小豆島八十八ヶ所めぐり〜歩き遍路〜 2日目・前編

7月23日(水)。いやはや。。。

めちゃくちゃロングで内容の濃い一日デシタ☆

ペンションのおばさんに、レモングラスのお茶と

香りがステキなレモングラスの葉っぱを頂き、

朝から、とってもルンルンなよしこちゃん。

ペンションを8時前に出て

(ここは遍路宿ではありませんので遅めです)、

旦那さまに土庄地区北部にあります

66番・等空庵まで送迎して頂きました。

ここからグルリ小豆島の左半分を

一周する修業が始まりました!

(今、小部という、岡山県&兵庫県が見える島北部におります)

次、68番・松林寺までの500メートルくらいで、

暑さと荷物の重さ

(今晩は宿が違うので、荷物は全部背負ってました)で、

ダラダラ歩いていました…が、

松林寺のご住職さんに

「今の君のペース(時間)だと、小部に着くのは

夜8時くらいになるし、

途中の「笠ヶ滝」は2時以降は通れないから、

間に合わないかも知れないよ」と、

厳しいご指摘を頂戴し、

「こりゃ〜、ダラダラしてる場合やないワ(>0<)!」

と腹をくくり直し、

昼食のおにぎり1つを休憩の間3回に分けて食べただけで、

ひたすら歩き続けました。

とにかく暑くて、普段あたり汗をかかない私でも

ダラダラかいて、かなりのデドックス効果でしたが、

3回日焼け止めを塗っても焼けてしまいましたが(涙)、

日影に入ると瀬戸内海の清々しい潮風が、

ほてったカラダを癒し冷ましてくれます。

今日のルートはコンビニとスーパーは

一軒も見ませんでしたが

(個人商店は何個かありましたが、見事に田舎デシタ…)、

エアコン効いた所はなくても

涼しいところはかなりありました。

後、海が近いところばかりですので、

蚊やハエが殆どおらず、休憩中快適でした!

70番・長勝寺はとっても美しい睡蓮の花に

囲まれた美しいお寺で、寺院の境内も手入れが

びしっ☆と行き届いていました。

納経所に若い男性のお坊さんがいて、

私のお経に合わせて、わざわざ鐘をついてくださり、

終わった後、「お接待です」と冷えた缶コーヒーを

お接待してくださり、

地図には載っていない、分かりやすい道順を教えてくださりました。

ほんと、感謝、感謝でした。。。

なんとか13時。

有数の札所である、

「第72番奥の院・笠ヶ滝」に着きました。

ここは岩場むきだしの、

とっても危ない修行場です。

だから、14時以降や、雨の日はお参り出来ません。

ほんと、岩がツルンツルン滑るので

ご高齢の方や、ちょっとスキがあれば、

ずるずると落ちていきそうです(^^;)。

だけど、私はこんな行場こそ「燃える」いや、

「萌える」のです(笑)。

女子のクセに、たまりません☆

息切らして、汗ガンガンかきながら、

岩場の上から眺める美しい風景を1人、眺めている瞬間が、

何ともいえないもの「生 〜せい〜」というもの、

「生きている」ということを実感し、

何とも言えない快感(=幸福感)があります。

そして遥か彼方に見える、美しい風景と共に、

現在過去未来の全てが、「観得る」という感覚に

捉われる瞬間もあり、これまた何とも言えない、感動・快感があります。

魂が揺さぶられる瞬間とは、このような境地なんだと思います。

(こんな時に、法螺貝でも吹けたらいいなと思います・爆☆)

生きてますと、いろんな時に「快感」というものを感じますが、

私は、こんなかんじで、こんな行をしている瞬間の快感が、

一番清らかで、そして強烈なので、

結構やみつきになっています(笑)。

ほんと、行をする為に生まれて来た女(!?)

なのかも・・・と、最近その推測は確信に変わって来ています。

<つづく>