7月25日から、『夏へんろ』ということで、
四国遍路道(番外・鯖大師さん→24番・最御崎寺)を
歩いてきましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)
26日夜まで・・・「民宿谷口さん」までは
先日、ブログを更新させて頂いたのですが、
歩き疲れ、もうブログを書ける気力が残っておらず
夕食後、そさくさと眠り・・・
で今日・28日お昼前に、24番・最御崎寺に着いた後も、
そさくさと路線バス&マイカーに乗って、
現在午後8時半。
淡路島の「淡路ハイウェイオアシス」の
下りSAにあえる“スタバ”にて、この日記を書いています。
(※このSAは上りと下りが行き来できます♪
また、22時以降にETCのゲートを通過すると更に安価になるので、
ここで時間つぶししてまーす・笑)
目の前には、明石海峡大橋と神戸の夜景があり、
何とも言えない・・・四国遍路道とはまた違った
爽やかさ&美しさがあります。
(※ここでは、訳あってネットが繋げなかったので、
帰宅後&翌日に、アップさせていただきました)
人間生きてますと、こんな感じで、いろんな美しさに出会えます。
ほんとうに、ありがたいです。
「いきてる!」ってかんじです。
ってことで、27日朝からの
夏へんろのレポートを書かせていただきま〜す(%ニヤ女%)(%ハート%)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7月27日朝7時半。
高知県東洋町にある「民宿谷口」さんを出て、
まだそんなに暑くないうちから、
てくてくと歩きだしました。
野根という旧村地域がありました。
ここは昔、交通の要所で、ここから山に道が入り、
室戸岬方面や安芸など、高知県東部に行く街道でした。
今から約1200年前、弘法大師空海が、
室戸岬のさきっちょ側にある洞穴(御蔵洞)で修行をした時も
ここから太平洋沿いに続く、国道55号線的な道は存在してなくて、
先人たちが必死で戦後、土木技術を発展させて、
断崖絶壁を切り拓いて創った国道です。
ほんと、よくもまー、こんなに海に迫った山をどんどん削って、
めっちゃ走りやすい国道を作ったもんやー!って
感謝、感動です。。。
ほんと、先人のそのような想い・力・・・つまり“恩”を
この道を通るたびに感じ、感涙です。。。
だけど、日がどんどんと昇ってきて、
上からの暑さ、そしてコンクリートからの照り返しが
酷くなってくると、そんな感涙もどっかに吹っ飛び(涙)・・・
「暑い・・・、しんどい、暑い・・・しんどい・・・」
と、ぼけーっとして、だんだんとテンションが下がってきます。
どこまでも、どこまでも続く、海岸線・・・
どこまで歩いても見えない室戸岬に
精神的に参ってきます(%痛い女%)(%涙%)
・・・歩いてますと、だんだんと自分自身の
「熱中症(身体)のサイン」が掴めてきました。
第一段階:前上方面の頭の中がしびれるように、じわっと痛み出す。
第二段階:全身に力が入らなくなり、休みたい&横になりたいと思うようになる。
第三段階:胃が気持ち悪くなり、吐き気がし、ますます横になりたくなる。
・・・個人的に、これはすごい発見でした!
身体は、ちゃんと生命(健康な身体)を維持するように
自律神経から、あらゆる『サイン』を私の意識に
送ってくれているんやなーって、めちゃくちゃ感心しました!
もしも、事前に、いろんなサイン(熱中症で倒れる間での予告信号)
がなければ、どんどんがんばって歩いてしまい、
いきなりバタっ!と倒れ、「行き倒れのお遍路さん」に
なってしまうからです(ーー;)。
ほんと、身体の神秘を、こんな極限の身体状態にさらされると
ひしひしと感じ、ほんとうに、感謝、感激です。
これからは、こんな「身体からのサイン」をスルーしないように、
いつも心身を健康に保っていきたいと思いました。
次に、私は普段、本当に汗をかかないんですが、
めちゃくちゃ汗をかきました。
ほんと、「だらだら〜〜〜っ」って感じです(^^;)
普段かかないもんですから、何だかとってもキモチワルイ・・・
だけど、身体の中から何か「よからぬもの」が出てきて、
空に昇華していくような、心地よい感覚がありました。
そんな汗だくの疲弊しきった身体で、民宿のお風呂に入りますと、
本当にお湯が一気に汚れるんです(凹っ☆)
それだけ、自分自身の体内(もしくは精神)が
日常生活の中で、汚れてまくっていたんやなーって、思うんです。
そんな意味では、四国歩き遍路行って、サウナやデドックスのような
役割も担っているようです(笑)。
この「日常生活での汚れ」は、四国遍路に行く29歳の時までは、
全然気づくことなく、過ごしていましたが、
遍路行に目覚めてから、ちょっとでも汚れてくると、
「ああ、汚れたな・・・」と分かる様になります。
で、ある程度汚れたら、「また遍路に行きたい」という
“修行の虫”が騒ぐ・・・という精神的なメカニズムのようです(%ニコ女%)(%星%)
こんな感じで、自分自身の身体と心(魂)のメカニズム・・・
つまり、『本質』が見えてくると、
少々のことでは、精神的にも身体的にもぶれなくなって来ます。
また、自分自身(の本質)が見えてくると、
『鏡の法則』で、自分以外の対象物の本質も見えてきます。
物事の本質や裏側を見る・見極めるのは、
その人間が正しくそして賢く生きていく上で、
非常に大切な『心眼的能力』です。
が、その能力を的確に持っている人は少数派の感じです。
思いつきや思い込み・・・
つまり、自分自身の過去に得た知識や経験
(つまり主観)だけで、世の中全ての物事を判断している
傾向にあるようです。
そんな主観的な判断基準が、
物事の裏側を盲目にさせ、
物事の本質を歪めて見せて、
そして物事全体を見失って、
正しい判断・行動が出来ず、
同じ失敗を繰り返したり、
よかれと思って・・・人様のためにと思ってやったことですら、
逆に人様のためになっていなかったりしている。。。
また、その「自分自身の本質の捉え方が間違っている」という
根本的な間違いにずっと気づかないで、
他の『枝葉の要因』だとカンチガイしたり、人様のせいにしたりして、
永久に根本的に問題が解決していかない・・・という
哀れな状態が継続しています。
物事の本質を、常に掴んでおくために必要なことは、
まず『すなお』になることや、
第一感や直感力を研ぎ澄ますことの次に、
それらを基に『正しい情報を収集する』
『情報を取捨選択する』事を行う必要があろうかと思います。
その能力も日々の生活での修行で
試行錯誤しながら掴んで行けるものだと思います。
当然、この四国遍路でも、大いに磨ける実践であります。
この遍路道沿いには、普段の私の生活では
絶対に出会えないタイプの人たちが、たくさんおられます。
見聞きする人も、いい人、わるい人・・・ピンキリです。
ですので、この遍路行でも、この情報に関する修行は出来、
たとえ失敗しても、日常生活と違い、もう二度と会うことがないので、
堂々とおもいきって実践ができます(笑)。
そして、『探し当てた情報も考慮しながら、
自分の信念や価値観にも沿った計画(ビジョン)を立てる』
ことが必要になろうかと思います。
以上のプロセスを確実に行った後は、
常に「なんのために今これをしているのか?」という
本を常に忘れないようにしながら、「実践する・やるのみ」です。
(その後は、よりよい効果を出すために、若干の修正をかけていきます(%笑う女%)(%星%))
<つづく>