『お遍路メモ』より 〜苦難には2種類ある〜

あるおシゴトをしようと時間を空けておりましたら、

そのおシゴトが先方さんのご都合で後日になりました。

そんな感じでふ・・・っと時間が空き、

何気なしに携帯メールを見ますと「下書き」に、

私がお遍路中に、あれこれ思ったことを書いた

メモ書きがどっと見つかりました。

せっかくですので、ここで一部文書化して、

日記としてアップさせて頂こうと思います。

「“苦難”には2種類ある」

苦難が来る=今の自分自身のやり方や在り方(心の持ち方)が

間違っている(マイナスをゼロに戻す)、

もしくは、よりよい自分に成長する為

(ゼロからプラスにさせる)に起こるのが苦難かと思われます。

【マイナスからゼロに戻す“苦難”の例】

例えば私が、浮気している既婚男性だったとします。

その浮気現場を偶然奥さんに見られてしまい、

浮気相手に愛想つかれ、奥さんから離婚を突きつけられる・・・

的な感じでしょうか(笑)。

私はこちらの苦難を『消極的苦難』と勝手に呼んでいます。

【ゼロからプラスへ進化させる“苦難”の例】

あるボランティア団体に入っていて、

「世の中のために、今までにやったことない、

素晴らしい事業をしよう!」と、組織員全員で一致団結して

切磋琢磨してますと、「あれがない」「これがあって困る!」という

苦難がどんどんやって来ますが、

結局は、その事業が大成功に終る・・・という事例です。

世の中のため・誰かの為という大信念と繋がって合一し

己を“空(くう)”の状態でやっていますので、

この場合は紆余曲折があっても

いつか必ず、何らかの成功・幸せが得られるかと思います。

私はこの手の苦難を『積極的苦難』と呼んでいます。

つまり、前者は自らの我欲(自分さえよければいい)という

わがままな心が招き寄せた苦難で、

後者は、無我(人様が幸せになればいい)という

スナオ&純粋な心が招き寄せた、成長の為の苦難かと思います。

私は同じ苦難であっても、

後者の苦難だけをいかにたくさん、今、生きている間に

たくさん体験するかによって、その人自身の人生の『真の価値』が

上下してくると考えています。

前者と後者の苦難・・・そのどちらかに今、

その人が味わっているのか・・・?

それはその人の顔(心から発しられている気)で

何となく掴むことが可能かと思われます。

この“気を読む”ということは、

自身がクリアー&スナオな心でないと、

ちゃんと見る・読むことが出来ません。

我欲という『色眼鏡』をかけてしまっている時は、

間違った言動をしれかしてしまい、前者の苦難がやってきます。

ほんと、世の中のこの苦難に関する摂理(法則)も、

あまりにも絶妙過ぎて的確・・・。。。

ひしひしとその凄さ&摩訶不思議さを感じる、今日この頃です。。。(%ショック女%)(%痛い女%)(%ニヤ女%)