三輪そうめんの“さくらんぼ”

今日は9月1日。

毎月恒例〜っ♪

奈良県桜井市にあります

大神神社(三輪大社)の“一日参り”に行って来ましたぁ〜(%笑う女%)(%王冠%)

台風の関係で天気は不安定でしたが、

雨に濡れず・・・拝殿にて、ご祈祷中にどっさり降ってくれたおかげで、

雨後の清清しい空気に触れることが出来ました。

ほんと、一日参りって、理屈ナシに清清しくなれるので、

ヤミツキ状態です〜(%とんかち%)(%痛い女%)(%星%) (%ニヤ女%)

参拝後、JR三輪駅側にあります、

おそうめん屋さんへっ(%ニコ女%)(%音符1%)

数ヶ月に一度くらい食べに行きます。

入った瞬間、誰もお客さんがいなくって、

お店のど真ん中の机何個か陣取って

お店の人たちが全員で世間話で楽しく盛り上がってはったんですが、

私が入った瞬間、「ああすいません〜!いらっしゃいませ〜!!」って

正に「クモの子散ったように去る」状態で、

慌てふためいてそれぞれの持ち場に戻られたのが、

吉本新喜劇のようで(?)、ほのぼのとした・そのまんまのお店の姿って感じで、

とってもほほえましかったです〜(%笑う女%)(笑)。

いつもの「にゅうめんセット(880円)」を注文。

にゅうめんと、いなり寿司3つ、ついています。

(めっちゃ関係ないネタですが、880円というのがいいですね♪

「88」って、よしこちゃんのラッキーナンバーですから(四国遍路病・笑))

にゅうめんが来るのを待っていると、

一気にお客さんが三組入ってきました。

①おばあちゃん二人(前に座る)

②おばあちゃん・息子・孫(3歳くらいと1歳くらいの男の子)(斜め前)

③おじいちゃん一人(左隣り)

です。

一気に繁盛店状態になったこの狭いお店で、こんなことがありました。

②のグループのおばあちゃんが1歳の孫と、

冷たいそうめん一つを一緒に食べていました。

3歳の孫は、私と全く一緒の「にゅうめんセット」を食べていました。

3歳の男の子がイキナリご機嫌ナナメになり、

猛烈に泣き出しました。彼曰く・・・

「さくらんぼ、ほしい〜〜〜〜っ(%痛い男%)(%怒る男%)(%ショック男%)」

弟にはさくらんぼがあって、自分の食べるものには

さくらんぼがない!って泣き叫んでるんです。

そりゃー、冷たいそうめんには大抵さくらんぼが乗っていますけど、

にゅうめんには乗っていませんもんねー(笑)。

彼のおばあちゃんや、おとうさんは、

その説明をする訳ですが、

その子は「僕もほしい、ほしい〜〜!!!」と泣き叫ぶ・・・

これくらいの年頃の子は、もうどうしようもありません。。。

おとうさんやおばあちゃんは「黙りなさい」とか

「またかー」って、憂えたり、困ったり、ムスってされています。

すると、①のグループ:おばあちゃん二人が

こんな会話をされました。

「どうやら、横に座っている男の子が泣き叫んでいる理由は、

自分だけ“さくらんぼ”がないことらしいで〜。」

その事実を知ったおばあちゃんのうち、

お一人がたまたま冷たいそうめんを頼んでいて、

そのそうめんを持ってすーっと立って、

泣き叫ぶ男の子の側に行って、

「あんた〜、さくらんぼが欲しいねんやろ〜、

おばあちゃんのん、あげるわ〜(%笑う女%)」とおっしゃりました。

その子ははじめ、何が起こったのか分からず、

きょと〜んとしてましたが、

彼のおとうさんが、

「おばあちゃんが、さくらんぼ、くれるんやって、

『ありがとう』って言いなさい」と言い、

彼は何となく、さくらんぼを受け取り、パクって食べたんですが・・・

またおとうさん

父「『ありがとう』は?」

息子「・・・。」

父「『ありがとう』は!?」

息子「・・・ありがとう(%笑う男%)」

その瞬間、狭い店内が、一気に

ぱぁ〜っって明るく&清清しくなりました。

①のおばあちゃんの、チョー自然体の善意、

そして3歳の男の子の、ちょっとした成長に

なんだか、コッソリ、ウルウルしていた私でした(笑)。

私は一足先に注文したものが来て、

早く食べ終わったので、そさくさとお勘定。

1000円払って、おかみさんに

「120円のおつりです」って

その120円の渡し方が、とっても丁寧で、笑顔がステキで

やさしく、そして手を添えて、両手で必ずいつも渡してくださいます。

こんな何気ない、三輪の日常風景の中にも、

ホトケサマがいる・・・といいますか、

普通に、そして自然体・ありのままに、

人様に“善の行い”を施すことが出来るって、

本当にステキなことだと思います。

「自然体」

私も到達したい境地(心の有様)です(%ニコ女%)(%星%)