気づき⑦「苦難が多すぎる人の特徴」

<写真:64番・前神寺の不動明王>

「なんでこんなにこの人は苦難が多いんや」

と思う人がおられます。

通観しますと、

①自分の器以上のことをしている

(出来る器がないのにやろうとしている、

自分にとって不必要なことをしている。己への無知。)

②その人自身が欲深い(もっと欲しい、もっと認められたいなどの歪んだ欲求が強い)

③その人自身やその人の家系に“罪”が山積している

上記1つ、もしくは2つ以上がからんでいるようです。

先日、倫理法人会の先輩から「捨てる実践」を教えて頂き、

私も早速はじめています(^^)♪

①物を捨てる

つまり自分にとって不必要な物を捨てるという実践です。

「まだ使える」とか「高価な物だった」とかそんなん一切なしで

使わないものは喜んですぱっと捨てます。

②心を捨てる

人へのうらみ・ねたみ、うらやむ心、不足不満の心・・・

あらゆるマイナスの感情を捨てます。

③命を捨てる

これは「死ぬ気で働く」「雑念を捨てて本気で働く」

「覚悟を決める」というたぐいのことです。

そして

④考えることを捨てる

つまり『即行(即止)』です。

気づいたことをすぐする、アカンと思ったらすぐやめる、だらだら続けない。

考えれば考える程、動けなくなってきます。

私はこの④がなかなか出来ず、ついあれこれ考えて、人に相談しまくり、

『賢い選択』をしてしまいます。

賢い選択は「間違いや失敗」ではないので、

一見いいかと思いますが、

賢い選択は常識的で、超常識的な奇跡は絶対に起こりません。

飛躍的に良くはなりません。

そんな人生もアリかとも一瞬考えましたが、

自分自身がよりよく幸せになり、

志を次世代にバトンタッチしていくことを思えば、

それは『人生の怠慢』だと思うようになりました。

私は今回の遍路を通して、『賢い選択』を捨て・・・

考えまくるこを捨てて、一切を感じたまま・・・つまり

自分の感性に、一切の運命を任せようと決意して帰ってきました。

・・・私とは全く逆で、己の感性のみで生きて

非効率(むだ)な失敗を繰り返している人もおられます。

私からしましたら羨ましい方々ですが、

結局のところ、どちらかの要素が強い・偏っているのは×で

TPOに合わせた調和が必要なんだと思います。