しばらく行くと、お遍路さん用の
案内看板がない分かれ道に来ました。
「あれ?」と思ったその瞬間、
ナント☆道路上にペンキで「→ヘンロ」って
書かれていました。
お遍路さん用の案内板や、電信柱などに貼ってある
案内シール以外にも、こんなことを地元の方や、
お遍路さんを応援してはる団体さんがして下さっているんです。
おかげさまで、地図を見なくても、すいすいと歩くことが出来ます。
こんな感じで、多くの方々のご恩に支えられている、
お遍路旅です(%ニコ女%)(%星%)
このあたりの町には、石鎚山山系があり、
そこから豊富な水がじゃぶじゃぶ流れて来ています。
伊予西条が特に「水」で有名ですよね。
そのじゃぶじゃぶっぷりが
この遍路道をゆっくり歩いていますとよく分かります。
きっとこの町の方々は、石鎚山を愛し、
そして自然をとっても大事にされてはるんでしょうね(%ニコ女%)(%星%)
更に行きますと、大きめの川があり、
その橋の横側に「鉄琴」がついてあり、
バチも置いてありました。
それを順番にたたいていきますと、
「ふるさと」と「さくら」が奏でられます。
一人、その鉄琴をたたいて、
「ふるさと」を聴きますと、何だか急に
涙がぽろ・・・っと出てきました。
この町は私の「ふるさと」ではないのですが、
日本人に共通する「ふるさと」が
この橋に掛けられた想いの中にあるんだと感じました。
本当に素晴らしい、ふるさとのいち風景でした(%ニコ女%)(%ハート%)
時計も正午を回り、いよいよ本格的に
暑くなってきて、意識が朦朧としてきました。
つま先もジンジン・・・痛くなってきました。。。
いつもあれこれ考えながら歩くのですが、
考えるゆとりがなくなって、
アタマが真っ白になってきました。
ただの「カタマリ(塊)」がゆっくり移動している・・・
そんな境地・状態になって来ました。
「これはやばい。死ぬ。なんとかせなば。
とりあえず、涼しいところいって、冷たいもの食べて、
カラダを冷やそう。」
そんな時、旧街道沿いに、お店があり、
入ってみることにしました。
そこはクーラーをガンガン☆にきかしてて・・・
というか、私が今まで外にずっといたから
そう思ったのかも知れませんが(笑)、
とにかく、とっても涼しかったです。
ほんと、砂漠の中のオアシス・天国でした。
これで、一気に生き返りました(笑)。
ほんと、エアコン、さまさまですっ!!