今回のお遍路旅から、
「ありがとう」とか「おめでとう」とか・・・
いわゆる「プラス言葉」ばかりが
目に入ってくるようになりました。
一昨日の夕方、スーパーでおにぎり等を買ったんですが、
なんとな〜くそこで頂いたビニール袋を眺めますと、
そのスーパーの店名ではなく、
「ありがとう(^0^)」と書かれている事に気づきました!
(気づくのん、遅いなぁ〜・笑)
店名は覚えていませんが、そんなステキな袋を使ってはるなんで、
本当に素晴らしいスーパーやなぁ〜って思いました(%笑う女%)(%ハート%)
午前8時。
仏遊寺の山道をどんどん下りて6キロ。
10時に、59番・国分寺に着きました。
この前から、ちょっとした雨が降ったり止んだり・・・。
台風の影響でしょうか?
にしましても、台風15号がちょっと西へそれてくれたおかげで、
今回の遍路旅は、何とか普通にこなせております。
(さすがに豪雨+この暑さでカッパ着て、お遍路スタイルというのは、
サウナ状態でチョーやばいです・・・滝汗)
もしも、台風がちょっと東にずれていたら、
私は完璧、どこかの山奥で豪雨に遭って、
遍路道で、よしこちゃんの墓標が立っていたかと思います。。。(笑)
そう思うと、人間の運命や運、ツキというものは
紙一重で、白にも黒にもなる・・・つまり
ガラット変わるもんやねんなぁ・・・って思いました。
ほんと、そんな絶妙なところで、
幸せに生かされているこの命。本当に感謝、感謝です。。。
国分寺から、傘を差したり畳んだりしながら
古い住宅地を歩いた後は、
2車線ずつの大きな幹線道路に出ました。
そのあたりから、だんだんと両足の膝から下が、
本格的に痛み出してきました(%ショック女%)(%涙%)
やっぱり、コンクリートの道は、
お遍路さんの足にはよくないようです。
体力的にしんどくなると、
精神的にも参ってきます。
そんな時、私の横に一台の軽自動車が止まり
30くらいの?若いおにいさんがやって来て、
「これ、お接待です、がんばってくださいね(%笑う男%)(%星%)」と言われ、
パンを3つ下さりました。
しんどい時にお接待という、この絶妙なタイミング、
本当に有難かったです。
そのおにいさんは、地元の人で
2ヶ月くらい前に「逆打ち(88→1番へ回る)」で
歩いてお遍路さんされたそうで、
見た目も『バリバリ野宿してお遍路さんしてました〜!』という
チョー☆アウトドア派でしかも、お遍路さんの数珠や手ぬぐいを
身体につけておられました(かなり重度のお遍路病・笑)。
やっぱり、同じ「歩きお遍路仲間」だけあって、
つまり、同じ苦労を味わった同士だけあって、
ついつい20分くらい、立ち話ししてしまいました。
そして同じ苦労を味わった同士だからこそ、
同士の苦労がわかり、わざわざ車を止めて「お接待」して
くださったんだと思います。
もしも私がお遍路道沿いで暮らしていたら、
絶対私も彼のように、お遍路さんを見つけたら、
何か買って、Uターンして、お接待させて頂くと思います(%笑う女%)(%晴れ%)
そのおにいさんとお会いした1キロ先に
「道の駅 今治湯ノ浦温泉」があり、
そこで「鯛うどん」や、「八朔ゼリー」をゲット、
そしておにいさんから頂いたパン1つを食べさせて頂きました。
食べ終わって12時過ぎ、
強烈な睡魔が襲って来ました(%痛い女%)(%痛い女%)(%痛い女%)(%痛い女%)(%痛い女%)
道の駅の入口のところに、丸いソファーがあり、
入口に面してない方(つまり裏側)にどーんと座り、
「終電前の酔っ払ったオッサン」とかなり似た感じで(笑)、
コクン、コクン・・・と居眠りし始めました。
公共の場所で居眠りなんて、独身女子のすることではゴザイマセンガ☆、
お宿まで後11キロある上、雨降の中、このまま歩くのは
精神的云々以前に、命の危険を感じ、
「ここは一切の恥を捨てて、寝よう☆」と決意した訳です。
途中何回か目を覚ましつつも、連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の
オープニングソングが「目覚まし」になって、ぱっと起き、
自販機でコーヒーをゲットし飲んで、13時からまた歩き出しました。
ちなみに、この道の駅、
「温泉スタンド」といいものがあり、
100円で、ここの温泉水が100リットル
買えるんやそうです(驚)☆
あ〜あ・・・、こんなスタンドがご近所にあれば、
毎日温泉三昧やのになぁ〜(%ニヤ女%)(%ハート%)