長野レポート 〜ピースサイクル運動、参加♪〜 ⑤

右写真の冊子は、東京電力発行の

子供向けの冊子です。

話の構成として・・・

①電気はどこからやって来るの?

②電気はどうやって作られるの?

③電気を作るには、どんな方法があるの?

——

ここまでは、一般的&客観的な電気についての

説明がされているのでOKです。

次ページから雲行きが怪しくなっていきます。

④地球にやさしい電力方法はなにかな?

このページの最初にこう書かれています。

「・・・地球温暖化は、大気中に二酸化炭素が増えることによって

地球の気温が上がり・・・悪い影響をもたらすんだ。

原子力発電は、石油や石炭、天然ガスを燃やさず、

・・・地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出さないんだ」

・・・。

そりゃー、二酸化炭素&地球温暖化という切り口からすれば、

原子力発電は、「地球にやさしい」と言えるでしょうネ。

だけど、あのフクシマの事故を起こしてしまったのは

間違いもなく、その『地球にやさしい原子力発電』な訳です。

真綿で首を絞めて、じわりじわりと人間を殺していくのが、

火力発電(化石燃料を使っての発電)であれば、

原子力発電とは、人間の命や住みか・・・地域の文化歴史を

一気に殺してしまうのが、原発なのではないでしょうか?

どちらも、人間を殺す訳ですが、

どっちの方が、早く殺すのか?一目瞭然でしょう。

そもそも、

④地球にやさしい電力方法はなにかな?

・・・って書かれてあって、何故真っ先に、原子力発電が出てくるのか?

この子供向けの冊子には、

太陽光・風力・地熱などの、本来の地球にやさしい発電が、

「③電気を作るには、どんな方法があるの?」に

ちょこっと掲載されているだけです。

子どもたちを誘導尋問的に、原発賛同者へ導いているという意図を

確実に持った冊子だと私には感じました。

きっと今の日本の学校の教科書も、

こんな感じで毒されているのでしょう。

日本の教育が・・・日本の未来を担う子どもたちが

どんどん骨抜きにされ、本来手にすべき富や権力を

ごくごく一部の権力者に、知らない間に吸い取られ続け、

見えない鎖をつけられた、奴隷のように生きていくよう、

仕向けられているのでしょう。。。

実際、私の同世代前後の結構な人たちは

大なり小なりその奴隷になっています。

(ご本人達は、そんな意識はゼロですが。)

先述の冊子の更に上に行く・・・

究極の原発賛同の冊子もゲットしていました。。。

よしこちゃん、

久しぶりに、こんなに腹が立ちました。

全身がブルブル震えて止まらなかったです。

その冊子がこれです→

「これからのエネルギーについて考えたい Enelog」(Vol.6 2012)

この内容が下記HPで一部閲覧出来ます↓

http://www.fepc.or.jp/enelog/

この冊子の『TOPIX』の

下から4行目から、こんなことが書かれていました。

「・・・わが国のエネルギー自給率が4%と極めて低い実情を

踏まえると、電力の安定供給のためには、

海外から輸入する化石燃料に過度に依存しないことが大切であり、

再生可能なエネルギーとともに、

原子力発電を今後も一定の割合で活用していく必要があります。」

一見、書かれていることは正論かと思われます。

わが国のエネルギーの殆どを輸入に頼っているので、

私たち国民にとっては無くてはならない電力の安定供給は、必要不可欠です。

それはごもっともです。

私が今も手の震えが止まらない程、憤りまくっているのはその次です。

「何故、『再生可能エネルギーの1つ』である原子力に

未来永劫まで頼り続けなければらないのか?」

この部分に、私は真っ向から反論を唱えます。

人間の叡智によって、原子力がこの世に生み出されました。

ものすごい発明だと、いまだに思います。

だけど、そんな人間の「凄い叡智」があるのであれば、

原子力を超える、もっと人間にとって無害で優しい

再生可能なクリーンエネルギーが

いつか必ず、作り出せるはずです。

太陽光や風力などの、細々とやっている、既存の自然力の発電所も

もっと叡智を出し合えば、いつか必ず大量のエネルギーの安定供給が

可能になろうかと思われます。

関西電力と堺市が共同開発で、大規模な「堺太陽光発電所」

作ったりしてはります。

人間の叡智は無限なのです。「やれば出来る」のです。

やる気がないだけです。

現在は、安定的に供給出来る発電方法は、水力・火力・原子力しかないので

仕方がないかと思いますが、

近い将来、原子力発電は必ず失くすべきです。

でないと、地球がどんどん汚れていってしまいますし、

フクシマやチェルノブイリの事故がもう二度と起こらないという

保証はどこにもない訳です。

ホンマ、電力の安定供給と、国民の生命と財産、

どっちが大事だと思っているのでしょうか?

原発によって富と権力を持ち続けてい人間が、

この世から抹消されない限りは、

いくら原発に依存しない技術が発明されても、

原発はなくらないでしょう。

この冊子には、作家の曽野綾子氏の

原発に関するメッセージが載っていました↓

http://www.fepc.or.jp/enelog/voice/vol6.html

・・・最後のページに、この冊子の発行先が載っていました。

「電気事業連合会」 http://www.fepc.or.jp/

「ほくでん」から、「沖縄電力」まで、日本全国の電力会社で作る連合会のようです。

ここがこの冊子の発刊元なんです。

「みんなで、原子力賛成!と言えば怖くない♪ by東京電力」

って感じですね。

ほんま、アホみたいに、見え見えの作戦やな。

ちなみに、この「電気事業連合会」の事務局のある場所は、

東京・千代田区大手町の“経団連”会館の中・・・。

経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)って、

日本の大企業の連合体のようなものですよね。

大企業が連合となって、政治とかに圧力をかけていって

日本の政治や経済を自らの利益へと持ってく団体。

その中に入っている(仲間の)、日本の電力会社群。。。

・・・千代田区大手町とか永田町あたりに群がる富と権力、

そして『黒い思惑』。

それに対立して戦う、中小企業の経営者や市民(運動団体)。

富を権力を持つ人間は、ありとあらゆる手段を使って、

中小企業家や市民活動家の攻勢をかわしたり、

潰し続けている訳です。一見正当なやり方で。。。

私は、潰される程の富や権力は持っていないので、

潰されるという危機はゼロです。

(っていうか、そんなもんイランし。くだらん)

富と権力、プラス“正義”を持った、中小企業家や市民活動家を

片っ端から、潰しにかかっているようですね。

例えば、限りなく白に近いことを、真っ黒に塗り替えて、

マスコミに嘘の情報をたれ流したり。。。

ああ、恐ろし、恐ろしい。。。

ま、それだけ、影の権力者(亡者)は、めちゃくちゃ焦っているのでしょう。

自分たちがいつ潰されるか、分からないので、

「アイツを先に潰してしまえー」って感じでしょう。

ほんと、この手の市民運動を体験させて頂きますと、

純真な情報がダイレクトに入って来て、本当に嬉しいです。

正しい言動や生き方は、正しい情報からでしか生まれませんので。

そしていかに、テレビやマスコミの多くが腐っているか

ますます分かってしまいました。

カネの亡者に毒された悪魔の手先が多いようです。

(全部・全員とは言いません。

あ。先述の、私たちの応対をしてくださった、東電の社員さん2名も

「悪魔」ではなく、この「悪魔の手先」に分類されるかと・・・。

その“手先料”として、一般サラリーマンよりも、ぐっと多い給料が貰えるそうですョ)

・・・四国にて、お遍路行をさせて頂いて以後、

こうやってますます心身は囚われなくなり、『空(くう)』の境地へ達し、

ありとあらゆるもの(真理・真実)が、見えるようになってきました。

この能力(叡智)をますます純化させ、

身の回りの大切な方たち、そしてこの世の中を

良くして参りたいなと、改めて決意をさせて頂きました。

本当にいい旅でした。

また、成長できました。

長野ピースのみなさま、ありがとうございましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

さーって、もっと節電&省エネして、原発なくすぞ〜(%笑う女%)(%王冠%)

・・・めっちゃ暑いけど(%とんかち%)(%痛い女%)(クーラー依存症・苦笑)