先日夕方、久しぶりに母(愛称:オカン)と
山手にある畑に行きました。
最近、仕事や各種団体の活動、忘年会で朝から晩まで活動し、
なんだかとっても眠くて・・・
しかもその後、会議と忘年会が2つ入ってたので、
畑仕事は母に頼み、私は車の中で寝ていました。
初冬の風は冷たいですが、
車の中はあったかい、夕日だけが入ってきました。
寝ているのか寝ていないのか・・・
あいまいなところで、12歳くらいの私が
ちょうどこれくらいの季節に、
近所の友達と遊んでいる光景が脳裏に浮かんできました。
しばらく遊んでいたのですが、日も落ちてきて
近所の家から、美味しい晩御飯のにおいがして
お腹がすいてきたところで、母親の声で
「ごはんやで〜」と聞こえたので、
友達に「ばいばーい!」と言って家に帰るところで
目が覚めました。
しばらく、ぼーっとしていたんですが、
気分は12歳のよしこちゃんのままでした(笑)。
外を見ると母親が、楽しそうにせっせと畑仕事をしていました。
産まれて35年間ずっと実家から出たことがなく、
両親と毎日一緒に暮らし続けていることに
何の違和感もなく、「当たり前」だと思っていた・・・
思い続けている訳なんですが、
畑仕事をしている母親を見て・・・
「ああ、この人に、この世に産んで貰って
長い間、育ててくれたんやー」
・・・なーんて、至極当たり前のことが、ストン☆と
心に落ちた瞬間でした。
そして今日。
明日から用事があって東京に行くんですが、
そこに暮らす妹のアッコのところにも行くことを知った母が・・・
「アッコに、美味しい『うどんだし』10パック、
持っていったってー!」ってイキナリ電話して来ました(驚)☆
新幹線で行くので、めっちゃ重いので、
丁重にお断りさせて頂き、その千円くらいの費用を
アッコちゃんにプレゼントすることにしました(一応、私「姉」なんで・笑)
しばらくして、父親が私のところにやって来て・・・
「さっき切ったパイナップルが、甘くてめっちゃ美味しかったから、
タッパーに入れて、アッコに持っていってあげて〜」と言われました。
タッパーに入れて持って行っている過程で
カバンの中とかとんでもなく、べちょーってしそうやし(笑)、
そもそも、パイナップル一つでも千円くらいで買えそうなんで、
これまた妹にはプラス千円、あげようと思いました(更に、笑)。
軽いので物ではなくって、お金であげるという発想は
容易に想像がつくかと思いますが、
こうやって、どんなに安価なものであっても、自分がいいと思うものを
離れて暮らす子供にあげたいと思うのが、“親心”というものなんやなーって
つくづく感じた出来事でした。
さすがに10パックは無理でも、何個かと、パイナップルは少し
持って行ってあげようかなぁ〜って思います。
妹のためと、両親のためにね〜っ(%笑う女%)(%王冠%)