5月3日〜5日のゴールデンウィーク。
大阪から静岡県御殿場市の富士山の裾野にあります
開催されました、30代までの独身女子限定のセミナー
『美心塾(みこころじゅく)』のレポートをさせて頂きますっ(%ニヤ女%)(%王冠%)
大阪から、倫理法人会のオトモダチ・優ちゃんとゆうきちゃんを乗せて
マイカーで片道400キロ強。
2日に静岡市清水区(元・清水市)の三保の松原近くの
温泉旅館で一泊して、日頃の疲れを取ったあと、いざ富士研へっ(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)
3日午前中に、富士研に到着すると、天気は雨。富士山も見えず・・・
やっと雨が止んだかと思ったら、霧・・・。
ほんと、私たち三人娘(もう『オバチャン』かなっ?苦笑)の
心の中のような感じでした。
この三人娘も、そしてこのセミナーに参加した人たちもみんな、
大なり小なり、この霧のように真っ白で己の心が、見えていないのです。
人様の心は、よーく見えるんですがねっ(笑)。
2泊3日のセミナー全体のテーマは
「心をひらく」「自分をみつめる」「本当の自分へ」と3つありました。
富士山が見える美しくて壮大な庭で正座して、
大切な人たちに想いを馳せたり、砂利道を素足で歩いて
その激痛・苦痛の中で、日頃がいかに恵まれている
環境で生かされているのか?実感したり、
曲りなりに毎日がんばる自分自身へ手紙を書いたり、
富士研の先生方の授業を受けたりして、
正に笑いあり、感動・感謝の涙、そして人生と指針となる
大いなる「気付き」を得たり・・・と本当に充実した3日間でした。
(右写真は、素朴ながらとっても美味しいお料理を
頂きました、富士研の食堂です^^)
そんなセミナーで得たこと、3つをここでご紹介したいと思います。
①『要物必与(ようぶつひつよ)』と『自己肯定』
人生生きてますと、振り返ってみて(もしくは今)
「なんでこんな苦労せなアカンねんやろ〜(%痛い女%)」って
悩み苦しむことがあります。
分かりやすい事例で申しますと、
たまたま産まれた家庭で、親から虐待を受け続けたり、
たまたま結婚した相手と離婚したり、相手、そしくは自分自身の不倫で悩んだり・・・。
人間誰しも、清く正しく美しく生きていきたいものです。
だけど、100%そう生きていける人は、ほぼいないかと思います。
私は周りの人たちを見渡してみて、
私自身は、どちらかというと、そのように生きていけている人間だということに
改めて気付きました。
今まで、しょーぼないこと・ちょっとしたことで抱いてた不足不満を
両親や境遇にぶつけていた自分自身を恥じました。
私の親は、虐待とか過保護とか離婚もしなかったし、
そして親戚をはじめ、ご近所・地域の人たちみんないい人ばかりに
囲まれて生きてきました。
まわりがいい人たち・いい環境であれば、
間違いなくいい子どもが育っていきます。
同じ受講生のみなさんの過去体験してきた
家庭環境や学校・職場環境の壮絶な体験報告を聴きますと、
本当に涙、涙で・・・プラス、私自身、いかに恵まれた環境で
育ってきたのか・・・?クリアーに分かることができ、
両親をはじめ、生まれてきてから今日までお世話になって来た方々・環境・
境遇全てに「感謝」を深められることが出来ました。
両親からの虐待、いじめに遭う、想定外の離婚など、
誰もそんな体験はしたくないし、出来ることならみんな避けて通りたいものです。
だけど、『避けて通れないようになっている』ようです。
なぜ、そうなっているのか・・・?
それは、その人の人生が、心がよりよくなって行くために
必要不可欠な出来事だからです。これを心・魂の練磨と言います。
人がよりよく変われる・ステップアップするためには
①感動
②苦難
この2つがないと、出来ないと、尊敬する人が言っていました。
この「②苦難」が、そんな不条理で不倫理な出来事な訳です。
ある人、もしくは自分から見たら、
「離婚するって、よっぽど何かが悪かったのでは?」
「人生においてムダな失敗やな」
って思ってしまうという見方もあります。
だけど、この『要物必与』という見方・物事(苦難)の捉え方は、
「その人のよりよい成長のために起こっている」という考え方なので、
絶対にムダでないし、他人があれこれ評価すべきものではない!ということです。
今までの概念にはない、物事の見方・捉え方です。
「なんで私だけ、こんな不条理な苦難ばかり来てしまうんやろ?!」と嘆いて、
マイナス思考に陥っても、その人のプラスの成長には絶対に繋がりません。
むしろ、その人のわるいクセや人生自体をちゃんと直してあげようと、
同じような苦難・失敗させる出来事が、またどんどんやって来てしまいます。
ですので「この苦難は、私をよりよい人生・心に導いてくれるための試練なんや!」と
プラス・肯定的、そして正面から捉え、自分自身がどう変われば
この苦難が解決していくか?という思考・見方が必要だということです(%ニコ女%)(%星%)
(この境地を『大肯定』(だいこうてい)と言います)
また『自己肯定』(ありのままの自分を認め、愛し切る)は
このセミナー全体のテーマでもありました。
自分を認め愛せないと、他者(親、夫や子ども等など)や境遇などなど・・・全てが愛せません。
つまり、人として生きる上での『土台』となる部分なんです。
これがグラグラと不安定になっていると、全ての人間関係において
おかしくなって崩れていくのです。
私は生まれながらの養育環境と、倫理で学んで実践しているおかげで、
これは結構いい線行ってたと、おかげさまで実感できたんですが、
親の虐待や離婚、過度の親の期待(エゴ)により
歪められた心を持って成長した人たちは、ここで完全につまずいておられ、
自己否定、自己を卑下する受講生の方を見ていて、
本当に痛々しかったです。。。
が、それさえ乗り越えられれば、必ず私なんかよりもずっと素晴らしい
幸せを手にすることが出来ると、私は信じています。
(2日目の受講生の集合写真。
みんなだんだん顔が明るくなってきました^^→)
②『対立の原理』 〜どうして男と女がいるのか?〜
これはちょっと奥深い話なのですが、
世の中って、全部「陰」と「陽」という
2つの全く違う物質が共存して存在しているというものなんだそうです。
「対立」という苦行を繰り返しつつも、「合一」が出来れば、
世の中はどんどん好転していくという、自然界の摂理(原理)です。
その「陰」と「陽」の具体例として最も分かりやすいものが
「男」と「女」です。
男と女は、同じ人間ですが、体つきから思考形態まで
水と油のように違うように「あえて出来ている」とのことです。
ご結婚されている方、息子さんと娘さん両方を子育てしている方なら
その性別の違いを日々体験的に実感されてはると思います。
「対立の原理」とは、
「対立している2つのものが、『合一』すると、物事が全て
『生成・発展』する」という、原理です。
(※「種の保存」と「種の発展・進化」はどうやらDNAにインプットされているようです。
だから私たちは死ぬまで勉強&死ぬまで進化し続けなければならないのです)
男と女が結婚し、『合一』しますと、『子ども』というものが出来、
家族や社会が発展・繁栄しますが、
これは人間という固体を生成する時だけでなくって、
『人間の心』の法則・原理でもあります。
結婚した男と女が、心一つに仲良く子育てをすれば
不良になっておかしくなる子どもは育ちません。
だけど、夫婦がお互い、「オマエがわるい!」と
心が対立した状態・・・不調和音が続けば、
どんどん子どもが、家庭が、そして社会がおかしくなって行きます。
これは、経営者と社員をはじめ、いろんな組織・・・
(2人以上存在する組織)全てに当てはまることです。
男と女が惹かれあう理由は、DNAに隠されているということです。
お互い持っていないDNAを直感で即座にキャッチし、「恋愛ホルモン」という名前の
「麻薬中毒」(?)にかかり、惹かれあい、くっつくように出来ているんだそうです。
例えば、男のDNAには、暑い地域に強いものがあれば、
女のDNAには寒い地域に強いDNAが存在するようです。
なんでま逆のDNAに惹かれあうかといいますと、
人間(動物)の最も強い本能は「種の保存」だからです。
産んだ子どもが一人でも多く生き残っていかなかればならないから、
自分と同じようなDNAを持ってると、突然気候が変異してしまうと
全員が生き伸びることが出来ないからです。
(だから近親相姦とか、DNAが近い存在は、本能的に避けるように出来ているようです)
ですので、夫婦は「最も合わないように出来ている」存在なのです。
冷静沈着な状態でしたら、そんな水と油がくっつく訳がないので、
そこで「恋愛ホルモン」という麻薬を、動物の叡智が開発したようですね(笑)。
その「麻薬中毒状態」は、最短2年・最長で5年間だけのようです。
MAX5年経って、ふっと横に寝ているパートナーを見て・・・
「なんで、この人と結婚してもたんやろ・・・(号泣&怒)」って
途方に暮れたご夫婦も結構おられるかも知れませんね(笑)。
だけど時既に遅しで、カワイイ子どもが何人か産まれた後ですので、
そうカンタンに戻る(離婚する)訳にイカン訳です。
そこからが『怒涛の修行(魂の練磨)』のスタート!らしいのです。
この世で最も過酷な修行は、「四国歩き遍路行」でもなく(笑)、
この『夫婦行』だと私は、結婚する前に知ってしまいました・・・(号泣)。
ですので余計、「恋愛ホルモン」という魔法(ある意味『罠』)に
しゃーしゃーとひっかかれないし、
余計、相手(男性)を見る目がきつくなってしまいます・・・(%とんかち%)(%痛い女%)笑
だけど、この怒涛の『夫婦行』の中で、対立→合一→生成・発展が出来れば
この世で最も素晴らしくって、そして高尚な「幸せの境地」が待っていることも
私は同時に知りました。
ですので、結婚したいなぁ〜と、改めて想いましたが、
まずは四国遍路行の「結願(けちがん)」ですヮ(%ニヤ女%)(%星%)
③心を(さらけ)出す 〜出せば入る「発顕還元の原理」〜
「お金が欲しい」「愛が欲しい」
などと、日頃、いろんな煩悩が出てきますが、
欲しいものを手に入れるためには、
先に「出す」必要がある・・・ということです。
分かりやすい事例で申しますと、
例えば私に好きな男性が出来たとして、
「その人に愛されたい」と思うとします。
愛されたいのであれば、まず「相手を愛すること」や
「自分自身をさらけだす」、「相手のために何かしてあげる」
ということが必要になるとのことです。
好きな相手に「○○して欲しい」「○○が欲しい」と想い、
「何で相手は○○してくれない・くれないんやろ?」と
不足不満の心を相手にぶつけるのは、逆で、見返りを求めず
愛する相手の幸せをだだ想って、全てを捧げつくす・・・という境地・心持ちが
重要なんだそうです。
自分をさらけだし、相手の為にと尽くし切れば
(ただし、親切の押し売り、自分の「エゴ」や「わがまま」は、完全なる「罪」で×です。
罪・欲の有る分だけ得られるもの「徳」が差し引かれてしまいます)
『鏡』なので、必ず相手が応えてくれます・・・つまり
いろんないいもの(愛など)が、自分に入ってきます。
もしも応えてくれなくても、『縁がなかった』と
次の恋愛にシフトすることが出来、いつか必ず成就することが出来ます。
ほんと、愛する人には(独身男性だけでなくって、
身の回りの大切な人や世の中の人全員)、
そんな境地で接していきたいなぁ〜って、改めて思いマシタ(%笑う女%)(%王冠%)
他にも、こまごまといい気付きがたくさんありましたが、
今回はこれまでで(笑)。
このセミナーが終って、くっきりとした富士山が見え
私も一緒に行った友達もみーんな
澄んだ空のような心境になって、身軽に、そして美しく輝きを取り戻して
それぞれの場所に戻っていきました。
人間の心・魂とは、元々は美しく光輝いているものなんですが、
親・祖先からの引き継いだDNAに乗って頂戴した「罪」や、
生まれ育った環境や影響を与えられた多くの人、
そして自分自身の間違った心の捉え方によって
その本来持つ輝きのまわりに「汚れ」がついてくすんでしまい、
どんどん輝きが失われているんやなぁ・・・っていうことに気付きました。
つまり人って、「本当はみんな元々は、美しい心を持っている」ということです。
更に突っ込んで言いますと、
自分自身が今探している「答え」、「悩みを解決する為のヒント・解決法」は
『己の心の奥に、既に存在するもの』であって、
誰か&何かから、もたらされる・与えられるものでないということです。
「持っていないものを探すのではなくって、既に持っているものを探り当てる」
という感覚です。
そんな「真理」を分かっていなければ、
「余計なもの」ばかりをどんどん探して、どんどん持ってしまって、
「本当に必要なもの」がますます分からなくなってしまいます。
「本当に必要でないものは、持たない・捨てる・・・捨て切る」という発想が
こんな物余り・情報過多の現代日本においては
とっても必要なことだと私は捉えています。
・・・右上写真は、私たちと、富士研名物☆山口健次センター長です♪
受講生に贈る『激励FAX』を、私の倫理法人会の「紹介者」である、
古芝さんから頂き、それを手に持っています。
ほんと、古芝さんのおかげで、今の私がおります。。。(感涙☆)
・・・一緒に行った、優ちゃんとゆうきちゃんをはじめ、
美心塾の同志の幸せを祈っています。。。。
みんなで幸せになろうね〜っ!!!
富士研で出会ったみなさま、ありがとうございました(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)
※(社)倫理研究所 富士高原研修所HP
http://www.rinri-jpn.or.jp/business/social/03/seminar.html
※今回の『美心塾』の案内PDFデータです↓
今年度から始まったセミナーですが、好評なんだそうで、
今年9月以降も、2回、開催されるそうです。
(社)倫理研究所の「倫理法人会」もしくは「家庭倫理の会」の会員でなくっても
誰でも参加できるようですっ(%笑う女%)(%晴れ%)