毎度です〜(%笑う女%)(%ハート%)
最近おかげさまで、またまた多忙状態で、
ドタバタ中なんですが、
ふっ・・・と時間が空いたので、
ここ数週間、ずっと行きたかった、東大阪・八戸ノ里にあります、
司馬遼太郎記念館に行ってきましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)
司馬さんは、東大阪(河内の国)ご出身で、
生涯ずっと、この場所で執筆活動をされてはりました。
今でもお亡くなりになられた時のまま
保存されています。
庭&邸宅は、先日行きました
東京の日暮里にある、正岡子規の邸宅のように
緑に囲まれた、ちょうどいい大きさ
(ムダに広くない・窮屈でない)となっています。
私は、ご近所ということもあり、
この記念館へた〜まに行くのですが、必ず見るものが、
「21世紀に生きる君たちへ」というメッセージです。
小学校高学年の時、国語の教科書を通して知ったのが最初でした。
ほんと、このメッセージは深いです・・・。
司馬さんにも、めちゃくちゃ期待されている私なんやなぁ・・・って
深い感動と同時に、いつも気が引き締まります。
冒頭部分・・・
「私は歴史小説を書いてきた。
もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
歴史とは何でしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生が
そこにつめこまれている世界なのです。」
と、答えることにしている。」
・・・と書かれています。
司馬さんからすれば、今現在の世界は「小さな世界」となる訳です。
35歳になって、ようやく、司馬さんの「大きな世界」の魅力が
分かるようになったという“手ごたえ”があります。
この「大きな世界」は、決して過去のもの・
今を生きる私たちの生活&人生と断絶されたものではなく、
私たち日本人・世界の人たちのDNAの中に脈々と紡ぎ続けられている
生血・・・肉体・精神の一部のようなものだと、私は捉えています。
記念館の喫茶店で、ちょっとコーヒーを飲みながら
「なにか一冊本を買おう」と思い、あれこれ見てました。
で買ったのが、
先日行きました沖縄に関連する
『街道をゆく6 〜沖縄・先島への道〜』。
『街道をゆく』は、幼少の頃、NHKで放映されていましたが、
記憶の奥になんとなーく「日本って、奥の深い、すてきな国なんやな」って
印象に残っていました。
日本・日本人を知る上で、独立した国家・文化を持つけど、
世界的に見てかなり近いものを持つ、沖縄・琉球を知ると、
日本人のアイデンティティーがよりはっきりと見えて来る・・・と
先日の沖縄旅で分かりましたので、買わせて頂きました。
読み出すと、司馬さんが、わーっ!っと生き返ってこられ(笑)、
なんともいえない面白さや感動があり、
「これこそ私は知りたかったんやぁ〜(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)(%笑う女%)」
という、深い喜びがあり、電車を降りてからも、
読みながら歩きたい気分になりました(笑)。
沖縄本土は、戦争で焼け野原になったり、
アメリカ軍の占領や、本土返還後、日本本土の人間によって、
「本来の沖縄」が薄れてきているようなので、
それで、それが色濃く残っている、
石垣島や竹富島・・・先島という流れになっているようです。
読書感想文は、また後日にでも〜(%ニヤ女%)(%王冠%)
その本の上に乗っているマスコット(キーホルダー)は
『坂の上の雲』に出てくる、正岡子規のマスコットです。
元々父が持っていた小説『坂の上の雲』を今、妹が持ってて、
今月私の手元に届きますので、
この本の次は、『坂の上の雲』を読みたいと思いま〜す(%ニコ女%)(%星%)
戦争体験をされている司馬さんが、
戦争で兵隊さんをしていた20歳前半の頃、
「日本はこんな愚かな国でなかったはず!」という動機で
書き始められた小説の数々・・・。
随所に見られる、日本・日本人の素晴らしさ。
これを『誇り』というのでしょうか・・・?
今の日本では、その『誇り』を殺がれる現象ばかりが
起こっていますが、
私はその『誇り』を忘れないようにしたいと考えています。
ほんと、司馬さんの小説は格別にすごいです。。。
おかげさまで、めっちゃ忙しいのですが、
「忙」の合間合間に「閑」の時間を作って、
心身の健全な発展を、キープしたいと思います(%笑う女%)(%王冠%)