ご縁あって、知る人ぞ知る八尾・恩智の
和菓子屋さん「大阪さつま屋」さんへ
取材しに行きましたぁ〜(%笑う女%)(%ハート%)
ご主人の中原さんは、一見コワモテ&
典型的な職人タイプ…だけど本当は、
めちゃくちゃオモロイ“河内のおじさま”で、
少年がプラモデルを作るように、
和菓子に対して夢中に恋をする
純粋無垢なおじさまです(笑)。
高度経済成長時に鹿児島から出て来られ
(だからお店のロゴは島津藩の紋をあしらったものです)、
昭和43年に八尾で起業され以後、
定番商品はあまり変わることなく
コツコツ営業されて来られました。
![](/img/u43837/FI3971982_0E.jpg)
私が「大阪さつま屋」さんを知ったのは、
八尾商工会議所・八尾市役所・
八尾市観光協会主催の
「八尾コレクション2013」
(八尾らしい手土産スイーツのコレクション)の
グランプリを受賞された
『若ごぼう餅』からです(あらゆる賞の受賞以外にも、
テレビ等のマスコミにも頻繁に取材されてはります)。
定番商品に加え、八尾の名産の『若ごぼう』や枝豆、
べにたでを使った和菓子づくりで、
常に新しいことにもチャレンジされておられます。
![](/img/u43837/FI3971982_1E.jpg)
中原さんは「おかげさんで潰れることもなく、
させてもらってます」と穏やかに言われます。
企業寿命30年説がある中、
「潰れないのはどうしてなんですかぁ?」ってお伺いしても
「わしはようワカラン〜。一所懸命やってるだけやで」と言われます(笑)。
そんな中、取材時に出して頂いた
定番商品の草だんごをパクリと食べますと、
中原さんいわく「その串も、自分たちで作ってるんですワ」。
えっ?!
よくよく見ると確かに形が不揃い。。。
![](/img/u43837/FI3971982_2E.jpg)
厨房の奥では中原さんの奥様が
竹から棒を作っておられ、
冷蔵庫の中には、串になった竹たちが、
整理整頓された若ごぼうや枝豆たちと並んで
綺麗にタッパーに入れられていました。
竹はどこかから採って来るそうです。
私はそんなことを知り、なぜ「大阪さつま屋」さんが
商売繁盛しているかが分かりました☆
中原さんご自身がこだわる『ものづくり魂』と、
真にお客様(相手)が喜んで欲している『ものづくり魂』が、
完全に合一(一致)しているんや!ということが分かりました。
メインの草だんごだけこだわるのではなく、
ほぼ100%意識が向かないであろう串にも
手間隙かけ徹底的にこだわられるし、
和菓子を作る環境(厨房や店内)も
めちゃくちゃ整理整頓清掃されていて、
中原さんの仕事着も真っ白!
清々しい気が全体に充満しています。
やっぱり経営も、そして人生も、裏表がない…
誠心誠意やっている人間が最もしなやかで強い…
そして最終的に生き残ってゆくんやと確信を得ましたぁ(%笑う女%)(%王冠%)
大阪さつま屋さんHP
http://www.on-do.net/shop/satsumaya/
![](/img/u43837/FI3971982_3E.jpg)