「最近、おかげさまで元気で
忙しく過ごさせていただいています」
ほんと、生きている・生かされていることの
有難さを今、ひしひしと感じています。
ここ1ヵ月の間にあったことを
ここで少しお伝えしたいと思います。
さっきまで日本テレビ系「24時間テレビ」の中でやっていた
「今日の日はさようなら」というドラマを見ていました。
『悪性リンパ腫』という血液の癌で30歳ならずに
この世を去った若い男性のお話しです。
実際あったお話しをドラマ化したものです。
もう涙なしでは見れないですよね。
7月になるかならないくらいに、
私の長年の友人から
「久しぶり、元気してる?なんか昔が、なつかしくなってさ〜」的な
携帯メールが来ました。
聞くと、彼女は『白血病』。
『悪性リンパ腫』と並ぶ、血液の癌です。
私は7月末に歩きました、四国遍路行で
彼女の病に対して「願かけ」を密かにさせて頂いた訳ですが、
その四国遍路行を終えて自宅に帰ると、
机の上に、「公益財団法人 骨髄移植推進財団(骨髄バンク)」から
封筒が届いていました。
封筒を開けてみますと、
「ある患者さんと、HLA(白血球)の型が一致した」と書かれていました。
私は16年前・20歳の時に、
「二十歳の別れ」というTVドラマを見て、
日本に骨髄バンクが出来てまだ4年くらいしか経っていない時に
登録をさせて頂き、25歳くらいの時に、1回適合通知が来ましたが、
その時は、私よりも適任者がいたそうで、結局提供はしませんでした。
両親に骨髄提供の同意を貰ってから
大阪市内の大きな病院に『確認検査』に行きました。
そこで骨髄バンクのコーディネーターの女性の方や、
病院の血液内科の医師の男性の方から、
骨髄バンクとは?とか、血液の病気とか?そもそも血液って何?
更には、骨髄バンクの組織形態、病院&病気のことなどなど、
健康優良児を36年間続けて来た私が、全く持っていなかった知識(世界)を
たくさん教えて頂きました。新鮮な驚きと感動がありました。
こんな病気の知識を知らないで、のーのーと生きてこられていることの有難さを
私はその大きな病院に行って、感じることができました。
そして、コーディネーターの方もお医者さんもみんな
救える命を救おうと、がんばっておられるお姿に、感動いたしました。
命があるからこそ、嬉しいことも哀しいことも辛いことも感じることが出来る。
命があるからこそ、嬉しいことも哀しいことも誰かと共有が出来る。
全ては、命あってこそ・・・なんですよね。
そんな当たり前のこと、元気で日々の雑用に追われてると、
つい忘れてしまうんですよね。
「生きていて当たり前」「私は死なないし、病気にもならない」
ということは妄想であり、
生まれてきた限り、早かれ遅かれ、みんないつかは死ぬんですよね。
上記ドラマの中で、ある患者さんが
「僕は、命以外は欲しいものはない」っておっしゃっていました。
ほんと、そうやな・・・って思います。
ちなみに、24時間テレビで、血液の癌の病気を扱ったドラマをするって
教えて下さったのは、骨髄バンクのコーディネーターの方でした。
ほんと、いい情報を教えていただきました。
こんな感じで、最近、ますます、いろんなことが
摩訶不思議にバチっ☆って合って来ました。
ありえない、絶妙なタイミングです。
正に天の仕業的な現象が顕著になってきました。
こんなことを「運命」と呼ぶのでしょうか。。。
煩悩(我・欲)を良い方に使うと、「思った通りに成る」という境地が
だんだんと掴めて参りました。
無我の境地、空(くう)の境地・・・すなおになるという境地が
時々、うっすらと見えて参りました。
ほんと、四国遍路行(日々の人生修行)のお蔭です。
実際に今回、骨髄を提供するかどうかは、まだ分かりませんが
(私よりもいい適合者がいれば、そちらになります)
もしも私がその患者さん(天)から選ばれれば、
喜んで提供させて頂こうと思っています。