25日。早朝より開いていたお店でお土産を買っていると、
とっても後光の差した・・・見た目、杖をついたヨボヨボ状態の
おじいさんがやって来て、お店の人と雑談した後、
町行きのバスを待つべく、お店のストーブの前に座られました。
私はそこでお土産を買うと、
「お客さんもバスに乗れれるんでしたら、おじいさんの横で
あったまっていてくださいね〜」と言われたので、
おじいさんの向かいに立って暖を取らせて頂きました。
四国遍路道沿いの信仰心の強い方は
お遍路さんに対して常に「オープンマインド」で
何でもかんでも気軽に話しかけて来てくださります。
だからこちらもすぐにニコニコ「オープンマインド」です(笑)。
そのおじいさん、一見ヨボヨボ・・・目が開いているのか閉じてるのかも
イマイチ?な方ですが、とってもしゃべり好きで知的なおじいさんで、
あれこれお話しをさせて頂き、これはバスに乗っても
延々に続きました(笑)。
その91歳のおじいさん(実は民宿のおばあさんも!)、
大窪寺のご本尊「薬師如来」に助けられたというんです(爆)☆
これは『信じる者は救われる』の境地かと思われますが、
急に身体の異常(おじいさんの場合は左半身のしびれ)があり、
大窪寺でその異常が収まるように願かけて頂いたら、あ〜ら不思議☆
その直後にその異常がぴたっと収まったというんです!?
それ以来、毎週月曜日の朝に、大窪寺にお礼参りを欠かさずされておられるとのこと。
が、今週の月曜日&火曜日に、実母の法事と妻の退院が重なり
それでその日・水曜日のお参りになったそうで、私にも会ったということです。
ほんと、こんな現象が「縁」というんでしょうね。。。(しみじみ)
そのおじいさんは、他にもアンビリーバボー☆な仰天出来事を教えて下さり、
ホンマ見方によっては「ただのボケ老人」的な感じですが(笑)、
私はそのおじいさんは真実を語り、真理を突いていると直感し、
終始真剣に聞いていました。
そして最後に、近畿圏におられる、ものすごい人たちの名前や居場所を
教えてくださり、バスを降りられていきました。
世の中には、ホトケサマのような人間もおられるんやなぁ・・・って
なんか理由もなく、そのおじいさんとお話ししているだけで
感動で胸が熱くなり、終始ウルウルしていました。
私もあんな神々しい眩しい後光の差した
お年寄りになりたいなぁ〜って決意した次第です。
そのおじいさんが去った後、
バスは車庫のようなところに行き、運転手さんはバスから降りて
私一人を乗せたままイキナリ、が〜っ☆と大きな機械が動き
水&ブラシで掃除しはじめました(驚)!
お客さんを乗せて掃除とは・・・大阪じゃー有り得ない状態っ!
田舎のコミュニティバスの何とも言えない、
おもしろくって自然体でそのまんまの風景です♪
そして、綺麗になったバス同様、
私のココロも綺麗になった気分になりましたぁ〜(笑)♪
んでもって、そのバスの車庫から
志度バスストップまでは、今度は運転手さんと
わんさかお話しさせて頂きました☆
先程お話しました、来年の遍路バスツアー客4倍!の情報は、
その運転手さんに教えていただきました。
その他にも、バスの運転手さんの「ここが楽しい」「ここがしんどい」という
裏話も教えて頂きました(笑)。
ほんま、地元の近鉄バスとか、大阪の市バスとかでは
絶対に有り得ない運転手さんの本音トークで、
めちゃくちゃ楽しかったです!
そんなかんだで、無事、志度バスストップから
大阪まで帰って行きました。
帰りのバスで気づいたこと。
あれだけ痛かった左上の奥歯(の歯茎)が痛みが
一気に和らいでました。もしや、ご利益・・・?!(笑)
(が、油断することなく、
ちゃんとメンテナンスしたいと思います)
来年は、四国お遍路よりも、
石鎚山修行に挑戦したいと思いま〜す☆
人生死ぬまで修行・・・
「人生即遍路」
私の好きな言葉です。
もっと志高く、もっと思考を深く、
そしてもっと心広く生きていきたいです。
お世話になった皆様、ありがとうございました。