グローバルな人間とは

「グローバルな人間とは、外の世界を自分の中に取り込んで

進化し続けられる人のことだ」(資生堂・福原義春氏)

自宅からもよりの駅に行くまでの間にある

『植松観音堂』の扉に貼ってありました。

この扉に貼ってある名言集は、

個人的にいつも楽しみにしています(%ニコ女%)(%星%)

・・・ほんと最近のテレビ番組は劣悪なものが多く

せっかく高いテレビを買ったのに、殆ど見ず、

完全に「宝の持ち腐れ」状態です(苦笑)。

この意見に関しては、普段意見が対立する傾向にある

父親とも完全に一致しております(笑)。

個人的に思う、その理由をまとめてみました。

理由①:真実を流さず偽り・誰かの意図的な工作があって流されている情報が多い

理由②:人間の品格や教養のレベルを落とす番組が多い

理由③:特にバラエティ番組は最悪で、「笑わせる」という有能な技術・技ではなく

「笑われる」という真に無能なお笑い芸人がはびこっている

理由④:食欲を刺激する番組と、それに相反するダイエット&

健康食品の宣伝・番組が多い。

つまり、消費を無駄にあおる番組・『唯物主義』をあおる番組が多い。

本当に健康になる為には「必要最小限のものしか食べない・

適度に空腹時間を持つ」のが

最高の健康法なのに、テレビでは誰もその真実を伝えない。

テレビ局に入る広告収入が減っているから・・・

視聴者がどんなにバカになろうとも、

視聴者の心身が不健康になろうとも、そして、

どんなに人生や人格が堕落しようとも一切関係ないんですよね。

偽り情報でもなんでもいいから、

とにかく広告収入を稼がないと自分たちが喰っていけないので、

こんな悪循環を推奨している人間が、このテレビ局の業界でも

結構おられるのでしょうね。

だけど、余計テレビ離れって、確実に進んでいると思うんですがネ。。。

大橋父子だけじゃないです、こんなこと言ってるのん。

諸行無常・・・盛者必衰の響きあり・・・『平家物語状態』ですね。

そんな状況の中で、久しぶりに感動した

素晴らしい番組がありました。

それが、テレビ東京系列のTV番組

「ガイアの夜明け」 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/ です。

「日本人の知らないニッポンの魅力 〜新戦略で外国人観光客を呼び込め!〜」↓

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20121127.html

・・・ということで、2社が紹介されていました。

(反響が多かった為、昨晩再放送していたようです)

一つ目が英語で、日本の魅力を発信している情報サイト

「japan-guide.com」を運営されている

スイス人の男性社長・ステファン・シャウエッカーさんが主人公でした。

そのおにいさんは、日本在住。日本大好きで奥様は日本人です。

日本全国の素晴らしい観光地を

ご自身が取材して、すぐにHPにアップしておられます。

まさに生きた情報満載!

東日本大震災が起こった後は、東北地方の観光地はもちろんのこと、

復興の状況も随時HPに掲載して行って、

正しい情報を流すことによって、被災地の復興に貢献しておられます。

久しぶりにテレビ見て感涙しました。。。

私もこんな人生、歩みたいです。。。

そのサイトを通して、みんなが交信・交流し合い、

そしてみんなが幸せになっていくという

最強&最良の仕組みを構築されておられます。

二つ目が、大阪平野区の旅行会社「ミヤコ国際ツーリスト」で、

激減する中国人観光客のかわりに、イスラム圏の観光客を呼び込もう!

ということで、イスラム教徒の女性を採用し、

マレーシアに飛んでマレーシア人観光客を日本に呼び込まれました。

イスラム教徒の方々は、日に5回、聖地に向かってお祈りする時間があったり、

食べる物にかなりの制限があったりして、

それらの高いハードルを苦悩の末、どんどん越えられて、

万全の体制でマレーシアからの観光客を招き入れられました。

きめ細やかで「おもてなしの心」の真髄を知る日本人

だからこそ出来る、物凄い仕組みを構築されたのだと思います。

ほんと、不可能なことって実はなくて、

不可能だ・絶対無理だって決めつけているのは、

結局、おのおのの人間の脳(堕落思考)なんですよね。

先日起こったアルジェリアの人質事件でも

改めて分かりましたが、

このような感じで、結構な数の日本人が世界に飛び出し

ビジネス活動等を通して、日本全国・世界各国の

健全な発展に寄与されておられます。

そんな素晴らしい“徳”の積み重ねが、

日本人(のパスポート)に対しても

絶対的な信頼を、世界から得られ続けているんだと

確信しています。

一昨年、両親・妹とスイスに行き、

途中、オランダのアムステムダム空港で

飛行機の乗り換えをした時に通った

ゲートにいたおにいさん達は

私たち日本人には「コンニチワ〜!」とニッコリされ

“顔パス状態”ですぐに通して頂けたんですが、

『中華人民共和国』のパスポートを持った団体の観光客は

そのゲートで長蛇の列をなし、

ゲートのおにいさんたちが、一人一人の顔とパスポートの写真を

怪訝な顔でじっくりと観察しておられました。

やっぱり、日本に対して中国がしていることを

世界各国に対してもやっているんだと

確信した瞬間でもありました。

つまり、ヨーロッパ人も、日本人も

中国・中国人に対して同じような感情を

抱いているということです。

アンフェアーなことを世界各国で

平気でしれかしている人たちに

便乗したり真似する必要は断じてない訳です。

今はお金があるから、チヤホヤされているだけです。

なくなれば、みんな一気に引いてしまいます。

ここでも、諸行無常・・・盛者必衰の響きあり・・・

平家物語状態です(笑)。

ある程度の威圧的態度や、外交テクニックは必要かと思われますが、

古今東西、誠意あるフェアーで絶対的な信頼関係の構築こそが、

唯一無二の国際問題の解決方法だと私は考えています。

これは、国家間の摩擦だけでなく、

日常生活での人間関係でも一緒でしょう。

これからも日本人としてのプライド・ブランド力を保ち、

向上させつつ、今後もよりフェアーに

誇りある日本人として、生きて参りたいと思います。

・・・話それましたが、ガイヤの夜明けで登場した方々などは、

まさに、上記の張り紙・・・

「グローバルな人間とは、外の世界を自分の中に取り込んで

進化し続けられる人のことだ」(資生堂・福原義春氏)

を実践している方々やなぁ〜!と、深い感銘を受けました。

ふっ・・・と思ったのですが、

この資生堂の福原氏のメッセージの中の

「グローバルな人間」の定義は、

ある意味では「日本の外で活躍する人間」かと思いますが、

別の意味では「自分のテリトリーの外で活躍する人間」

だと感じました。

つまり、常に自分自身の心の中に『新しい風』を取り込み続け、

自己改革・社会改革・ビジネス改革全てを実践し達成し続けている

人のことを差すのではないかなぁ?と思いました。

ですので、たとえ日本を飛び出してビジネスをしていても、

自分の殻に閉じこもり、「もう新しいことを吸収しなくていい」と

外部交信をシャットダウンしていれば、

その人は「グローバルな人間」でないということです。

いやはや。。。

ほんと、なんでもかんでも、考えれば考えるほど、

奥が深いですよね・・・(%笑う女%)(%王冠%)