21日朝。お遍路前の報告♪

毎度です(^0^)☆

とりいそぎ、21日(金)の朝の

お遍路前の体験報告をさせて頂きます!

21日朝5時に坂出(瀬戸大橋のたもとの町です)

のホテルにお迎えに来てくださった松岡さんは、

お遍路グッズの総合製造メーカで、

以前、丸亀に行った時に、㈱マツオカさんを

見学させて頂きました♪

その時のブログ:
https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/42837/1943216#1943216

6時からの「香川県丸亀市倫理法人会」

モーニングセミナーに参加させて頂きました。

講話者は日本銀行高松支店長の、関根さん。

テーマはまさに『お金の話』。

『お金』というものは、最も俗な・・・

煩悩の最高峰のモノだと思い、倫理とは対極的にあるもの

そう思っていたのですが、

実はお金って『ただのモノ』であり、

善も悪も、清も俗もなく・・・

それを握り底なしにたくさん欲しいと思う

人間が煩悩200%のになっていく

というモノのようです。

お金から、日本経済、今の日本の状態を

分かりやすくご講話頂きました。

日本銀行は、お札(1万円札、5千円札、

2千円札、千円札)を発行しています。

ちなみに硬貨は、日本国政府が発行しているとのこと。

お札(日本銀行券)とは?

①あらゆる決済に無制限に通用

②日本銀行とは、日本で銀行券を発行する唯一の主体

など。

現在の発行額は、84,0兆円。

139億枚。

・・・うーん。想像つかんですね(笑)。

日本人は世界的に見てお札(お金を持ち歩く)のが

好きな民族のようです。

他国と比べて治安がよく、持ち歩いていても危険が少ないことと、

お札の質が高く、偽札が圧倒的に少ないんだそうです。

他に、金利が少ないので、「銀行に預けるくらいなら、

タンス預金にしよう!」という人が多いそうで、

それは1995年から顕著になったようです。

日本銀行の重要な役割として、

銀行に集まったお金を回収し、

その中から古いお札・汚いお札を新札に交換し、

より偽造されない紙幣を世の中に流通させることなんだそうです。

意外と知らない日本銀行の役割でした(驚)☆

そして日本銀行の使命は、

「物価の安定」と「金融システム」の安定で、

国民のお札への“信認”を継続・高めていくことなんだそうです。

またギリシャみたいに国家自体が崩壊し、

信頼がなくなれば、紙くず同然になってしまいます。

確かに日本銀行が、お金を印刷しまくったら、

お金の価値が下がり、モノやサービスの価値が上がってしまいますよね。

日ごろ何気なく使っている、お金ひとつにも、

こんな感じで、いろんな人の努力や信認があるんねんなーって

朝から感動いたしましたぁ〜(^0^)☆

朝食会の後、松岡さんに

前回のお遍路のゴール地点である

JR丸亀駅まで送って頂きました。

その途中、昔「灯台」だったという

「江戸」と大きく書いた大きな灯篭のところで

車を止められ、「ここは昔の港です。

ここに全国からいろんな人が船でやって来て

ここから『こんぴらさん』

お参りに行かれたんですよ」と教えてくださりました。

時代は変わっても四国は信仰の町やねんなーって思いました。

面白いお話を聴きました。

この港町には、お酒を飲むところ、

そして大きな遊郭があったそうです。

今はほぼその姿は消えていますが。

お参りする前・・・聖域にいく前に、

ちょっと俗なことやりまくっとこー♪という

煩悩200%の考え方のようです(笑)。

一般的に、神社仏閣にお参りに行く前は、

川とかで身を清めたりするイメージがありましたが、

全く逆に遊郭で遊びまくってから、

お参りするって、人間くさくて面白いです。

さらに突っ込んで考えてみれば、

狭い小さな船で来る人が多いので、

俗っぽいことが出来ない日々が多いまま

その港に着いたでしょうから、

余計遊郭(女)とかお酒に惹きつけられたんだと思います。

この俗な動物くさい要素と、信仰心のある清らかな神聖な部分と

両方あるのが人間です。

両方の間をふらふらと行き来しながら、この世で修行し、

失敗しながらも己を高めて行くのが、“行”というものかと思います。

わざわざ山寺に篭ったり、四国遍路する必要もないかと思います(笑)。

丸亀駅で、松岡さんとお別れし、また歩き出しました。

・・・つづきはまた後で・・・

もう外が明るくなりましたので、歩き出します。

今日は80番・国分寺前から、高松市街まで歩きま〜す(%笑う女%)(%王冠%)