常居其全(じょうきょきぜん)を目指す。

毎度です〜(%笑う女%)(%王冠%)

6月21日(金)〜22日(土)、(社)倫理研究所

(倫理法人会&家庭倫理の会)の研修施設・

『富士高原研修所』(静岡県御殿場市)に

行ってきましたぁ〜(%ニコ女%)(%音符1%)

21日はひたすら雨で、富士山は見えませんでしたが、

22日の朝5時。綺麗な富士山が見えました♪

この日、富士山が世界遺産に正式に登録決定となりましたね。

『富士高原研修所』に着いた時、チョー☆懐かしいお顔が。。。

私が倫理法人会に入会した6年前(31歳の頃)に、

大阪府倫理法人会(近畿方面)担当の元方面長&副方面長の

藤崎さん&小川さんがおられましたぁ〜(%ショック女%)(%星%)

お二方は今、倫理研究所の研究員を育てる部署におられるようです。

お二方・・・とりわけ藤崎さんは本当にお世話になった『恩人』であります。

入会して一年くらいした時、夜の10時、泣きながらお電話させて頂いて、

励まして頂いたり、私のイケテナイ言動をぴしゃ☆とご指摘頂いたり、

「個人指導」をすすめていただいたりしました。

小川さんとは、大阪府倫理法人会の役員をしていたこともあり、

しょっちゅうお会いし、『独身男女とは?結婚とは?』とか

あれこれ教えて頂いた記憶があります。

(小川さんは確か、そのような研究をされてはったようです)

こんな感じで、今まで、本当にたくさんの方々にお世話になり、

まさに「おかげさま」で、今の私が元気に生きていることが出来ています。

ここでの研修内容は、録音とかブログ掲載は×

となっていますので、

どのような内容の研修かの詳細はご紹介できませんが・・・

研修所の中では、「講座」が多く、

いろんなこと・・つまり「人としてのあり方」を

科学的&論理的に教えていただきました。

その研修で気付いたこと、教えて頂いたことを

数個ここでご紹介させていただきます。

①「常居其全(じょうきょきぜん)」

これは、倫理研究所を昭和23年に創立された、

丸山敏雄創始者の造語です。

丸山氏(明治25年〜昭和26年)は、59年の生涯の中で、

「人間にとって真の幸福とは?」

「どうすれば、真に幸せな人生を歩めるのか?」を考え通し、

“幸せになる法則(「純粋倫理」と呼ばれています)”を発見された方です。

教育者(学校の先生。中学校の校長先生等歴任)や

学生(37歳の時、大学に入りなおす)、

宗教家(神道系の新興宗教に入信し幹部)になりつつも結局・・・

「一宗一派に属さない、中立公平な立場・組織を持って、

人間のあり方・あるべき姿を研究&普及しなければ、

目的を達成できない」というようなことを悟られ、

戦後間もない昭和23年、「倫理研究所」を創立、理事長になられ、

そして社団法人化されました。

私自身、倫理研究所は、宗教団体(宗教法人)と思い、

入会前は避けて通っていたんですが(笑)、

宗教というスタンス(アプローチ)ではなく、

「大人の生涯学習」というスタンス&社団法人として、

科学的&論理的(中立公正・客観的&対極的)に・・・

多くの先人達や今生きている人たちが、

この純粋倫理に書かれてあることを『実験』した上で、

「これは間違いがない!」と確証したものを、

私たち会員に教えてくださっています。

『純粋倫理』と書きますと、

ざっくり過ぎて、そして広すぎてよく分かりませんので、

『万人幸福の栞』という基本テキストがあり、

その栞を元に、倫理法人会&家庭倫理の会では日々学んでいます。

私のこのブログって、実は、この純粋倫理から得た学びや、

純粋倫理を学んで気付いたことを実際やってみて得たことが

かなり多く含まれているんですよネ(笑)。

私の四国歩き遍路行で得たこともほぼ全て、

この純粋倫理に書かれている『幸せになる法則』の中にありました。

ほんと、丸山創始者の底なしの研究力の凄さを感じております。。。

で、「常居其全」という言葉は、

その丸山氏の座右の銘であります。

「常に其(こ)の全(まった)きに居(お)る」

つまり、

常にその時々(つまり“今”)を全力投球する」

という意味合いです。

過去を悔やみ、未来を憂える・・・ではなく、

今、この時を大切に、心が純に澄み切り(=スナオな状態)、

一所懸命生きていると、おのずと未来が切り拓けて来るし、

過去の出来事全てが「これがよい」と消罪していく・・・

そんな意味合いなんだと思います。

「今日の他に人生はない」

深い、深すぎる。。。

②書くという行為とは?

丸山創始者は、晩年、ご自身が発見された、

『幸せになる法則』を文書化されることに

かなりのエネルギーを費やされます。

どうして文書化するのか?

書かずに、自分の脳の中だけに収めていると、

自分が死んだらそれはそこまでで誰にも広まらずに無くなってしまいます。

また、人に話すのもいいことですが、

「伝言ゲーム」では、真実が間違って伝えられる可能性があります。

ですので、的確な文書化にこだわれ、正確に後世に遺していくことに

こだわれたそうです。

「的確に書くことにより、思想と化する」

深い。。。

③愛・敬 とは

「愛」(のエネルギー)とは、全ての趣向が、遠心的な働きを取り、

「敬」(のエネルギーとは、求心的な方向に向かう働きである。

愛は、例えば、自分のことをよくしてくれる人だけに与えるものではなく、

万人&万象全てに与えるべきものである・・・(慈愛)。

愛は与えれば、与える程、みんなが仲良くなり、自分にその愛の

エネルギーが還ってくる。

敬は、お世話になっている師匠・親など、自分の本(もと)に対する

一点集中の上下のエネルギー。

これを強めれば強める程、自身にそのエネルギーが還ってくる。

愛は、横に波及するエネルギーであり、

敬は縦に波及するエネルギー。

この二つの縦横2つ系列のバランスと強化がなされれば、

人間の精神は完璧に近づく。

人間はつい、周りの人たちに対して好き嫌いを行い、

尊敬すべき&感謝すべき師匠や親祖先に対しての繋がりが薄い。

そこに不幸の本(不足不満の種)があるという訳です。

まだ、私自身、勉強不足ですので、ちょっと意味不明かも知れませんが、

この愛と敬の関係性(相関関係)もかなりガッテン☆いきました。

<『なれあいのない優しさ 責め心ない厳しさ』→

めちゃくちゃ好きな・・・そして

今の私が、肝に銘じなければならない言葉です。>

④『否定的観念』(マイナスエネルギー)が全ての元凶の本

否定的観念=嫌がること、これが煩悩の正体。

「これがいけない」「あれがダメ」「あいつが間違っている」。

これが自身の心の中から消えないと、真の幸せ(心の平安)は無い。

この「否定的概念」は苦行では祓えない。

じゃー、どうするか?

それは「感謝すること」しかない。

「愛」しかない。

己(の煩悩・わがまま)を空しくし、

見返りを求めず、ただ、相手のことを想い、相手に捧げつくす。

そうすると、その人やその現象と自分の間に

「対立」という状態が無くなり、一体化(合一)する。

すると、物事全てが生成発展する。(=対立の原理)

「私はやっている」「私は今、こんなにがんばっている」

そんな言葉が出る時点では、まだまだ中途半端。

「小なる正直は、バカを見、

大バカ者は、時勢を改め天地を動かす。

『正直』とは、己の真実に生きることを言う。

現代は偉大なる正直者を求めている。」

何でも、ただ、ひたすら、正直に、一心に・・・徹底的にやる。

感謝、愛が心の底から、一気にあふれ出して来たら、

マイナスエネルギーも消えて、自分もみんなも幸せになっていく。

深い。。。

⑤和顔愛語

顔は和やかに、言葉は愛に満ちて・・・

アカン・・・

まだまだ出来てません(涙)。

よしこちゃんの『感謝行』は、まだまだ続きます。

他にもたくさん、お話しを伺ったのですが、

内容が高度&高尚過ぎて、

まだまだここで公表&ご説明できる器を私は持っていません。

ただ、こうやって、一度アタマに入れておきますと、

日々生きていて、ふっと「あの時、富士研で教えて頂いたアレは、

こんな意味やったんかな?」って分かる日が来るかと思います。

世の中には、まだまだ知っていない・掴んでいない

真理がたくさんあって、そして出来ていないことが多いってことを

まざまざと見せ付けられ&気付かされつつも、

それを一つずつ、コツコツと得ていきたいなと改めて思いました。

ほんと、深い・いい時間でした。。。

来年も行くゾ、富士研〜〜〜〜っ(%ニコ女%)(%星%)