それは何故か?
・・・他人は自分の一部であり、全てではないから。
一部は理解出来るが、それはほんの一部でしかない。
あと、人間は自分の色眼鏡(価値観&主観的な感情)で相手を見るので
一部しか見えないし、時と場合によっては間違った認識をしますので、
相手から見て判断する自分を『鵜呑み』にするのも危険であります。
・・・それは赤の他人だけでなく、
夫婦親子という縁深い人でも同じことが言えます。
『いつかは分かり合える』とか
『血が繋がっているから分かるだろう』とかは、
はっきり申しまして、ただの己の願望であり妄想であります。
分かり合える“瞬間”はあるにしても、それはあくまで一瞬であり、
人間は全員別々の個体であり、別々の価値観を持つ存在なので、
永久にそう成っているのは幻想であります。
(が、そうありたい・そう成りつつあるという希望や
前向きな思い込み・妄想は必要なんかなと思います・笑)
タチが悪いのが、
親密な関係程、相手に望むことが多くなるので、
「子どもは(パートナー)はこうあるべきだ」という
注文や不足不満が増幅します。
分からない・理解出来ないのが『当たり前』であり、普通。
一瞬理解し合えて『有難い』。 ※有ることが難しい
『夫婦親子だから分かり合えて当たり前』は
さっさと捨てるべきであり(そんなん韓国ドラマの中しかありません・笑)、
そんな妄想が、最も身近な人間関係を不幸に陥れています。
まずは自分自身が自分を的確に知り、
全てを受け入れ、全てを許してあげられるかで、
人生を意味づけ、そして決定づけてゆくのだと思います。
他人はあくまで、自分を知る手掛かり(一部)であり、
自分自身の全てではないということを
肝に銘じる必要があろうかと思います。
・・・ある方に頂いた、素晴らしい言葉なのですが・・・
相手に対して、
「あてにしない 期待しない 頼らない」
ということを体得すべきだというのです。
成程☆って思います。
相手に対して「こうして欲しい」という『くれくれ病』は
相手から「●●してくれない」という悪い気(エネルギー)を
貰うことになる訳です。
「あてにしない 期待しない 頼らない」という心構えが
真に徹底されると、
相手から上記の悪い気を一切貰わなくなるだけではく、
自分からいい気を周りの放出し、
そのいい気が「やまびこ」のようにこだまし、
より増幅されて、自分自身に還ってきて、
結局、自分自身が相手に対して希望した通りの
言動をしてくれるようになります(鏡の法則)。
おかげさまで日々、
いろんな学び・気づきがあり、それをちゃんと消化(昇華)して
アウトプット(ブログに書く・人様にお伝え)する作業が、
ちょっと追いついていません・・・(^^;)。