結願! ・・・そして? ④

翌朝・12月25日、8時起床。

食欲はあまりなかったんですが、

眩暈も熱も寒気もなく、軽い朝食をとって、

坂出のホテルを出ました。

高松道・板野インターを出ますと、ふっと

「そういえば、ここは1番・霊山寺が近かった!」と思いつき

数キロ離れたお寺にお参りに行きました。

一昨年の4月。私はここから歩きお遍路行を始めたんですよね。

ちょっとしんみりしつつも、

やっぱり寒かったので、そさくさと車に戻って行きました。

お寺の入口に、行きしなは立っていなかった

徳島大学の学生さんという3人のカワイイ女の子が

「すいません〜、お尋ねします!」と

声をかけてきてくれました。

大学のゼミか課題で、お遍路さんに聞き取り調査をしているそうです。

お遍路する理由や、お経を唱えている時、どんな心境?とか

あれこれ聞かれました。

どんな理由であれ、若い人たちが、

お遍路について研究するということは

とっても素晴らしいことだと思います。

そして、より広く、四国遍路のよさを日本に世界に

広めて頂きたいです。

そういえば、霊山寺に、白人のお遍路さんがおられました。

これから回り始められるようで、真新しい白装束や杖を

持っておられました♪

午後12時40分。徳島港に着き、

13時半発のフェリーで和歌山港へ。

「そこから一気に、高野山や〜!」って

テンションが上がってきました。

15時半、定刻どおりに和歌山港に着いた所で、

2つ問題が発覚しました(%ショック女%)(%涙%)

一つは、あるお客様から電話がかかって来て

「まだ印刷物が届いていないんですが・・・」というもの。

年末の荷物の流通量が多いために起こっている問題かと。

(もちろん、原稿完成がギリギリにずれ込んでしまったという問題もあり)

さいあく明日、私が中継所までマイカーで取りに行かなければならない状況に。。。

そして、和歌山市内の大渋滞です(%ショック女%)(%涙%)

年末の慌しい時期(5トビやし)で渋滞が起こっていて、

なかなか前に進まず、どんどん日が暮れてきます。。。

実は私が予約していた高野山の宿は、

高野山より遥か山奥のある神社の宿坊なので、

日暮れの前に行けない確立が100%になりました(涙)。

で、その宿坊に電話しますと、おばさん曰く・・・

「日暮れでなくても、今の雪の積もり具合だったら、

登れない急な坂があるんですよ〜・・・」という

チョー恐ろしいお言葉が返ってました。

そして何と言っても、23日頃からの体調不良で

胃の調子が思わしくなく、今日のお昼ごはんも食べる気がしなくって

ずっと胃がむかむかしていたので、

私はこれぞ『断腸の想い』で、高野山に行くことを

ここで断念しました。

ほんと、今年中に高野山までお参りを済ませたかったのですが、

これだけ行けない状況が重なれば

なにかの「御知らせ」かも知れないな・・・とも思いましたので、

お宿の方には謝罪しまくりまして、断念しました。

高野山とその神社の宿坊には、

来年の私の3回目の年女の誕生日・3月14日あたりに

行こう(%ハート%)と決意いたしました(%ニヤ女%)(%晴れ%)

断念した後、「阪和自動車道」の和歌山インターが見え、

そして大阪にマイカーを走らせ、無事自宅に戻りました。

ほんと、想定外のトラブル、自分の思い込みによるトラブルも含め、

いろんな喜怒哀楽な出来事がありました

最後のこの四国歩き遍路旅。。。

一言では語りつくせない程の苦労、そして感動がありました。

まだ語りつくしていないこともありますので、

詳細は後日としまして、今回の報告はこれまでとさせて頂きます。

本当に、本当に、、、四国のみなさま

そして全てのみなさまに感謝、感謝です!

ありがとうございました。