊世代のおじさまでしたが、
サポートで同世代のカワいくって、笑顔のステキな
おねえさんが手伝っていました。
おねえさんは、店主のことを「おとうさん」と呼んでいました。
ここからは私の推測ですが、
近所に嫁に行った娘が、たまにおとうさんのお店の手伝いをしている・・・
という感じでした。
この移動販売という商売は、明らかに「斜陽産業(商売)」ですが、
これがなくなると、生きていけないお年寄りは
結構おられるかと思います。
もしかしたら、そのおねえさんが、おじさんの後を継ぐのかも知れませんね。
そのおじさんもきっと小さい頃から
先代である両親と一緒に・・・今の娘さんのように
移動販売についていっていたのかも知れません。
何気ない、こんな田舎の日常風景に、
なぜかとても感動いたしました。
![](/img/uz42837/FI1952417_1E.jpg)
ホテルから25キロくらい経った場所から、
左膝の痛みに加えて、眩暈がしてきました。
・・・今までの歩きお遍路旅では
一日32キロ歩くのが最長でしたが、
今回あえてフルマラソン級の長さに挑戦しました。
自分自身の限界更新に挑戦してみたくなりました。
(この国道56号線は路線バスが1時間に1本くらいあるので、
最悪、それに乗ればいいかと思い立ちました)
だから眩暈がしてきても、歩き続けました。
だけど、本当にしんどい。。。
嗚呼、バスに乗ろうかなぁ・・・と何度も考えました。
そんな私の横に車が止まり、40過ぎのおにいさんが、
あったかいお茶(写真)を下さり、
「寒いですけど、がんばってください」と言って下さりました。
本当にしんどくって、フラフラしていた時に現れた
ホトケサマのようでした。
それから少ししてから、
私が入っております、大阪府倫理法人会の
三原会長(愛南町ご出身)から電話がかかってきて、
激励のメッセージを頂戴し、以後、たくさんの倫理の先輩方から
電話&メールが届きました。
(大阪府倫理法人会の役員メーリングリストに
私のことを書いて下さったようです)
恐らく、お茶を下さったおにいさんと、
倫理の先輩方のはげましがなければ、
歩ききれていなかったような気がしています。
ほんと、自分の力だけでは生きていけない・・・
いろんな人の「おかげさま」を頂いて
「生かされている」んだと、こんなお遍路道の出来事を通してでも
感じることが出来ました。
お遍路道は、一言で言えない程の、辛さがあり、
と同時に、いい気付きや幸せがたくさん転がっています。
だから病みつきになります(笑)。
![](/img/uz42837/FI1952417_2E.jpg)
そんなかんだで、「松尾トンネル」という
1710メートルもある、宇和島市街地へ行くトンネルの
手前600メートルのところで、
地図にはない大きな道が出来ていたので、
そこの交差点にあった「いちご大福」という貼紙があった
和・洋菓子屋&カフェ&レストラン屋『寿堤夢(ジュテーム)』さんに入ってみました。
![](/img/uz42837/FI1952417_3E.jpg)
お店の番をしていたパートのおばさまから
いちご大福を買った後、道を聞いて
さー!トンネルに行こう!と思ったら、おばさん曰く・・・
「あなた、大阪から来たん?
実は私、兵庫出身で、大阪に随分長いこと住んでたんよ〜!!」って
イキナリおばさんが大阪弁になりました(笑)。
そのおばさんは、ここの人と結婚され、
旦那さんが、田舎に戻ろうと言い出し、ここに移住して来たそうで、
大阪・兵庫のことをとてもなつかしんでおられました。
私も最近の大阪の状況をどっさりとお話をさせて頂きました。
最後におばさんが・・・
「ここの人たちは、『お遍路さんにお接待したら、いいことがある!』って
言ってたから、おねーさんに、コーヒー差し上げるわね!」と
満面の笑みで、コーヒーを持って来てくださり、
大感動でしたっ(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)
<つづく>
![](/img/uz42837/FI1952417_4E.jpg)